今日からできる!おうちコーヒー入門に必要な道具セットと使い方

2021.02.16
SHERE

長引く外出自粛や在宅勤務。作業のお供やちょっとした息抜きにあると嬉しいコーヒー。せっかくなら、こだわった美味しいコーヒーを飲みたいですよね。

これまではインスタントコーヒーを飲んでいたけど、「私もおうちで本格的なコーヒーを淹れられるようになりたい!」と思った方も多いはず。

ある調査によると、約4割の方が2020年に家でコーヒーを飲む機会が増えた、と応えています。

株式会社New Innovations『2020年版 コーヒーに関するアンケート』 ≫

しかしながら、なかなかカフェのように味にならず苦戦している方も多いのでは?

ということで今回は、自宅でも美味しいコーヒーを楽しんでいただくため、手始めに揃えておきたいコーヒー入門道具セットとその使い方をご紹介したいと思います!

1. 美味しいコーヒーを飲むため、最も大事なのは豆選び

まずは当たり前ですが、美味しいコーヒーを飲むためには、美味しいコーヒー豆を用意すること。これが一番大事です。

どんなに立派な道具が揃っていても、肝心のコーヒー豆が美味しくないと始まりません。

逆にいうと、質の良いコーヒー豆さえ選べば、多少抽出に失敗しても美味しく飲むことができます。

コーヒー豆を選ぶ基準はいろいろとありますが、一番大切なのは信頼できるコーヒー屋さんから買うこと。

その判断基準は以下の通りです。

“スペシャルティコーヒー”を謳っており、豆毎に産地や生産処理などについての説明がきちんとされていること

豆のパッケージなどに、いつ焙煎したのかが書かれていること

抽出レシピの紹介など、美味しく淹れるためのサポート体制があること

味の好みについても、上記の条件を満たしているコーヒー屋さんであれば、きっと相談にも乗ってくれるはず。

ご自分で豆を選ぶ際には、こちらの記事も参考にしてみてください!

また、豆を買う際は、お店で挽いてもらうより、豆のままで買うことをおすすめします。

その理由については後述にて。

2. コーヒーを淹れる道具|抽出器具を揃える

コーヒーを淹れることを抽出といい、その際使用する道具を抽出器具と呼びます。

全くのコーヒー初心者の方でも名前くらいは聞いたことがあるかもしれません。ドリッパーや、フレンチプレスなどがその一例です。

が、抽出器具は今や星の数ほどあり、昔ながらのスタンダードなものから、最新のもの、おしゃれで奇抜なデザインのものまで様々。

どれを選んでいいのか、迷ってしまう方も多いはず。

フレンチプレス(コーヒープレス)

いろいろチャレンジしてみるのも面白いと思いますが、今回はおうちコーヒー初心者にオススメなものということで、『フレンチプレス(コーヒープレス)』という抽出器具をご紹介しておきます。

フレンチプレスは、誰でも簡単に失敗なく美味しいコーヒーが淹れられます。

操作はとても簡単。

粉(コーヒーの挽き豆)とお湯の量、そして時間だけ計れば(量れば)OKです。

HARIO 浸漬式ドリッパー スイッチ

どうしてもハンドドリップに挑戦したい!という方には、『HARIO 浸漬式ドリッパー スイッチ』がおすすめ。

おうちコーヒー初心者から、小慣れた上級者まで。幅広く楽しめる抽出器具です。

3. コーヒー豆を挽く道具|ミル、グラインダー

自宅で美味しいコーヒーを淹れるのに大切なのは、『淹れる直前に挽く』ということ。

コーヒー豆はいわば風味の詰まったカプセル。淹れる直前に挽くことで、コーヒー豆の持つアロマ・フレーバーを、最大限楽しむことができます。

先ほどコーヒー豆の購入について、豆のままがおすすめといった理由の一つはこれ。

豆のまま購入し、ご自身で挽くことで得られるメリットが多いためです。

そして、自宅で豆を挽くのに必要なのが、ミル(グラインダー)という器具。

入門編としては、コンパクトな手挽きのハンドミルで十分です。

電動グラインダーを選ぶ際には、必ず『臼式(もしくはカット式)』のものを選びましょう。

安価に販売されている『プロペラ式』では粉の粒度が安定しません。

粒度が揃っていない挽き豆は、プロでも美味しく淹れるのが困難です。

実際にグラインダーを選ぶときには、こちらの記事も参考にしてみてくださいね。

4. プロのように湯を注ぐ|ケトル選びのコツ

フレンチプレスの抽出ではそこまで重要ではありませんが、ハンドドリップをするときには、注ぎ口の細いコーヒー用のケトルを使いましょう。

お湯を注ぐ早さのコントロールができるのはもちろん、質の良いケトルを使うと気分も上がります。

本格派の方にオススメなのは、温度設定のできる電気ケトル。

抽出は、使うお湯の温度によって仕上がりが大きく変わってきます。

お湯の温度にまで気を使うことで、自宅で飲むコーヒーはまた一段と美味しくなります。

5. プロの一手間!キッチンスケールで量ることの重要性

プロのように美味しいコーヒーを安定して淹れるには、コーヒー粉・お湯の分量をしっかりと量ることが大切です。

そのため、面倒でも絶対に使っていただきたいのが、重さを量るキッチンスケール(電子はかり)です。

一般的なキッチンスケール(電子はかり)でももちろんOKですが、本格派の方はコーヒー用のものを用意するのもオススメです。

やはり少し値は張りますが、重さと一緒に時間が計れるものや、スマホと連動するものなどもあり。

たかがスケール、しかし上級者になるほどこだわりたいのはこの道具なのです。

湯量を量る大切さについては、こちらの記事もご参照ください。

まとめ:おうちコーヒー入門編にオススメ『Starter Kit』

自宅でのコーヒーデビューで揃えたいグッズについてご紹介してきましたが、これらを揃えるのにオススメなのがTHE COFFEESHOPで発売中の『Starter Kit』です。

THE COFFEESHOPのスペシャルティコーヒー2種と、抽出器具のフレンチプレス、手挽きミルがセットになった内容で、この一式さえあれば誰でも簡単におうちコーヒーを始められます。

フレンチプレスなので細口のケトルは不要ですし、コーヒー豆は1回の抽出分ごとに小分けしてお届けできるので、スケールがなくてもOK。

詳しい淹れ方のレシピは動画でもご紹介しているので、ぜひご覧ください!

自分で美味しいコーヒーを淹れるというと、難しく考えすぎたり、ハードルが高いと感じるかもしれませんが、実はやってみると意外と簡単で、なにより楽しいものだとわかってもらえるはず。

抽出に使うグッズも、まずは必要最低限のものから始めて、徐々に揃えていくのもいいですね。

こだわりの抽出グッズで淹れたコーヒーは、きっと格別な味になるはずです!

WRITER

THE COFFEESHOP

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