【コーヒー豆、ちゃんと挽けてますか?】コーヒーグラインダー(ミル)は消耗品!?適切な買い換え時期をお教えします。

2026.02.13
SHERE

コーヒー豆を挽く特に必須なグラインダー。

持ち運びタイプから家庭用、本格的な高価格帯のものまで様々ですよね。

コーヒーをご自宅で淹れる方にとっては使用頻度も多くなるので、ちょっとした不具合が目につきやすくなるもの。

そこで今回はグラインダーの劣化現象や買い替え時期、おすすめのグラインダーをご紹介していきます!!

故障せずとも劣化はします|グラインダー長期使用によるコーヒーの味への影響

まずは具体的なグラインダーの劣化例を確認していきましょう。

一番わかりやすい現象は挽き目の乱れです。

刃が摩耗すると挽き目がバラバラに(特に微粉が増加)

グラインダーの多くはダイヤルなどを調整して挽き目を調整しますが、摩耗が進むと最初に影響が出るのは挽き目の乱れです。

金属刃がすり減って刃先が鈍くなったり、臼同士の噛み合いが悪くなることで、挽かれた粉が不均一な粒度分布になります。

また、刃の噛み合わせや内部のネジの緩みなどから、挽いている最中の振動でダイヤルがずれ、本来挽きたい粒度とは全く違う粉になることも。

少しずつ刃が鈍くなることで微粉も付着、溜まりやすくなるため、せっかく淹れる直前に挽いた粉にも古いものが混ざってしまいます。

内部の掃除に気を配るだけでなく、”なんか微粉が増えてきたな”と思ったら買い替え検討のサインかもしれません。

上:均一な粒度

下:粒度が揃っておらず、挽き目が乱れている

微粉が増えると美味しくなくなる

上記でご紹介した通り、グラインダーの劣化によって挽き目がバラついたり、微粉が多くなることは出来上がったコーヒーの味に大きく影響します。

流速が遅くなってしまい抽出時間が長くなることで過抽出になったり、微粉が多くなることで全体的に暗く重たい印象のコーヒーに仕上がる傾向があります。

逆に粒度分布が粗めに寄ってしまう劣化の場合は、コーヒーが薄くなり物足りない味になることも。

”いつものレシピで淹れているのに、美味しくないな”と思う回数が増えてもおかしくありません。

買い換えのベストなタイミングとは?判断基準は微粉の量

”じゃあ何が起き始めたらグラインダーの買い替え時期だと判断すればいいんだ?”と思いますよね。

一番わかりやすいのは、いつもより細かい粉が増えた時を目安にしてみてください。

下記の写真のように、粉の挽き目を見てもらうと微粉(400μm以下)はかなり細かく、パウダー状なのがおわかりいただけると思います。

ここまで細かい粉は、一般的なハンドドリップ程度の挽き目で用意した時、目につくほど多くは混ざっていないことがほとんどです。

細かい粉が目につくようになったり、目視でわからなくても明らかに抽出中のお湯抜けが悪くなったらグラインダーの買い替えを検討してみてください。

粉が粗すぎる時も買い替えサイン!

グラインダーの種類によっては微粉よりも粗い粉が異様に多くなることもあります。

特に内部の刃の摩耗が激しく、本来であればもう少し細かくなるはずのメモリで粗い粉が多くなることも。

個人的には比較的コンパクトな形状で、回転速度が遅くゆっくり豆を挽くタイプのグラインダーにこの劣化がおきる傾向が強いと思います。

粗い粉を使う抽出レシピもあるので楽しめないとは言えませんが、先に記載した粉が内部に溜まることによる味の劣化にも繋がるので、要チェックです!

プロが教えるコーヒーグラインダー選びのコツ

ではいざ『買い換えよう!』となっても、何を選べばいいのかわからいこともあると思います。

家庭用のグラインダーは手動のものから電動まで様々あり、価格帯もピンキリです。

おすすめしたい方法として、可能であればグラインダーに資金を全振りしてみてください。

というのも、コーヒーは粉からお湯を使って成分を抽出するため、どうしても”粉”の状態が味に大きく影響します。

粉の状態が整っていないと、いくらいいドリッパーを使っても、いくらいい豆を使っても最大限のコーヒーの美味しさが楽しみづらくなるため、とても勿体無いです。

〈抽出するコーヒーの味はグラインダーで決まる〉と言っても過言ではないので、買い替えを検討されている方は思い切って、手元のものよりも数ランク上のグラインダーを購入してみてください。

粒度分布の良さによって、いつものレシピで淹れたコーヒーでも全く違う味わいに抽出できると思います。

価格帯ももちろんですが、使い勝手やサイズ感、充電式・コード式など利用する中で『ここはどうしても譲れない』という条件もあると思うので、ご自身の条件と照らしわせて検討してみてくださいね!

THE COFFEESHOP おすすめグラインダー

① Fellow Opus Conical Burr Grinder / ¥36,300

初心者に方にもおすすめのグラインダーです。

41段階以上の挽き目調整が可能で、細挽き〜粗挽きまで対応可能。

分解がしやすく、お手入れが簡単なのもポイントで頻繁に掃除ができるのは長持ちする秘訣になりそうです。

静電気軽減機能がついているので粉飛びの心配も少なく、キッチン周りの設置も安心です。

価格も電動グラインダーであれば手に届きやすい品だと思います。

② Fellow Ode Brew Grinder Gen2 / ¥66,000

64mm のフラット刃が搭載されており、コーヒーのフレーバーをクリーンに保ちながら、甘くバランスのとれた複雑な味わいをご自宅で再現可能です。

エスプレッソなどの極細挽きには対応していませんが、ペーパードリップが主流であればおすすめしたいグラインダーです。

こちらも静電気軽減機能あり!静音性にも優れているのでとてもおすすめです。

③ LAGOM P64 MIZEN 64MM OMNI (ラゴム ピー64 / マイゼン 64MM オムニ) / ¥292,600

OPTION-Oが製造する電動コーヒーグラインダーです。

耐食性、耐久性に優れた硬化ステンレス鋼で作られており、寿命が長いことも特徴。

エスプレッソ用の挽き目はコーヒーのテロワールやフレーバーを表現でき、非常にクリーンで甘みのあるカップとなります。

粗挽きに使用した場合、比較的微粉の少ない高品質の粗挽きができるので引き続きクリーンカップの保てる仕様。

高価格帯ですが、手が届くなら間違いなくおすすめしたい一品です。

WRITER

Mayuka Jimbo

THE COFFEESHOPのMAGAZINEコンテンツ、オンライン担当。

スペシャルティコーヒーの知識だけでなく、レシピの改善や、抽出技術の向上にも日々取り組んでいる。

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