コーヒー独り立ち!:美味しいコーヒー豆と出会うために知っておくべきこと

2015.08.28
SHERE

「コーヒー独り立ちのススメ」では、どうすれば美味しいコーヒーを自宅で飲めるのか、という自宅コーヒーを始められた方が誰しも持ってしまう永遠のテーマに対して、THE COFFEESHOPなりの答えを出してみようという企画です。

美味しいコーヒーの淹れ方について、困った時にネットで調べてみても情報量が多すぎたり、いろんな意見があったり、、ひとつの答えを示してほしいって思ってしまいますよね。そんな時にお役に立てる企画になれば良いなと思っております。

それでは、vol.1「美味しいコーヒー豆と出会うために知っておくべきこと」を始めて行きましょう。

今回はタイトルそのままの、「コーヒーはどこで買えばいいのか」がテーマです。

500円、600円〜のスペシャルティコーヒーが見極めのポイント。

最近はコーヒーショップも増え、様々なところでコーヒーが買うことができます。もちろん、スーパーやコンビニなどにも豆が売られていますが、基本は自家焙煎のお店で買うのがおすすめです。

また、スペシャルティコーヒーを謳っているお店がいいでしょう。値段もある程度参考になります。100gあたり500円、600円〜がひとつの基準でしょうか。

ただし、必ずしも値段の高い豆が品質の高い豆であるとは限りません。例えばブルーマウンテンやジャコウネコの糞から収穫するコピ・ルアクなどは、その希少性にお金が支払われており、質が伴っているかと言われれば、一概には言えません。

もちろん、質も高く、希少性が高いために値段が高騰するものもあります。

ゲイシャ(品種名)などがその例です。

大事なことは、「自分が美味しい」と感じること。

ただし、大事なのは『コーヒーは嗜好品である』ということ!

「品質の高さ=美味しさ」という図式が皆様に当てはまるわけではありません。実際にお店に足を運び、飲んでみて、美味しいと思えばそこのお店で買えばいいのです。人によってセンス(味覚や感性など)は様々なので、みんなが美味しいと言う一杯よりも、自分が美味しいと思える風味やテイストであることが重要です。

また、お店に足を運んだ際にはお店の名前が付いたブレンドがあれば飲んでみましょう。お店の名前を冠したブレンドは、いわばそのお店の顔。そのお店がどのようなコーヒーを販売しているかがわかります。

そうは言っても、品質の高いコーヒーを知りたいあなたへ。

少し話は変わって、そもそも”品質の高い”コーヒーとはどういうものでしょうか。

スペシャルティコーヒーは品質の高いコーヒーと言って問題ないでしょう。では、スペシャルティコーヒーとはなんでしょうか。日本スペシャルティコーヒー協会の文言を引用します。

“カップの中の風味が素晴らしい美味しさであるためには、コーヒーの豆(種子)からカップまでの総ての段階に於いて一貫した体制・工程で品質管理が徹底している事が必須である。(From Seed to Cup)”

“具体的には、生産国においての栽培管理、収穫、生産処理、選別そして品質管理が適正になされ、欠点豆の混入が極めて少ない生豆であること。そして、適切な輸送と保管により、劣化のない状態で焙煎されて、欠点豆の混入が見られない焙煎豆であること。さらに、適切な抽出がなされ、カップに生産地の特徴的な素晴らしい風味特性が表現されることが求められる。”

これはスペシャルティコーヒーの定義の一部です。

品質の高いコーヒーを作るには、生産工程においてとても手がかかります。逆に言ってしまえば、手間をかけなければ品質の高いコーヒーを作ることができないのです。手間がかかればその分値段は上がってしまいますが、素晴らしい品質に対して対価を支払うという構造がスペシャルティコーヒーではできています。

もちろんTHE COFFEESHOPで扱っているのもスペシャルティコーヒーです。特に品質が高いものはプレミアムクロップと称して販売しております。

まだスペシャルティコーヒーに出会った事のない方は、一度体験してみてください。

コーヒー観がきっと変わりますよ!

最後にまとめ

さて、コーヒー独り立ちのススメvol.1として「コーヒー豆はどこで買うのが正解?」というテーマでお話させていただきました。どのコーヒーがいいのか迷われていた方の疑問にお応えすることができたでしょうか。

次回は「美味しいコーヒーの見極め方」をテーマにご紹介していきます。

WRITER

THE COFFEESHOP

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