ハンドドリップ VS コーヒーマシン おすすめはどっち? プロ視点でメリット・デメリットを解説
コロナ禍で生活様式が変わり3年ほどが経とうとしていますが、それをきっかけにご自宅でコーヒーを淹れる方、増えたのではないでしょうか?
THE COFFEESHOPのお客様の中にも、今まで粉の状態のものを購入されていた方が豆の購入に変更されたり、器具の購入を検討される方も増え、コーヒーを飲むことがみなさんの生活の一部になりつつあることを実感しています。
今回の記事では、〈ハンドドリップ〉と〈コーヒーマシン〉、どちらが便利なのか。一人暮らしなのか、ご家族がいらっしゃるかなど、各々のライフスタイルや目的に合わせて比較、ご提案していきたいと思います!
コーヒーマシンを使用するメリット・デメリット
豆を挽くところから始まる全自動タイプから、粉をセットし抽出するもの、カプセル式まで幅広く揃っているコーヒーマシン。気分によってフレーバーコーヒーを楽しめるカプセル式タイプなど、近年は色々なマシンも登場しており、日々進化を続けているアイテムです。
メリットとデメリットを比べて特徴を見ていきましょう。
※写真のコーヒーマシンは【cores 5CUP COFFEE MAKER C301-WH】
検証記事はこちら↓
【メリット】
・スイッチを押すだけで簡単にコーヒーが抽出できる
・いつ淹れても一定の味で抽出できる
・いろんな味のコーヒーを手軽に楽しむことができる(カプセル式タイプなど)
【デメリット】
・自分の好みに合わせた調整が難しい
・ノズルのカルキ除去や、ミル部分の洗浄が億劫
・大きさによってはかなり場所をとる
・マシンの仕様によっては割高になり、コスパが悪い
・物によってはアイスコーヒーの作成が難しい
コーヒーを淹れる際には何かと便利なのがコーヒーマシン。
しかし抽出の利便性をとる代わりに、お手入れや衛生管理に少々の手間がかかります。
ハンドドリップで淹れるメリット・デメリット
コーヒーを楽しむなら、一度は憧れるハンドドリップ。
コーヒー抽出において、日本で最もポピュラーな器具といっても過言ではありません。
※写真で使用しているドリッパーは【ORIGAMIドリッパー】
詳しい抽出方法はこちら↓
【メリット】
・種類が豊富なのと、手頃な価格のものが多いため始めやすい
・大会チャンピオンや、コーヒーショップオリジナルのレシピも多く公開されているので、実験のように色々試すことができる
・後片付けや、保管が簡単なので使い勝手がいい
【デメリット】
・ドリッパーの種類によっては安定した抽出が難しい
・一度に大量のコーヒーを作りたい時には不向き
・抽出中に何か他のことを並行しにくい
近年はドリッパーやフィルターの種類が豊富で、色々なレシピを自分で編み出し、オリジナルを求める楽しさもまた魅力となっています。
コーヒーマシンは『毎日一定量飲むこと』が目的の方におすすめ
先日、在宅勤務をきっかけにコーヒマシンを購入した方のその後が書かれたネット記事を見かけました。
そこには、買ってみたはいいものの、実際に使ってみると使用頻度が低くなってしまったという声も。
理由を簡単にまとめてみると、
・そもそもコーヒーショップやカフェにコーヒーを買いに行くことが好きだった
・掃除や手入れなどが億劫に感じるようになった
・コスパがイマイチ
・在宅勤務が少なくなりコーヒーを飲む機会が減った
などでした。
淹れる時の便利さはあっても、後片付けが手間に感じ、インスタトコーヒーで十分だったなんて声も見られました。
一方、朝ごはんの準備と並行できるので毎日使っていたり、オフィスワークが始まってもタンブラーで持ち運びしている方、ご家族の分も一度に仕込む方も多いようで、やはり自宅でコーヒーを淹れるにあたっては、飲む回数やどんな場面で飲むのかも考慮するポイントの一つになるようです。
ハンドドリップの魅力は『導入コストの低さ』と『趣味としての探求』
ハンドドリップの良さには、導入コストの安さがあります。
初心者でも取っつきやすく、もし飽きてしまってもお財布へのダメージは少なくて済みます。
美味しく淹れられるようになるまでの練習時間もさほどかからないので、『淹れる』ことそのものも楽しみたいという方には、特におすすめです。
突き詰めていくと、今日は『いつもより苦めに』とか、次は『アイスコーヒーにしてみよう』など、気分によって自分で味わいを調整できるようになります。
コーヒーを趣味としての楽しむにはもってこいの淹れ方です。
悩みどころは、市販ドリッパーの種類が豊富過ぎるということでしょうか。
何を使えばどのような味になるのか、目標に近づけるにはどのドリッパーがいいのかなど。
考えすぎると正解が分からなくなってくるので、ハマり過ぎにはご注意ください。
難易度別におすすめのドリッパーを紹介している記事もありますので、そちらもチェックしてみてください!
ハンドドリップとコーヒーマシン 目的に合わせてチョイス
ここまでそれぞれのメリット・デメリットと、実際にコーヒーマシンを購入された方たちの声などを紹介してきました。
ハンドドリップかコーヒーマシン、どちらがおすすめなのかは、ご自身のコーヒーを飲みたいタイミングや、コーヒーに望むことが大きく関わってくると思います。
〈ハンドドリップがおすすめの方・シーン〉
・コーヒーを家で淹れることが趣味になっている
・本格的にお店の味のようなコーヒーを淹れられるようになりたい
・在宅勤務の合間に気分転換として違う何かをしたい時
・ゆったりした時間を体感したい時
〈コーヒーマシンがおすすめの方・シーン〉
・一定の味でコーヒーを楽しみたい
・気分によってはフレーバーコーヒーや豆の種類を変えたい
・一度に大量のコーヒーを作りたい時
・何かと並行して簡単にコーヒーを作りたい時
・一人暮らしで手早くコーヒーを飲みたい時
もちろん忙しい平日はコーヒーマシンで、時間のある休日はハンドドリップでなどの使い分けもありますし、THE COFFEESHOPのお客様でも職場用にドリップバッグコーヒーを購入される方が多くいらっしゃいます。
コーヒーを飲むことはもちろん、淹れることが好きなのか、まずはご自身の好みを知ることから始めると、必要な器具やマシンが選びやすくなると思います。
せっかく買うなら長く使えることが理想なので、性能やデザインなど、気にしたいポイントをまとめてから探してみると良い結果になるでしょう。
ぜひ、みなさんの生活にあったコーヒーの楽しみ方を選んでみてください!
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THE COFFEESHOPでは個性豊かなシングルオリジン、月替りのマンスリーブレンドなど、様々な淹れ方で楽しみたいスペシャルティコーヒーを数多く取り揃えております。
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THE COFFEESHOP OFFICIAL YouTube Channel
抽出をリアルタイムで見れる”Brew Timer”や、最新コーヒー器具の紹介、定期便でお届けしたコーヒー豆の内容をライブ配信でご紹介など、続々更新中!
WRITER
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Mayuka Jimbo
THE COFFEESHOPバリスタ・ストアサブマネージャー。
富ヶ谷のロースタリーROAST WORKSにてドリンクを提供。フードペアリング担当。レシピの改善や、抽出技術の向上に日々取り組んでいる。
毎週日曜8:45〜はInstagramとYouTubeで15分間のライブ配信中!
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