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コーヒーの粉 粒度分布について【ダブルグラインドの意味とは】※概要欄もご覧ください!
こんにちは。THE COFFEESHOPの神保です。
今回は、先週コメントでいただいたダブルグラインドについて、実際に粒度分布を比較した内容になります。
抽出した味の違いは来週お届けしますが、まずは粉にどういった違いができるのか確認していただけると嬉しいです。
お時間ありましたら最後までご覧ください🙇♀️
📽粒度分布とは👩🍳
〈粒度分布とは、粒子の集合体である「粉体」の、粒子径の広がり(分布)を表したものです。〉
※アイメックス株式会社HPより
文字で見ると難しく聞こえますが、どのくらいの粒の大きさの粉がどの割合ではいっているのか。という意味合いになります。
そもそも、コーヒーの抽出は粉からお湯を介して成分を取り出す工程を指します。
分量やレシピ構成もとても大切ですが、まずは粉がどういった状態なのかということも観点に入れておく必要があると感じています。
【検証方法】
コーヒーの粉を中挽きで20g用意し、ダブルグラインドあり・なしそれぞれ30秒間、KRUVEでふるって粒度を確認します。
※今回は、700μm程度を中挽きと定義し、800μmと400μmのメモリをセットしKRUVEを使用しました。
これにより、KRUVE下段には400μm以下の微粉、中段に700μmから500μmの中挽きと定義した粉、上段に700μm以上の粗い粉が残り、粒度分布を確認することができます。
【検証結果】
ダブルグラインドなしの場合
粗い粉:13.6g 中挽き:6g 微粉:0.2g
ダブルグラインドありの場合
粗い粉:11.2g 中挽き:8.6g 微粉:0.1g以下
検証結果はダブルグラインドありの方が、より中挽きの粉が多い分布になりました。
使いたい粉の粒度をより多くするためには、ダブルグラインドが有効となります。
まとめと次回の配信内容🎯
今回はダブルグラインドあり・なしで粒度分布に違いがあるのか、そもそもの粒度分布定義について簡単に確認しました。
来週は、ダブルグラインドあり・なしの粉をそれぞれ実際に抽出し、味に違いがあるのか確認していきます。
お時間ありましたらぜひご覧いただけると嬉しいです💐
さらりとした飲み口の中に様々なフルーツが顔を出す、浅煎りのペルーをご紹介します。
Peru🇵🇪
Jorge Diaz Campos
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ホルヘ・ディアス・カンポス氏は、ペルー、アマゾン地域、カハマルカ地区に農園を持つ生産者で、この地域に根付く協同組合(Norcafe)に所属し、高品質のマイクロロット生産にコミットしている組合メンバーの一人です。
コーヒー栽培のほか家族は家畜飼育や養蜂にも従事。
三男のホルヘ・ディアスは、2017〜2018年にNorcafe協同組合で働いた経験を活かして、自分の農園とコーヒーの品質を継続的に向上させています。
割合こそ不明なもののゲイシャが含まれた複数品種のミックスロット。
特に冷めたときに現れるハーブ感、色でいうとグリーン系のフレーバーにはゲイシャの面影を感じます。
ペルーらしい慎ましさの中に感じる品種ミックスロットならではのめくるめく複雑味。ぜひお試しください!
独特な発酵から生まれる、ミルキーなフレーバーが特徴のコーヒーをご紹介します。
Nicaragua🇳🇮
La Escondida Perla Negra
ラクティック、カシューナッツ、アップル、シトラス、ほのかにトロピカルな風味。 とろみのある質感で、キャラメルのような甘さが長く続きます。
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ペルラ・ネグラ(Perla Negra)という特殊な生産処理を行なったロットです。
プロセス名のペルラ・ネグラとは、英語で黒い真珠(Black Perl)を意味します。
その名からも想像されるように、コスタリカなどで行われているブラックハニーの亜種のようなプロセスです。
生産者のミエリッヒは、日本で人気のあるマンデリンのスマトラ式製法にインスパイアを受けて生産したと語ります。
コーヒーの味わいは独特そのもので、チェリーやアップルなどの明るい果実味の中に、チーズやヨーグルトのような乳製品のフレーバーを感じます。
挑戦的かつ伝統的な手法も感じるコーヒー豆です。ぜひ一度お試しください。
エルサルバドルの誇りと伝統。
待望のパカマラ・ウォッシュトのご紹介です。
El Salvador🇸🇻
La Hondurita & El Trompillo Pacamara
グレープフルーツやマカダミアナッツ、バタースコッチのような風味。 とろみのある質感で、ブラウンシュガーのような甘さが長く続きます。
_____________________________________
今回ご紹介のこのコーヒーは、2023年3月にロースター萩原が訪れたエルサルバドルにて、現地でセレクトしてきたロットのひとつ。
コーヒーを届けてくれたエクスポーター・Cafe Norは、1800年代・4世代前から続く、伝統ある会社です。
エルサルバドル北部に位置するサンタアナ・チャラテナンゴの小規模生産者たちのチェリーを集め、サンタアナ近郊にあるドライミルで精製を行っています。
今回はラ・ホンジュリータとエル・トロンピーヨという二つの農園で収穫された、パカマラ種・ウォッシュトプロセスのカスタムロットをご用意いました。
THE COFFEESHOPの定番商品になりつつあるエルサルバドルのパカマラ種。
どうぞお楽しみください!
24/07/17🇷🇼発売中のコーヒー豆を紹介します|Rwanda / Shyira CWS Washed
☕️💭
🇷🇼Rwanda / Shyira CWS Washed
ルワンダ随一のテロワール、果実味と甘さの重なり合いが楽しめる、シーラCWS・フリーウォッシュド!
浅煎り。
スウィートレモンやグリーンアップル、冷めるにつれてフローラル、ベルガモットのような風味。
ラウンドな質感で、上白糖のような甘い余韻が爽やかに続きます。
👇お買い求めはこちら
https://os.thecoffeeshop.jp/c/beans/00485
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Sibarist Booster / シバリスト ブースター 45mm
世界チャンピオンも愛用する、最新のドリップアシストツールが再入荷します。
7/18(木)12:00~
THE COFFEESHOP ONLINE STOREにて再販予定
※少量入荷となります
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ペーパーフィルターとドリッパーの間に設置することで、コーヒーベッドの真下にあるペーパーフィルターの接触点を飛躍的に増やし、流速に変化をつけることができます。
ブースターを追加するだけで、お使いの抽出器具を変えることなく、より細かく挽いたり、より甘くしたり、よりコクを出したりなど、より幅広いコーヒーの味を楽しむことが可能です。
商品詳細の動画を、YouTubeで公開しております。
ご興味ありましたらぜひ併せてご確認ください。
7/20(土)9:00〜ガレージセールをROAST WORKS店内にて行います🛍️
検証で使用したコーヒー器具(ドリッパーなど)をお安くGETできるチャンスです🤲
ぜひお買い物ついででもチェックしていただけると嬉しいです。
※お持ち帰りいただく袋などご持参いただけますと助かります。
ご来店お待ちしております!
#thecoffeeshop
#ガレージセール
#富ヶ谷
#渋谷カフェ
#代々木上原
#代々木八幡
HARIO V60 抽出レシピ作成※概要欄もご覧ください!
こんにちは。THE COFFEESHOPの神保です。
今回は、先週上手くいかなかったHARIO V60抽出レシピ修正版をご紹介します。
お時間ありましたら、概要欄と合わせて最後までご覧いただけると嬉しいです🙇♀️
📽HARIO V60抽出レシピ👩🍳
手軽さはもちろん、日本を代表するドリッパーで、多くの方が手に取ったことがあると思います。
多く流通していますし、コーヒーをこれから始める方へ向けたWEBの記事でもおすすめの器具として紹介されていることが多いと思いますが、今回レシピを作成するにあたって、基本が一番難しいと感じました。
修正に時間がかかってしまった理由は下記の2点です
①お湯抜けが速いので、狙った味わいを出すのが難しい
②粉の層が厚くなるため、ドリッパー内で粉が縦に攪拌されやすい
HARIO V60の利点でもあるお湯抜けの速さが思ったよりもコントロールしにくく、粉は中挽きより粗くしないと決めていたこともあって調整が難しかったです。
一旦、最終的な抽出レシピを下記に記載します!
使用した豆:El Salvador / La Hondurita & El Trompillo Pacamara
(エルサルバドル / ラ・ホンジュリータ & エル・トロンピーヨ・パカマラ
)
グレープフルーツやマカダミアナッツ、バタースコッチのような風味。 とろみのある質感で、ブラウンシュガーのような甘さが長く続きます。
https://os.thecoffeeshop.jp/c/beans/00490
〈考案レシピ〉
粉:18g(中細挽き)Time more c2:21 c3:15
お湯:300g(88℃)
0’00”~0’15” 50g サークルプア
0’35”~0’50” 50g サークルプア
1’10~1’25” 60g サークルプア
1’45”~2’20” 140g センタープア
3’00” でドリッパーを外す
浅煎り〜中煎り前半のような酸味がある豆は果実のようなジューシーな酸味と丸い甘さ、中煎り〜深煎りの甘さがある豆は、フレーバーとしっかりした甘さのある味わいを取り出しやすいと思います。
HARIO V60のコンセプトの一つに、ペーパーフィルターであってもネルドリップのような味わいを取り出すというものがあり、今回は口当たりは軽やかながら、味の軸をしっかり取り出せるようなレシピ作りを意識しました。
中挽きより細かい粉を使うレシピで難しかった点は、抽出される味の順番が粗い粒度よりも顕著に表現される、という点です。
以前のライブ配信で、ハンドドリップの投入回数ごとにカップを分けて、味を確認していく内容をお届けしました。1投1投で抽出される味が違い、コーヒー成分の抽出には溶け出す順番があることを確認しましたが、細かい粉の場合はその順序が顕著なため、全体の味のバランスを組み立てることが難しかったです。
今まで粗い粒度になりがちだったのは、味全体のバランスが組立やすく、スムーズにレシピを作成しやすかったため、無意識にその傾向が強くなっていたなと反省しました。
今後はより粒度と、コーヒーの成分に関する知識を増やして、多角的にコーヒーの抽出を理論付けていければと思います。
まとめ🎯
今回はHARIO V60抽出レシピの修正点と、今後の課題についてお話ししました。
レシピの作成方法により幅を持たせられるよう、勉強していきます!
来週もお時間ありましたらご覧いただけると嬉しいです🌷
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9:00-SUNSET(18:00)
※席あり 4席
03-6407-1344
駒場東大前駅:徒歩約13分 / 代々木公園駅:徒歩約15分
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