THE COFFEESHOP 5つのこだわり|生豆の買付から焙煎・販売まで一貫して行うコーヒー店

スペシャルティコーヒーのみならず、コーヒー専門店が増え続けている昨今。
改めてTHE COFFEESHOPのこだわりを知っていただきたいと思います。
ぜひ最後までご覧いただけると嬉しいです。
THE COFFEESHOP ってどんなお店?
『No Sugar, But Sweet.』を掲げ、2011年に東京でスペシャルティコーヒー専門店として始まり、2025年で15年目を迎えます。
当時日本ではまだ認知度の低かった、スペシャルティコーヒーのみを取扱い、豆ごとの個性を最大限に引き出す焙煎と抽出を目指して営業を続けてきました。
自家焙煎の豆販売に切り替えてから今年で12年目。
富ヶ谷の店舗はいずれの最寄駅からも徒歩10分程度と距離があるため、足を運んでくださるお客様に対して、一番いいコーヒーをお届けしたいと思っています。
おかげさまでコーヒーイベントへの出店機会をいただくことも増え、より多くの方に当店を知っていただく機会が増えてくる中で、改めてTHE COFFEESHOPのこだわりを知っていただけると幸いです。
事項より、5つにわけてご紹介していきます。

1, コーヒー豆はすべてテイスティングして厳選|自分たちが本当に飲みたいと思うものだけを提供
店頭で取り扱うコーヒー豆は、カッピングで味を確認し、品質と価格のバランスを見極めながら、自分が毎日飲みたいと思うものを選定しています。
コーヒーは趣向品であり、もたらす効果は人それぞれですが、飲料としての役割は美味しくあること。
特にスペシャルティコーヒーは審査の元、一定基準の点数を満たした品質の高いコーヒーばかりです。
個性豊かな味わいを持つ豆の中から、お店のコンセプトにある『No Sugar, But Sweet.』に沿った豆を選ぶことはとても大切で、お店の軸を作っています。
『THE COFFEESHOPに行けばこういうコーヒー豆が買える』そうお客様に思っていただけるよう、今後も納得したコーヒー豆のみ取り扱っていきます。

2, 生産地での現地調査|コーヒー農園の取り組み、生産者の努力などを知ることの重要性
私たちが取り扱っているスペシャルティコーヒーは、海外からの輸入品です。
そのため、なかなか生産者の方と直接コミュニケーションを取る機会がありません。
だからこそ、ある限りの機会を使って生産地に足を運びます。
現地に行って話を聞き、見なければとわからないことが沢山あるからです。
例えば、コーヒーの味の欠点につながってしまう害虫への対策を研究したり、病気に強い品種の研究も日々行われています。
また、コーヒーの生産処理で使用される水は、周辺の森林環境によくないとされていましたが、その影響を少しでも減らし、コーヒー事業を持続的に手がけられるよう、農園をはじめ生産地域一帯となって対策に取り組む方達が大勢います。
こういったコーヒーへの情熱は、コーヒーが生活の糧になっていることはもちろん、家業として引き継いだ責任感を持っている方が多くいる印象で、輸入業者からいただく資料だけではその熱量を感じるきることができません。
産地に行かず、日本国内で開催される輸入業者のカッピング会に参加すれば、味を確認しながら買い付けることはできまが、実際に産地に行くと、その熱量の大きさに圧倒されます。
だからこそ日本で取り扱う責任感も生まれますし、その気持ちをお客様にも伝えていくことが、ロースターの役割であるとも考えています。
実際の現地訪問時のレポートもあるので、ぜひ下記リンクからチェックしてみてください!

3, 焙煎をルーティンにしない|積み重ねた「データベース」と職人の「勘」
少し専門的な話しになりますが、THE CFFEESHOPは固定された焙煎プロファイルがありません。
定期便を含め、年間約60種類以上のコーヒーを焙煎しますが、その都度生豆の状態に対してアプローチを変更しています。
コーヒーを飲んだ時にそれぞれ味に個性があるように、生豆の性質も異なりますし、そこに天気・気温・湿度などの外的要因も絡まるため、同じようなアプローチをしても違う味に仕上がってしまうからです。
様々な条件を踏まえ、どういう味に仕上げたいかを明確化してから焙煎し、その豆に対する焙煎プロファイルを作成します。
これはパソコンなどで温度変化のログの蓄積ができるようになった今、一見アナログに見えるかもしれません。
しかし感覚としてデータの蓄積になり、そこから応用をして様々な状況の豆に対する対応方法を見つけることができます。
特に日本は四季もあるため、外的要因での焙煎環境の変化はかなり大きく、そこに対応していくには枠組みだけに捉われないようにすることが重要です。
下記マガジンでより詳しく対応方法をご紹介しているので、ご興味ありましたらご覧ください。
実際の焙煎映像に解説をつけた動画も公開中です!
4, 鮮度管理|独自の手法で「飲み頃」のコーヒーをお届け
THE COFFEESHOPでは店頭・オンラインで購入いただくコーヒー豆の販売期間を1週間(プレミアムクロップの場合は2週間)に設定し、鮮度管理を行っています。
お客様の手元に届いてから飲み切っていただくまで、エイジングを含めた味の変化をポジティブに楽しんでいただくことが目的です。
実際の飲みごろは焙煎から2週間〜1ヶ月以内のものが多く、程よく豆からガスが抜けて抽出に失敗しにくいため、ご自宅でも美味しく出来上がりやすい思います。
また、オンラインストアの発送時には脱酸素材のエージレスを封入することで、より安定した品質でお手元に届くよう工夫しています。
店頭での抽出に使用する豆も同様の鮮度管理期間を設けており、飲み頃のコーヒー豆を個性を引き出せるように器具を選定することで、よりお客様の好みの味で楽しめるように努めています。
お近くにお越しの際はぜひ一度足を運んでいただきたいです。
5, Youtubeやマガジンでの情報提供|From Seed to Cup
公式Youtubeでの動画配信をはじめ、マガジンコンテンツでの抽出レシピ紹介などで積極的に情報を発信しています。
スペシャルティコーヒーの理念の一つである【From Seed to Cup】はお客様のカップまで一貫した品質の高さと、美味しさをキープするということ。
つまり、お店で豆を購入していただいたら終了するわけではなく、ご自宅であっても美味しいコーヒーを飲めるような環境作りをすることが私たちの役目です。
お届けしたコーヒーにご満足いただけるよう、レシピ提供だけではなく器具の販売も行うことで、よりスペシャルティコーヒーの理念に沿えるような取り組みをしています。

今後もよりよいスペシャルティコーヒーをご提供するために
ここまでTHE COFFEESHOPのこだわりを5つご紹介しました。
はじめましての方にも、すでにご利用いただいているお客様にも、今後もこのこだわりを大切に美味しいコーヒーをお届けしていければと考えています。
店頭へのご来店、オンラインストアや出店会場で、ぜひ一度THE COFFEESHOPのコーヒーを味わっていただけると嬉しいです!
店舗情報
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〒151-0063 東京都渋谷区富ヶ谷2-22-12
9:00-18:00(Drink L.O. 17:30)
※席あり 4席
03-6407-1344
駒場東大前駅:徒歩約13分 / 代々木公園駅:徒歩約15分
WRITER
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Mayuka Jimbo
THE COFFEESHOPバリスタ・ストアサブマネージャー。
富ヶ谷のロースタリーROAST WORKSにてドリンクを提供。フードペアリング担当。レシピの改善や、抽出技術の向上に日々取り組んでいる。
毎週日曜8:45〜はInstagramとYouTubeで15分間のライブ配信中!
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