いつものコーヒーに少し飽きてきた方へ アレンジコーヒーレシピのご紹介〈第二弾〉

2023.11.10
SHERE

はじめに

残暑が嘘かのように、一気に気温が落ち着きホットドリンクの美味しい季節になりました!

今回は夏場にご紹介した、スパイス×コーヒーのアレンジレシピのホットドリンク編です。

3種類ご紹介しますが、どれもご自宅で簡単に出来ますので、ぜひ最後までご覧ください。

スパイスの女王・カルダモン×浅煎りのコーヒー

圧倒的な華のある香りで人気のカルダモンと、浅煎りのコーヒーを使ったブラックコーヒーのレシピです。

カルダモンの香りを活かすために、浅煎りかつウォッシュド精製のコーヒー豆がおすすめ。

下記に記載するレシピはエチオピアのコーヒー豆を使用しました。

必要なもの

・コーヒー豆:18g(中挽き)

・お湯:300g(92℃〜90℃程度)

・パウダー状のカルダモン:ひとふり

レシピ

①お手持ちの円錐形ドリッパーに、ペーパーフィルターをセットし湯通しを行ったら粉を量り入れる

②粉の上にカルダモンパウダーをひとふり加える

③いつも通りコーヒーを抽出し完成!

華やかで甘い香りのカルダモンと浅煎りのコーヒーが合わさることでより清涼感のある味わいに。

ホットコーヒーながら、どこかシャキッとするコーヒーに仕上がるので、気分をリフレッシュしたい時におすすめです。

スパイスケーキなどとももちろん好相性なので、ペアリングもぜひ!

万能オールスパイス×深煎りのコーヒー

様々なスパイスの香りを一つで網羅しているような香りがすることから名付けられたオールスパイス。

コーヒーと合わせることで、後味の余韻にキリッとしたスパイシーな雰囲気を楽しむことができます。

必要なもの

・コーヒー豆:18g(中挽き)

・お湯:300g(88℃程度)

・パウダー状のオールスパイス:ひとふり

レシピ

①お手持ちの円錐形ドリッパーに、ペーパーフィルターをセットし湯通しを行ったら粉を量り入れる

②粉の上にオールスパイスパウダーをひとふり加える

③いつも通りコーヒーを抽出し完成!

深煎りのコーヒーは、後味にしっかりした甘さや質のいい苦味が続く豆が多いですが、そんな後味をガラッと変えてくれるアレンジレシピです。

過抽出による苦味の印象を防ぐために、湯温はいつもより低めに設定するのがポイント。

食後のコーヒーにもおすすめです!

簡単アレンジ ダーティーチャイ風カフェオレ

上記の2つはブラックがおすすめですが、より秋や冬に近づくとミルク入りのコーヒーも捨てがたいですよね。

そこで、アメリカでも人気のあるダーティーチャイを、フレンチプレス×スパイスミルクで再現してみました!

必要なもの

・コーヒー豆:18g(粗挽き)

・お湯:300g(沸かしたて)

・牛乳:120g

・パウダー状のオールスパイス:3ふり

・パウダー状のカルダモン:2ふり

・パウダー状ののヒハツ(ブラックペッパーでも可):2ふり

・チャツネ(はちみつや三温糖でも可):小さじ1/2程度

レシピ

①フレンチプレスに粉を入れ、お湯を300g注ぎ4分浸漬する

②コーヒーを抽出している間に、小鍋に牛乳120gとスパイスをふり入れ、弱火で沸騰しないように温める

③牛乳が温まったら火を止めて、チャツネを加え混ぜ合わせる

④コーヒーの抽出で4分浸漬したらプランジャーを下げ、茶漉しを使いながらサーバーに移す

⑤温めたスパイス入りの牛乳をコーヒーに全量加えて軽くかき混ぜたら完成!

最初はレシピの分量で試していただき、よりエキゾチックな味がお好みであればスパイスの分量を増やしてみてください。

こっくりとした甘さがありつつ、スパイスの爽やかさも楽しめるホットドリンクです。

チャツネはなければはちみつで代用するのがおすすめです!

組み合わせ次第で自由にアレンジできる スパイス×コーヒーでより充実した時間を

今回は冬に向けてチャレンジしていただきたいアレンジコーヒーレシピをご紹介しました。

実はかなり相性のいいスパイスとコーヒーですが、ブレンドするのであればスパイスは3種類くらいの方が、味が複雑になりすぎず楽しんでいただけると思います。

これから迎える寒い時期、お家の中でより充実したコーヒー時間を過ごしていただけたら嬉しいです。

WRITER

Mayuka Jimbo

THE COFFEESHOPバリスタ・ストアサブマネージャー。

富ヶ谷のロースタリーROAST WORKSにてドリンクを提供。フードペアリング担当。レシピの改善や、抽出技術の向上に日々取り組んでいる。

毎週日曜8:45〜はInstagramとYouTubeで15分間のライブ配信中!

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