初の海外出店を終えて|第4回合肥市コーヒーフェスティバルをレポート!第四屆合肥咖啡節

2024.12.06
SHERE

11月7日〜11月10日まで行われた、第4回合肥市コーヒーフェスティバルに参加しました!

THE COFFEESHOP初の海外出店ということもあり緊張していましたが、無事に4日間終えることができホッとしています。

同じアジア地域ではありますが、言葉も文化も違う両国。

コーヒーの楽しみ方も違い、とても興味深い体験でしたのでレポートします!

第4回合肥市コーヒーフェスティバル|4日間を振り返って

日本からはTHE COFFEESHOPを含めた6店舗が参加。

日本から出店している店舗で使用できるコーヒーチケットの販売もあり、仕様は日本のコーヒーフェスとあまり変わりませんでした。

会期は4日間・毎日10時〜19時までだったため、来場者の分散もあるかも…と少し不安でしたが、初日から最終日まで毎日たくさんの来場者の方が訪れ、大盛況に終わりました。

会場は合肥市内のショッピングモールのような場所で、カフェをはじめとする飲食店や、フラワーショップなどもあったため、市民の方がフラっと寄られることも多く、よりに賑やかさが増していました。

THE COFFEESHOPからはロースターの萩原とスタッフの神保が参加。

全くできない中国語と不慣れな英語を駆使しながらの接客となり、難しさを感じましたが、お客様も翻訳アプリを使ってくださるなど、温かい雰囲気に助けられました!

2日目の終了後には、萩原がコーヒーセッションに参加し、現地のコーヒー業界で働く方約30名以上へ向けて、今後のコーヒー業界への期待、中国と日本のコーヒー文化の違いなどをお話ししました。

会に参加してくださった方が3日目・最終日と、お店のブースに足を運んでくださることも多く、大変有意義なものになりました。

3日目には、現地大学の日本語学科の先生が生徒の皆さんをご紹介くださり、翻訳と注文のお手伝いをしていただくことができました!

言葉がスムーズに通じると、お客様が足を止めてくれたり、ドリップコーヒーをご注文いただく機会がグッと増え、一時はオーダーストップになるほど。

終業時間ギリギリまでカップコメントを中国語に翻訳してくれたり、お店の説明を簡潔にまとめたメモを作ってくれたりと、とんでもない働きぶりで、頭が上がりませんでした。

そして4日目。

最終日はお天気もよく、前日まで少し不調だった豆売りも増えた印象がありました。

『3日目に美味しかったから買いにきた!』と言ってくださるお客様や、『友達に勧められたこのコーヒーが欲しい』など4日間のブース出店にも関わらず、リピート利用の方や口コミが広がった印象もあり、活気を一番感じられた日だと思います。

コーヒーフェス終了間際に『また合肥で会えるように』とブレスレットをプレゼントしていただいたりと、全日を通して合肥の方達と関われたことがとても楽しく、嬉しかったです。

中国 合肥で感じたコーヒーの楽しみ方の違い

今回参加した第4回合肥市コーヒーフェスティバルには、もちろん中国国内からの出店も多かったのですが、そのほとんどがアレンジドリンクとしてコーヒーを提供されていらっしゃいました。

甘さのバリエーションが多かったり、色味もカラフルだったりと、見た目が可愛く甘さをきちんと感じる傾向が強かったです。

実際に北京で人気だという出店者の方のドリンクをいただきましたが、エスプレッソ系のアレンジだけではなく、エチオピアの水出しを使ったドリンク、カップの縁にドライフルーツの粉末が飾ってあったりと、1杯で味の変化を楽しむための工夫を感じました。

ショップカードが可愛かった『海豚警察(イルカポリス)』。

バナナジュースやライチのお酢、柑橘のシロップなどを水出しコーヒーと割って楽しむドリンクでした。

甘酸っぱさや1口ごとに変わる香りの印象が楽しかったです。

そのような文化の違いもあってか、日本から出店した『ブラックで楽しむスペシャリティコーヒー』に興味を持たれる方も多く、カップコメントを見て、何か添加しているのか?甘さを足しているのか?などのご質問をいただくことが多かったです。

イメージとしてコメントをつけていることや、淹れ方、温度帯で味が変化していくこと、冷たくなっても美味しく飲めることを説明すると、興味本位でドリップコーヒーを購入していただくことができました。

結果、飲んで美味しかったからという理由で豆もご購入いただいたり、次の日にはお友達を連れて再訪してくれる方も沢山いらっしゃって、言葉がスムーズに伝わらないからこそのわかりやすい説明や、コメントと一致するように抽出することなどをきちんと行うことが大事だと再確認できたと思います。

主催者の方も、『中国にはお茶を楽しむ文化があるからこそ、今後はコーヒーを楽しむことも流行の一つになりえる。流行が定着すればライフスタイルに馴染むと思っている。』とおっしゃっていて、実際の盛況ぶりを見ても、これからの中国市場に大きな期待を持てる結果となりました。

これからまだまだ増える日本へのインバウンドを含め、消費国としての中国を体験できたことが、今回大きな学びになったと思っています。

番外編|ご飯が美味しい中国 合肥

会期中4日間、前準備などを含めて計6日間を合肥で過ごしましたが、ご飯がとても美味しく感動したのでシェアします!

番外編としてお楽しみいただけると嬉しいです。

①水餃子と中華まん

本場は水餃子が主流ということで楽しみだったのですが、セロリのような香草がたっぷり入っていて、黒酢をつけなくてもしっかり美味しかったです!皮が薄めでおやつ感覚で食べられました。

中華まんはほぼ毎日、朝ごはんに萩原さんがご馳走してくれたのですが、八角がきいた肉まんが1個50円ほどで買えることが驚きでした。味ももちろん美味しい。

炒め物とスープ

塩辛くなく油と薬味?の香りが効いた味付けが多かったので、あっさり食べられるものが多かったです。

3日目に会場から少し離れたレストランに行ったのですが、萩原さんはここのスープが今まで食べたスープの中で一番美味しいくらい感動ものだったとおっしゃっていました。

写真は火鍋と野菜の炒め物ですが、こちらも美味しかったです!

日本よりもすっきり系のビールによく合いました!

4日間の会期を無事に終了できたことに安心していますし、次に繋がる機会をいただけたようでとても楽しい初の海外出店でした!

イベント主催者・関係者のみなさま、来場いただいた合肥のみなさま、会期中沢山助けていただいた日本出店者のみなさま、どうもありがとうございました!

參加合肥咖啡節。

我們能夠順利完成四天的活動,我感到很欣慰,更重要的是,我們能夠開設攤位,我感到非常高興!

我們要感謝咖啡節的主辦單位和合肥的市民。

非常感謝!

WRITER

Mayuka Jimbo

THE COFFEESHOPバリスタ・ストアサブマネージャー。

富ヶ谷のロースタリーROAST WORKSにてドリンクを提供。フードペアリング担当。レシピの改善や、抽出技術の向上に日々取り組んでいる。

毎週日曜8:45〜はInstagramとYouTubeで15分間のライブ配信中!

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