コーヒー器具紹介【ハンドドリップ】NANAウェーブフィルター × Kalitaウェーブドリッパー

2025.03.18
SHERE

コーヒーの持つフレーバーをより鮮明に表現できる、新しいウェーブフィルター<NANA Competition Wave Filters>と<Kalita Wave Dripper 185>を使ったレシピをご紹介します。

この記事の内容jは公式YouTubeでも公開していますので、ぜひ合わせてご覧ください!

注目のコーヒードリッパー&フィルター

NANA Competition Wave Filtersとは

2024年にシカゴで開催されるWorld Brewers Championshipに向け、Thailand National Brewers ChampionやWorld Siphonist Championを擁するタイのNANA COFFEE Roastersが開発した新しいWave Filter。

一般的な平底型のドリッパーに使用することができます。

コーヒーの持つフレーバーをより鮮明に表現でき、カリタウェーブほどペーパーの匂いが気にならず、目詰まりが少ないのも特長です。

Kalita Wave Dripper 185とは

平底型の3つ穴式ドリッパーで、コーヒー初心者の方も安定したコーヒーを抽出できることで人気の製品です。

穴の直径が小さいことから、極端にお湯抜けが早くなることを防ぎ、コーヒーを適正に抽出しやすくなります。

ホットコーヒー抽出レシピ

用意するもの

・Kalita Wave Dripper 185

・NANA Competition Wave Filters

・お湯:250ml(93℃)

・コーヒー豆:15g(中挽きよりもやや粗め)

・スケール

・サーバー

抽出レシピ

①サーバーにドリッパーをセットしフィルターをセット。粉を入れる

②タイマースタートし抽出スタート!

0:00〜0:10 +40g

0:15〜0:20 スプーンで5回攪拌を行う(タイマー40秒になるまでに完了すればOK

0:40〜0:50 +40g

1:00〜2:00 +170g(ドリッパー内の水位を保ちながらセンタープアで注ぐ

3:15〜3:30の間にお湯が落ち切ったら完成!

<レシピのポイント>

●抽出前半の攪拌で、成分の溶け出しを促進できるように下からすくい上げるイメージで行う

→特に浅煎りの場合は、成分が溶け出しにくいため、すばやくしっかり行ってください。

深煎りで過抽出になってしまう場合は、攪拌回数を少なくしてもOK!

●最後3投目の水位をできるだけ一定に保つ

→抽出前半で攪拌し成分の溶け出しを促進しているので、3投目は濃度調整の役割を担っています。

センタープアで粉の余計な広がりを防ぎつつ、細く長くお湯を注ぐイメージで水位を保ちながら注ぎましょう。

水位が極端に上がってしまいそうな時は、注ぎをストップしても大丈夫です。

【NANA×Kalita】組み合わせの結果はいかに?出来かったコーヒーの味わい

浅煎りを使用した場合は、酸味やフレーバーの印象が明るく華やかさがありつつも、抽出時間を長く保てるおかげで甘さを感じられるコーヒーに仕上がりました。

Kalita Wave Dripperの安定感と、目詰まりを起こしにくくお湯抜けが速いNANA Competition Wave Filtersを組み合わせたことで生まれる味わいです。

Kalita Wave Dripperを使っていつもと違った味わいを試してみたい方や、どうも味が安定しにくい…と感じている方へおすすめの組み合わせ。

ぜひ一度お試しください!

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WRITER

Mayuka Jimbo

THE COFFEESHOPバリスタ・ストアサブマネージャー。

富ヶ谷のロースタリーROAST WORKSにてドリンクを提供。フードペアリング担当。レシピの改善や、抽出技術の向上に日々取り組んでいる。

毎週日曜8:45〜はInstagramとYouTubeで15分間のライブ配信中!

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