スペシャルティコーヒーとは|コーヒーノキというコーヒーの木を知っていますか?
コーヒーについて調べようと思って、ネットで検索をしても、情報は多いけど結局どこのなにを見ればいいの、コーヒーに興味をもたれた方はこういった経験あると思います。そんな経験をしたスタッフの発案で、コーヒーのそもそもを知ってもらうための特集を連載させていただくことになりました!少しカタくて難しいお話を、できるだけ分かりやすくポイントを絞ってお伝えできればと思っていますので、お付き合いください。
それでは、Vol.1ではコーヒーチェリー(実)を付ける『コーヒーノキ』という植物について紹介していきましょう。
コーヒーの実について
植物としてのコーヒー『コーヒーノキ』は、アカネ科の、エチオピアを原産国とした常緑植物、ということができます。飲料の「コーヒー」は、この植物の種を取り出し、熱を加えて焙煎し、砕いた後お湯または水でその成分を抽出したものとなります。
…なんだか難しい話みたいになってきましたね(笑)。アフリカには今でも野生のコーヒーノキが見られる地域もありますが、世界的にみると、コーヒーノキはその種から作られるコーヒーのために商品作物として栽培されています。栽培に適している地域は、熱帯の標高が高い地域。どちらかというと限られた環境でしか栽培のできない植物ですね。コーヒーノキは、このような植物です。
枝についている緑色や赤色をしているのが、のちのちコーヒーになる果実ですね。その実ができ始める前に、コーヒーノキはきれいな花を咲かせます。
きれいな花ですよね。コーヒーの花が咲く頃の農園には、ジャスミンのような甘い匂いが漂うそうですよ。やがて花が落ちた後、このようにして果実が成長していきます。
コーヒーノキの果実は、できたばかりの若いころは緑色をしています。緑色の木の実は熟していくにつれて、色が変わっていきます。写真は赤い色に熟していく種類ですが、黄色に熟していく種類のコーヒーノキもあります。
写真をご覧になるとわかるように、コーヒーノキの果実は、同じ枝でも花の咲く時期や木の栄養状態、日の当たり方の違いによって、完熟する時期が違ってしまいます。これは同じ区画に植えられている木同士でも違いますし、同時に完熟することはほとんどありません。この写真は、どちらかというと均一に熟している方です。栽培されているコーヒーの多くは、こんなに熟し方が違うことのほうが多いです。
手前の緑色をしている果実はできたばかりの若い果実ですが、奥に見える赤色の果実は、ほぼ完熟しているような状態です。赤い色をした果実の下にあるオレンジがかったのは、まだまだ熟している途中ですね。このことがまず、美味しいコーヒーを作る上で大事なことになりますので、よく覚えておいてくださいね。
まとめ
コーヒーノキとは...
・エチオピア原産
・熱帯の、標高の高い地域が栽培に適している
・コーヒーノキの果実に入っている種子がコーヒーになる
・果実が完熟する時期は、同じ木でもまちまち
Vol.1の〈コーヒーノキについて〉、いかがでしたか。次回はこのコーヒーノキから〈コーヒーチェリーの収穫について〉見ていきましょう。それでは、次回も楽しみにお待ちください。
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