MIIINK TOKYO – Coffee Lifestyle Interview - THE COFFEESHOP(ザ・コーヒーショップ) | THE COFFEESHOP(ザ・コーヒーショップ)

Coffee Lifestyle Interview
2020.5.26

「タトゥースタジオをカフェにしたい」
MIIINK TOKYO

−miiさんには、MIIINK TOKYOオリジナルドリップバッグコーヒーをオーダーしていただきました。中身のコーヒーはMIIINK TOKYOオリジナルブレンド。

こんにちは。miiです。
代々木八幡のタトゥースタジオ『MIIINK TOKYO』で彫り師をしています。

コーヒーはブラック派です。甘くないコーヒーが好き。朝、家で飲んで、仕事中にも飲むので、1日2杯飲んでいます。

オリジナルのコーヒーを作ろうと思ったきっかけは、いつかタトゥーショップでコーヒーを提供したいと思ったから。カフェを作りたいのかなぁって最近思い始めちゃってるけど。

海外だと、タトゥーショップがもっとポピュラーなものだから、タトゥーショップと併設して一緒にバーバーがあったり、コーヒーショップがあったりするじゃない?それを日本でやりたいから、数年後とかに。その前段階として、気軽に淹れられるドリップバッグはいいなぁって。

自分でデザインだけじゃなくて、中身のコーヒーまでこだわりを持って発信したかったし、THE COFFEESHOPさんで焙煎しているのを見て、オリジナルで作ってもらうのがすごく特別で面白いと思いました。

−人生初めてのブレンド体験。オリジナルブレンドの作製は難しかったですか?

体験はすごく面白かったです。全然難しくはないです。

ブレンドを決める際は何種類も飲み比べをさせていただいて、味の違いに驚きました。

今回作った”Bitter”(深煎りのオリジナルブレンド)に関しては、仕事中に目を覚ますようなパンチが欲しかったので、わがまま言って苦味を強めにしてもらいました。

深煎りだとカフェイン強めになるんですか?

−厳密に言うと、焙煎が浅い方がカフェインは僅かに多いですが、誤差程度です。

そうなんですか!苦い方が多いと思っていました。ほぼ変わらないんですね。

−コーヒーは3種類ご用意させていただきました。それぞれのコンセプトは?

“Light”はスッキリめでフルーティな、朝に飲むコーヒー。
タロットのWORLDをモチーフに、温かく包み込む感じの女の子のデザイン。

“Bitter”は昼間、仕事中に飲む、苦めのコーヒー。
タロットのSTARをモチーフに、水瓶から愛の水を注ぎ込む女の子のデザイン。

ノンカフェインは夜に飲むコーヒー。MIIINK TOKYOのロゴデザイン。

−コーヒーとクリエイティブは相性が良いですよね。miiさんがクリエイティブを感じる瞬間は?

一人一人の思いや表現したいものを聞きながら、その人にあったデザインを1点1点描き上げていく感覚と、タトゥーを入れた後にお客様が喜んでくれている反応がダイレクトに伝わる瞬間が一番嬉しいし、楽しい。

1対1で対話しながら一生物のものをその場で渡す、あとは好きにしてくださいって感じなんだけど。それって特別な仕事だなって思うし、続けられるポイントな気がする。

タトゥーって見る人によっては嫌悪感を感じるものになりかねないので、普段から柔らかさや美しさ、繊細で儚いイメージをデザインすることが多いです。

ちなみにこのデザインは、世界がパンデミックになる前に描いたものですが、ちょうど自粛期間に入りそうな時に完成しました。

そんな時だったので、ステイホームのお供に、コーヒーを飲んで癒しと愛を感じてほしいと思いました。

−最後にメッセージをどうぞ。

オリジナルドリップバッグコーヒーは、WEBショップで販売しているのと、スタジオで提供もしています。スタジオの隣の部屋が待合室で、スタジオに来れば飲めますので、ぜひ遊びに来てください!

Profile

MIIINK TOKYO

2010年より彫師を始め、2016年にMIIINK TOKYOとしてフリーで活動開始。
女性らしい繊細なものや、独自のカラーワークを得意とする。タトゥーの枠に捉われない新しいスタイルを提案。アート、アパレルなど、多方面にわたりデザインを手がける。