【海外・中国出店 11/21〜23】 深圳コーヒーフェスティバルに参加します|我们将参加TO PLAY MARKET咖啡角节!

2025.11.11
SHERE

昨年8月にも開催されたこちらのイベント。その際の来場者は6万人を超えたそうです!

アジアから50以上のスペシャルティコーヒーブランドが集結!

なかなか足を運ばれる方は少ないと思いますが、ぜひ日本からも応援していただけると嬉しいです!

TO PLAY MARKET COFFEE CORNER FESTIVAL

今回のテーマは『Enjoy Sharing』

TOKYO COFFEE FESTIVALとタッグを組み、美味しいコーヒーと両国の日常を共有しようという内容で、中国・日本のロースターを中心に開催されます。

THE COFFEESHOPからは横須賀店スタッフの萩原(ロースターの萩原は高知出張です!)と王が参加。

ハンドドリップ・コーヒースプリット・飲み比べセットなど多種多様な出店形態のお店があり、楽しめそうな内容となっています。

公式サイトは中国語になりますが、ご興味がありましたら下記から確認してみてください!

今回で5回目の中国出張。

来場者数の多さや、足を運んでくださる方の熱気を感じつつ、コーヒーカルチャーがその土地ごとに異なる印象があります。

合肥・広州・香港・北京に続く出店で今回はどんな内容になるのか、今からとても楽しみです!

基本情報

50以上のコーヒーブランドが中国深圳に集結

東京・京都・熊本・名古屋・三重…

台北・香港・マカオ・深圳・上海・成都などなど、両国のコーヒーを飲み比べ!

イベントの入場料は無料、コーヒーフェスティバル限定グッズあり

【開催日】11月21日~11月23日

※入場無料

我们决定参加在中国深圳举办的「TO PLAY MARKET COFFEE CORNER FESTIVAL」。

本次活动将汇聚中日韩三国的精品咖啡烘焙商。

THE COFFEESHOP的员工萩原与王也计划出席。

期待在会场与您相见!

We have decided to participate in the ‘TO PLAY MARKET COFFEE CORNER FESTIVAL’ held in Shenzhen, China.

Speciality coffee roasters from China and Japan will be participating.

Staff from THE COFFEESHOP, Hagihara and Wang, are also scheduled to attend.

We look forward to seeing you at the venue!

中国とスペシャルティコーヒー

生産地としての中国

中国で最大のコーヒー生産地といえるのは雲南省で、全体の98%の生産を担っています。

経済発展著しい中国の中で、森林が多く残り、その中でもプーアル市は行政としても森林保全に努めようという方針で色々な施策を行なっている地域です。

しかしながら、生産されるコーヒーのほとんどはコモディティランクであり、大手コーヒーチェーンの買取がメイン。

コモディティコーヒーは先物取引で価格が決定するため、市場価格の影響をダイレクトに受け、アフリカや南米でコーヒーが豊作だった年は買取価格もガクッと落ち、必ずしも安定した収入とは言えません。

そこで生産者のみなさんと、中国の関係省庁、日本の輸入会社などが協力しあい、少しずつスペシャルティコーヒーの生産が普及していきました。

THE COFFEESHOPでも、主に雲南省で生産されたスペシャルティコーヒーを、通常販売はもちろんコーヒー豆定期便でお届けしたことがあります。

雲南省のコーヒー生産は主に〈カティモール種〉の栽培が主流ですが、品種由来の酸質の穏やかさ、鉄っぽさ、アーシーさを感じることが多く、スペシャルティグレードにするためにはどうしてもこのネガティブな要素と戦う必要がありました。

ここで生産者の多くが取り掛かったのが、予備発酵(ダブルファーメンテーション)やアナエロビックの手法です。

雲南はけして中米やアフリカのように恵まれたテロワールがあるわけでなく、さまざまな品種が適する環境とも言えません。

しかし、それをスペシャルティコーヒーをつくることができない理由にすることなく、土地と環境にあわせて、精製方法や品質管理の工夫をあみだしています。

探究心からなる新しい手法の確立など、今後注目の生産地の一つです。

コーヒーツールメーカの進出も注目

スペシャルティコーヒー業界にとどまらず、多くのコーヒーラバーから人気のある〈Varia〉は中国・香港に拠点を置くツールメーカーです。

スタイリッシュなデザイン、静音性など従来のホームグラインダーとは一線を画す商品を打ち出してきました。

また、価格と品質のバランスがいい〈Time more〉も中国発祥のツールメーカー。

これまでは欧州・日本・韓国などが主なメーカー発祥地でしたが、さすがの生産力で近年多くの注目ブランドが誕生しています。

コーヒー業界の発展はもちろん、消費者の増加も著しい中国。

今回の出張で現地の熱気を感じることができるのか、今からとても楽しみです。

WRITER

Mayuka Jimbo

THE COFFEESHOPのMAGAZINEコンテンツ、オンライン担当。

スペシャルティコーヒーの知識だけでなく、レシピの改善や、抽出技術の向上にも日々取り組んでいる。

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