コーヒー豆を美味しい状態で長持ちさせる方法|最適な保存容器は? 2022年最新版

2022.04.06


コーヒー豆を美味しい状態で長持ちさせるためには、適切な保存容器を用い、適切な方法で保存する必要があります。今回は、2022年最新版のコーヒーの保存方法について、分かりやすくご紹介いたします。

最強のコーヒー豆保存容器『COFFEE BEANS BAG [pake]』

日々、お客様から多く寄せられる、コーヒー豆の保存方法についてのご相談。

それを受けて、様々な検証を繰り返してきた THE COFFEESHOP が、自信をもってオススメする最強のコーヒー豆保存容器がこの『COFFEE BEANS BAG [pake]』です。

最強のコーヒー豆保存容器『COFFEE BEANS BAG [pake]』

▼コーヒー豆の保存に最適のコーヒー豆保存袋!

詳しくは後述しますが、コーヒー豆保存の大敵である『空気(酸素)』『水分』『高温』『紫外線』をほぼ完璧にカバーすることが可能な高性能バッグです。

空気(酸素):
中の空気を抜き、特殊仕様の強力ジップで密閉できる。

水分:
防水仕様の本体と強力ジップで気密性が高く、湿度の影響も受けない。

高温:
ニオイ移りしない素材で、冷蔵・冷凍庫保管でも安心。

紫外線:
防紫外線(UV PROTECTION)仕様で約80%以上の紫外線をバリア。

最強のコーヒー豆保存容器『COFFEE BEANS BAG [pake]』

最強のコーヒー豆保存容器『COFFEE BEANS BAG [pake]』

スタイリッシュな見た目でかさばらず、キッチンや冷蔵庫の中でもすっきりと置いておけます。

片面が透明なので、コーヒー豆のストック残量を一目で確認できるのも便利。

キャンプなどアウトドアに持ち歩くにも最適ですね。

THE COFFEESHOP ONLINE SHOPにて、約150gサイズと約350gサイズの2サイズを販売中です

美味しいコーヒーを美味しいまま長持ちさせるのに、最強の保存容器。
ぜひお試しください!

コーヒー豆の飲み頃は焙煎後5日~2週間くらいまで

実は、コーヒー豆の最適な飲み頃は、焙煎から5日~2週間くらいまでです。

「コーヒー豆は焙煎したてが一番美味しい」と思われる方もいらっしゃるかもかもしれません。しかし、焙煎したてのコーヒー豆には炭酸ガス(二酸化炭素)が多く含まれており、特有の焦げたようなニオイがしたり、ガスの放出が抽出の妨げになったります。

そのため、適度にガスの抜けた焙煎から5日後あたりから、コーヒー豆は飲み頃を迎えます。ただ、焙煎度合いや焙煎アプローチによってはもう少し日が経ってからの方が良い場合もあります。

コーヒー豆からのガスの放出は、放っておけばどんどん進行していきます。このとき、ガスと一緒にコーヒーの香味成分も抜けていくと言われており、焙煎から日が経ちすぎると次第にフレーバーが弱くなっていってしまいます。

これも焙煎度合いなどによって異なりますが、だいたい焙煎から2週間を過ぎたころから、少しずつコーヒーの風味はピークを過ぎて弱くなっていきます

つまり、コーヒー豆のベストな状態を楽しめるのは、焙煎から5日~2週間くらいまで、と言えるわけですね。

意外と短いと思われるかもしれませんが、2週間ごとにストックを回すというのがベスト、というのはぜひ覚えておきましょう。

最強のコーヒー豆保存容器『COFFEE BEANS BAG [pake]』

コーヒー豆の大敵は『空気(酸素)』『水分』『高温』『紫外線』の4つ

コーヒー豆を保存・保管する際には、気をつけるべき4つのポイントというものがあります。『空気(酸素)』『水分』『高温』『紫外線』の4つです。

これらをおさえておかないと、数日と経たずにコーヒーの風味が劣化してしまう原因となりますので、ぜひ覚えておきましょう。

最強のコーヒー豆保存容器『COFFEE BEANS BAG [pake]』

空気(酸素)

コーヒー豆が空気と触れると、空気中の酸素と反応して『酸化』という現象がおきます。酸化が進んでしまったコーヒーは風味が劣化し、美味しさが半減してしまいます。

コーヒー豆を保存する際には、できるだけ空気を抜いた状態で、密閉した容器に入れることが大切です。

水分

コーヒー豆の保管の際に水分がついてしまっていると、カビの原因になったり風味の劣化に繋がります。

また、コーヒー豆の表面は、目に見えない小さな穴が無数に空いている多孔質という構造をしており、空気中の湿気を吸着してしまいます。湿気を吸ったコーヒー豆は、風味が曇った暗い印象になりがちです。

保存容器をしっかり乾燥させるのはもちろん、きちんと密閉して湿気を避けるのも大切です。

高温

コーヒー豆に限らず食品一般に言えることですが、保存環境の温度が高いと様々な化学変化が起きやすく、味や風味の変化スピードが早くなってしまいます。

できるだけ温度が低く安定した保存環境の方が、酸化などの化学変化が起きづらく、品質を長持ちさせることができます。

紫外線

太陽光や強い蛍光灯の光には、紫外線が含まれています。この紫外線に長時間晒されると、コーヒー豆の劣化の原因となってしまいます。

酸化や水分によるダメージに比べると影響は少ないとされているものの、ベストな保存環境を揃える場合には気をつけたいポイントです。

以上をまとめると、理想的なコーヒー豆の保存環境とは、『乾いた容器を使って出来るだけ空気を抜いた状態で密閉、温度が低く安定した光の当たらないところで保管する』と言えます。

みなさんのご家庭でのコーヒー豆の保存環境はいかがでしょうか?もし出来ていないところがあれば、この機会にぜひ見直してみましょう。

焙煎から2週間以内のコーヒーの保存方法:常温でOK!

さて、ここからは実際にTHE COFFEESHOPが行った検証を基に、保存期間別にベストな保存場所を紹介していきましょう!

まずは焙煎してから2週間以内、コーヒー豆がもっとも飲み頃を迎える期間の保存場所です。この期間はずばり、【常温でOK!】です。

今回行った検証では、『COFFEE BEANS BAG [pake]』にコーヒー豆を入れた状態で【常温・冷蔵・冷凍】の3パターンで保管しました。結果、きちんと密閉した環境であれば、どのパターンでも風味に大きな変化は見られませんでした

温度が低く安定しているという面では【冷蔵・冷凍】の方が優れていますが、これらの場所は急激な温度変化による結露などによって、水分との接触が起こりやすい環境でもあります。

どの温度帯でも風味の変化に差がないのであれば、より水分との接触リスクの低い【常温】の保管場所が、2週間以内の保存にはベストだと考えます。

最強のコーヒー豆保存容器『COFFEE BEANS BAG [pake]』

焙煎から2週間~1ヶ月の保管場所:冷蔵庫での保存方法

購入したコーヒー豆は、もっとも飲み頃である2週間以内に飲みきるのが理想ですが、そうは言ってもそれ以上の期間、保管しておきたい時もありますよね。

コーヒー豆の持っているフレーバーが徐々に抜け始める焙煎から2週間以降では、【冷蔵庫での保存】がベストです。
検証の結果、【常温】で保存したサンプルでは若干のフレーバーの抜けが見受けられましたが、【冷蔵・冷凍】で保存したサンプルの方が抜けは少なく感じました。

【冷蔵】と【冷凍】の間ではそこまで差はありませんでしたので、前述した結露のリスクなどを考えると【冷蔵庫での保管】がベストだと言えます。

最強のコーヒー豆保存容器『COFFEE BEANS BAG [pake]』

ジップロックでのコーヒー豆保存の注意点

ジップロックなど市販の軟質プラスチック製ジップバッグはニオイを通してしまうので、冷蔵庫内のニオイ移りにはご注意ください。場合によっては、二重三重にして使うのも良いでしょう。

『COFFEE BEANS BAG [pake]』はニオイ移りしない防臭仕様ですので、冷蔵庫での保管でも安心してご利用いただけます。

焙煎から1ヶ月以上の保管場所:冷凍庫での保存方法

ついコーヒー豆を買い過ぎてしまったり、人から貰ったりした時、焙煎から1ヶ月以上保存したいタイミングもきっとあると思います。
そんなときにオススメなのは【冷凍庫での保存】です。

適切に保存していないまま1ヶ月以上経ってしまったコーヒー豆は、風味が抜けてしまうだけではなく、雑味やエグ味、嫌な酸味が生まれてしまいます。それらの劣化をできる限り防ぐためには、きちんと密閉した状態で【冷凍庫で保存】するのが最適。

もちろん焙煎から2週間程度のときと比べるとフレーバーの抜けは否めませんが、ネガティブな味が出てしまうことは防ぐことができます

ただし、【冷凍】ならいつまででも保つかというとそんなことはなく、他の食品などと同じようにコーヒー豆も冷凍焼けします。そうならないうちに飲み切るようにしましょう。

最強のコーヒー豆保存容器『COFFEE BEANS BAG [pake]』

挽き豆(粉)の賞味期限はもっと短くなる

これまでご紹介してきた保存方法の検証は、すべてコーヒー豆の状態での保管を前提にしています。
中にはコーヒーを挽いた粉の状態で保存している、という方もいらっしゃるかもしれませんが、挽き豆(粉)の賞味期限は、豆のままとは比べものにならないほど短くなりますので、より劣化に対して敏感になる必要があります。

コーヒー豆を粉にすると、空気と触れる面積(表面積)が何倍にも大きくなり、フレーバーの抜けや酸化反応があっという間に進みます。
密閉して温度の低い場所で保管したとしても、何度も保存容器の開け閉めを繰り返すことで空気との接触は避けられないので、できれば挽いた日から2~3日以内には飲み切りたいところです(未開封のまま保管する分にはもう少し長持ちします)。

また、実はコーヒーの香りが一番広がるのは抽出するときではなく、豆を挽くタイミングです。
コーヒー豆はいわば香り高いフレーバーが閉じ込められたカプセル。
それを挽くときに一気にアロマが広がるのです。

最強のコーヒー豆保存容器『COFFEE BEANS BAG [pake]』

せっかくの美味しいコーヒー。
最大限楽しむためにも、コーヒー豆は飲む直前に挽くことを全力でオススメします

家庭用にオススメな電動グラインダーや、コスパ最強の手挽きミルは過去記事やYouTubeでもご紹介していますので、そちらもぜひご覧ください。

▼これはおすすめ!電動コーヒーグラインダー【cores CONE GRINDER C330】使用レビュー

▼手挽きミル【TIMEMORE C2】のご紹介!

上手に保存して美味しいコーヒーを楽しみましょう!

せっかく購入したコーヒー豆でも、きちんと保存しないとその美味しさは長持ちしません。

コーヒー豆保存のポイントをしっかりおさえて、ご家庭でも美味しいコーヒーを楽しみましょう!

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