2020.07.31

高級食パンに合うコーヒーを考える|コーヒーペアリング

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朝食にパンとコーヒー、お昼にサンドイッチとコーヒー、ちょっと小腹が空いた時の菓子パンとコーヒー。みなさんも当然ご存知と思いますが、パンとコーヒーはとても相性が良いものですよね。

しかし、実は合わせるコーヒーによって、かなり相性に差が生まれるのを知っていましたか?今回はスタッフお気に入りの高級食パンと、3種類の焙煎度違いのコーヒーをペアリング。どんな相乗効果が生まれるのか、検証してみました。

食パンとコーヒー

目次

食パンにあうコーヒーを考える(予想)

食パンとコーヒー

生で食べると甘くてミルキーな味わいを感じたり、トーストにすれば香ばしい香りにサクサクとした食感を味わえたり…。いろいろな味わいを楽しめるのが食パンの良さですよね。そんな食パンの良さを引き立てるコーヒーとは、一体どんなものなのでしょうか。

苦味が強くボディ感のあるコーヒーは、食パンの風味を消してしまったり、トーストした際の香ばしさで苦味がより際立ちそう。酸味の強いコーヒーだと味がばらついて、まとまりのない味わいになってしまいそう。

ということで、事前予想では香ばしさ・甘さ・酸味などのバランスの良い中煎り程度の豆が、食パンのいいところを邪魔せず、お互い引き立てあう仲になるのではと予想しました。

検証内容

検証は、生食パンに対して、焙煎度の異なるコーヒー豆3種類をペアリング。同様に、トーストしたものに対してもペアリングを実施。どのようなマリアージュを生み出すのか、確認していきます。

今回使用した食パン、およびコーヒー豆のフレーバーコメントは以下の通り。

▼ 生食パン
水にこだわってつくられた高級食パン。
チーズや生クリーム、牛乳のような風味と甘さを感じられます。
食感はフワフワですが、しっとりとした重さもありました。

▼ トースト
乳製品のような甘さは、生の時よりも少しだけ弱まります。
中はしっとりフワフワですが、さらに香ばしい香りとサクサク感が加わりました。

● ダークミックス
深煎りのブレンド。
ダークチョコレートやビターキャラメルのような風味。
しっかりとしたボディ感と、滑らかな質感があります。

● ブラジルセーハ・ダス・トレス・バハス
中煎り後半。
チョコレートやナッツ、ほのかにパッションフルーツのような風味。
滑らかな質感で、キャラメルのような甘さが長く続きます。

● ルワンダレメラ・ナチュラル
浅煎り後半。
スウィートで、アプリコットやアップル、紅茶のような風味。
とろみのある質感で、ブラウンシュガーのような甘さが長く続きます。

コーヒー豆の商品一覧はこちら
https://os.thecoffeeshop.jp/fs/thecoffeeshop/c/beans

生食パンとコーヒー

食パンとコーヒー

素材にこだわり丁寧に作られた生食パンは、コクも風味も強い!食パンの味そのものをしっかりと楽しみたい時に合わせるコーヒーは、一体何がいいのでしょうか。

予想では、バランスの良い豆が生食パンの良さを引き立てるのではないか。とのことでしたが、果たして…。

いざ、実食。

食パンとコーヒー

( ↑ どんな味になるのかドキドキ…。)

以下、ロースター萩原のコメントです。

深煎りブレンド豆|ダークミックス

コーヒーが強過ぎる印象。コーヒーの味に、生食パンの甘みや風味が隠れてしまいました。
合うと言えば合いますが、相乗効果というより、お互いの味を打ち消しあってしまい、もったいない組み合わせとなってしまいました。

中煎りシングル|ブラジル

風味や甘み、酸味などのバランスが最もとれたブラジルのコーヒー豆。予想ではこちらが最も合いそうでした。
が、パンの良さを邪魔してはいないものの、これと言った驚きは感じられず…。良くも悪くも特徴の少ないブラジルでは、高級食パンの強い風味に負けてしまったようです。

浅煎りシングル|ルワンダ

意外だったのは、これでしたね!
生食パンの甘さと、コーヒーの酸味がよく合いました。
組み合わせることで、生食パンがまるでスイーツのように感じられ、相乗効果を得られました。
さわやかなモーニングにいただきたいですね。

トーストとコーヒー

続いてトースト編。
生食パンのときは、意外にもフルーティで酸味のある豆が合いましたが、カリッと香ばしく焼かれたトーストとの相性はいかほどでしょうか。

やはりここは当初の想定通り、バランスのとれた中煎りのコーヒーが合うのではないかと予想。

トーストとコーヒー

それでは、実食。以下、ロースター萩原コメントです。

深煎りブレンド|ダークミックス

生食パンの時と同様、やはりコーヒーが強く、トースト相手でも勝ってしまいました。
ボディがしっかりとしているコーヒーは、パンの繊細な味を隠してしまう様です。

中煎りシングル|ブラジル

こちらはトーストの香ばしさと良く合いました。
コーヒーの弱い酸味が、味のリセットの役割を果たし、お互いの香ばしさが引き立て合い協調している印象。
ブラジルのバランスの良さが活きましたね。

浅煎りシングル|ルワンダ

生の時は良かったのですが、トーストは難しいようです。
コーヒーの酸味とフレーバー、それにトーストの香ばしさとが、うまく交わらず。
どっちつかずな感じになってしまいました。

食パンとコーヒー

検証結果まとめ

深煎りのコーヒーは、コーヒーとパンが別々に主張し、生でも焼いてもうまく合いませんでした。甘さと苦味の強さ、そして後味も長いことが、合わせにくかった原因かと思います。

中煎りでバランスの良さが特徴のブラジルコーヒーは、生でもトーストでも邪魔をせず、甘さや香ばしさを膨らませてくれるイメージです。
こちらの豆は、しっかりと味の強い食パンとも相性が良さそうですね。

そして浅煎りのルワンダコーヒーは、トーストの香ばしさとはハッキリとあいませんが、生食パンとの組み合わせは驚くほどにマッチしました。

マッチというより、意外性が面白い!といった感じでしょうか。コーヒーの持つフルーツの様な甘さと酸味が、パンが持つ生クリームのような甘さと非常によく合うという結果に。パンとコーヒーを交互に口に運びたくなる、そんなペアリングとなりました。

食パンとコーヒー

普段何気なく組み合わせているパンとコーヒー。

今回は高級食パンとのペアリングでしたが、個々のコーヒーが持つ特徴によって、かなり味わいに差が生じること、お分かりいただけたかと思います。

王道の組み合わせだからこそ、ちょっと組み合わせを変えるだけで様々な味に変化するのが面白いですね。

皆さんもぜひ色々試して、お気に入りのパンに合う最高のコーヒーを見つけてみてくださいね!

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