これはおすすめ!電動コーヒーグラインダー【cores CONE GRINDER C330】 使用レビュー
おうちコーヒーを楽しむ上で、上質なスペシャルティコーヒーを出来るだけ美味しく楽しむために重要なのが、『淹れる直前に挽く』ということ。
これまで手挽きミルを使っていたけれど、自宅で過ごす時間が増えたいま、電動コーヒーグラインダーの導入を検討されている方も多いのではないでしょうか。
手挽きミルよりも圧倒的に早く、使い勝手の良い電動コーヒーグラインダーですが、昨今では市販されている種類も多く、どれを選んで良いのか迷ってしまいますよね。
その中でも、今回はゴールドフィルターでお馴染みのcores(コレス)より発売中の【CONE GRINDER C330】をご紹介します。
結論から言いますと、良い商品です、これ。
cores(コレス)とは?ゴールドフィルターでお馴染みのコーヒー器具メーカー
スペシャルティコーヒー愛好家の方ならば、coresというブランド名はまだしも、【ゴールドフィルター】という抽出器具の名前はご存知ではないでしょうか?
その名の通りゴールド(金)をメッキに使った金属フィルターで、スペシャルティコーヒーの抽出に特化したハイエンドの抽出器具として、丸山珈琲さんと共同開発されたことでも有名ですね。
以前にはTHE COFFEESHOPでも使用レビューをご紹介させていただきました。
そんな、スペシャルティコーヒーの抽出に特化した器具を開発しているcoresより発売中の家庭用コーヒーグラインダー【CONE GRINDER C330】、早速レビューしていきます!
cores CONE GRINDER C330(コレス コーン グラインダー C330)の基本スペックとデザイン
cores CONE GRINDER C330(コレス コーン グラインダー C330)の基本スペックと気になる価格は、以下の通り。
型番 :C330
価格 :22,000円(税込)
サイズ :W12.0×D23.0×H34.5cm
重量 :2.5kg
材質 :ポリプロピレン・ステンレス・シリコン
コードの長さ:1.3m
電源 :100V 50/60Hz
消費電力:150W
最大容量:ホッパー240g / コンテナ130g
見た目のサイズ感は、みるっこやナイスカットミルなど一般的な家庭用グラインダーと同じくらい。
ただ、凹凸の少ない円柱型デザインなのでよりスッキリして見えるかも。
コーヒー豆を入れる上部のホッパー部分は、他のグラインダーよりも大きめ。
ホッパー底面に傾斜がついており、豆残りしづらい形状。
ホッパーの蓋ウラ面には、計量スプーンと掃除用ブラシが付属。
挽くときにはモーターの稼働秒数を設定するのですが、正直あまり使わない機能かも。これについては後述します。
グラインドユニットはコーン式(コニカル式)という構造。
固定された刃と回転する刃の間に、上から豆が落ちてきて磨り潰すという、手挽きミルなどと同じ仕組みです。
独自構造で、グラインドユニットごと簡単に取り外しができるようになっています。
挽き目は無段階調整が可能。目安の目盛りもついています。最も細かく設定すれば、エスプレッソ用の極細挽きまで対応可能。
粉受けは、挽いた粉の出口にすっぽり嵌るような作り。一度に130g程度まで粉が入る大容量ですが、そういう使い方はあまりしないかも。
【cores CONE GRINDER C330】 のメリット
メリット1、挽き豆の粒度が均一
グラインダーを選ぶうえで何より大切なのが、粒度の均一性です。一定の粒度で、安定して挽けることが、美味しいコーヒーへの第一歩。
そこはやはりスペシャルティコーヒーの抽出に特化したアイテムを開発し続けているcores、さすがのグラインドクオリティです。
特に細挽き~中挽き程度の挽き目の均一性は素晴らしく、業務用と比べても遜色ないレベル。
この価格帯でこのクオリティは素晴らしいと思います。
また、粒度設定も無段階で細かく設定できるので、おうちコーヒー上流者でも満足できるかと。
一方で、比較的粗めの粒度の設定だと、多少ブレが出やすい印象。あくまで業務用と比べたときなので、ご家庭でフレンチプレスなどで淹れる際には問題ないレベルです。
メリット2、あと片付け・掃除がラク
グラインドユニットの分解清掃が本当にラク。
市販の他のグラインダーだと、刃部分の取り外しが面倒だったり、ものによっては分解できない仕様のものもありますが、このC330はそもそも使用するごとに毎回取り外して清掃できるような作りになっています。
グラインダー内部に酸化した微粉が残っていると、抽出したコーヒーのエグ味の原因になります。
毎回簡単に分解清掃ができるのは、実はかなり大切な機能だと思います。
一点、付属のブラシが少々安っぽく使いづらいのが難点なので、別に清掃用の小さいブラシやエアブロアーなど用意するとより良いかもしれません。
メリット3、パワフルなのに音が静か
電動コーヒーグラインダーで意外と気になるのが挽いている時の騒音。特にアパート住まいの方だと気にされる方も多いかもしれません。
このC330は比較的静かな稼働音で、他のグラインダーと比べると静かな印象。
それは低速で刃が回転するからで、その分挽くのに少し時間がかかりますが、それでも手挽きに比べると圧倒的に早いので問題ないかと。
低速回転は、摩擦熱による豆へのダメージを減少し、風味の劣化を少なくするため。
高いグラインドのレベルと騒音問題をクリアする、優秀な設計と言えます。
【cores CONE GRINDER C330】 のデメリット
デメリット1、コーヒー豆を挽く時のタイマー設定は不要かも
コーヒー豆を挽き始めるときに、どのくらいの時間モーターを回すかをタイマー設定する必要があるのですが、正直この機能は不要かも。
おそらくホッパーに豆をある程度の量入れておいて使用する前提の機能で、タイマー設定の長さで挽く豆の量を調節できるようになっていると思うのですが、豆の保管はより密閉できる保存容器に入れることが望ましいので、ホッパー内に入れたままにしておくのは避けたいところ。
一度の抽出に使う量だけをその都度ホッパーに入れて挽く場合、このタイマー設定機能は不要。
デメリット、というほどでもないですが、無くても良かった機能かもしれません。
デメリット2、粉受けが使いづらい
粉受け部分の開口部が広く、ドリッパーなどに挽いた粉を移す際に少し不便かも。
また、素材もポリプロピレンのため、静電気の影響を受けやすいのも難点。
いっそ、ステンレスなど別の容器を粉受けに使うのもありだと思います。
コスパも良くおすすめです!
2021年現在、各社さまざまな家庭用電動コーヒーグラインダーを発売していますが、その中でもこのcores【CONE GRINDER C330】はかなり優秀なモデルだと思いました。
もちろん、もっと高い価格帯であれば、よりスペックの高いグラインダーを見つけることはできますが、メーカー価格22,000円(税込)という価格で手に入ることを考えると大満足だと思います。
ご家庭でコーヒーを飲む機会が増えた方、おうちコーヒーをより美味しくしたいと考えている方、初めて電動コーヒーグラインダーの購入を検討されている方には、非常におすすめできる商品です。
THE COFFEESHOPのONLINEでも発売中ですので、ぜひお試しくださいね!
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