コーヒー通なら抑えておきたいNinety Plus Coffeeの魅力!

2015.09.10


現在、PREMIUM CROPでご提供しているEthiopia / Tchembeの商品ページでもご紹介しています、ナインティ・プラス社。とてもおもしろいコーヒー作りを行っている会社ですので、今回はその一端をご紹介しようと思います。

ナインティプラスのパッケージ

ナインティ・プラスのエチオピア

ナインティ・プラスのエチオピアのロット「チェンべ」、 コーヒー定期便のBEANS DELIVERY SERVICEで同じくエチオピアの「ハチラ」というコーヒーを ご紹介したことがあります。どちらもフレーバーがとてもユニークで、ずいぶんと お客様に面白がっていただいたような記憶があります。

そのフレーバーを作り出すために、ナインティ・プラスはエチオピアコーヒーに 対して、非常に熱心に取り組んでいます。産地に植わっている品種と、気候、生産処理 から生まれるフレーバーのパターンを独自に分析し、求める味わいを作り出しているのです。

そして、その作り方を徹底させるために、エチオピアの生産者たちが理解できる言葉で マニュアルを作成し、それを遵守させる、という方法をとっています。

そうして出来上がったコーヒーたちを、求める味わいに合わせて時には数種類の ロットを生豆でブレンドし、ロットを作り上げているのです。 たとえばチェンべなら、バナナやトロピカルフルーツ。ハチラなら洋梨やベリーと いったように、名前に対応した味わいのロットを独自に作る、というのが彼らの手法。 だから、チェンべやハチラといったコーヒーの名前は、なんと彼らの造語なんです!

ナインティ・プラスはゲイシャ種のコーヒーも作っています

ナインティ・プラスは2009年に、パナマに「ゲイシャ種」のコーヒーを植えた 直営農園を始めました。そのゲイシャ・エステートは微小気候ごとに27の区画に 分けてゲイシャを栽培し、様々なフレーバーのゲイシャ種のコーヒーを作っています。

区画ごとに違う気候から生まれる風味の違い、そして生産処理によっても違う風味の違いを、 エチオピアと同じように幾つか組み合わせたり、特定の区画のみで作ったりして、まさに 無限のコーヒーの風味を作っているのです。

ナインティ・プラスのおもしろさ

スペシャルティコーヒーが広まってくるにつれて、コーヒーの生産者はもとより標高、 生産処理、品種といった色々な情報が多くの人に知られるようになってきました。

しかしナインティ・プラスの、特にエチオピアのコーヒーは、実はベールに 包まれています。ナチュラルに特徴的なフレーバーがあったとしても、全てのコーヒーが ナチュラル(生産処理の種類)なのか、など、そういったことまでは、彼らは公開していません。

しかし、ロットごとに特徴的なフレーバーは確かにありますし、何よりやっぱり 美味しいんですよ。私が初めてナインティ・プラスのコーヒーを飲んだ時の衝撃は、 とてもすさまじいものでした。「コーヒーにはまだまだこんなにおもしろい事ができるんだ!!」 と感動したことを覚えています。

そんなおもしろいコーヒーなので、これもひとつのコーヒーのおもしろさとして 感じて頂ければ嬉しいです。

ナインティプラスのジップ
リチェロはチャック付きグレインプロ入り。こんなところにも気を遣っています。

BEANS NAVIバナー記事下


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