第一回 コーヒー女子会|美味しいデカフェが飲みたい(後編)

2016.05.05
SHERE

カフェインが気になるデカフェ女子たちによる座談会・後編をお楽しみください。

カフェインの作用をおさらいしましょう

実際に3種類のデカフェをテイスティングした後は、再度講義に。

「私、カフェイン敏感で、この間とあるコーヒーチェーン店で飲んだ時は手足がしびれちゃって。でもコーヒーは飲みたいから、カフェインレスでちゃんと美味しいってのは嬉しいな。」

「私も実はちょっとの量で体調悪くなってしまうことがあって、カフェイン中毒なんじゃないかと思うことあります。この機会にスペシャルティのデカフェに変えようかな。」

すぐにわかるものと後々わかるものがある

– コーヒーのカフェインに起因する体への影響には、すぐわかるものと後々わかるものの2タイプがあります。飲んですぐ手足がけいれんしたりとか、眠れなくなってしまったなどは、すぐにわかるほうですね。逆に、飲み続けた結果、後々わかるものは、例えば肝ガンのリスクが減ったりなどです。

「へー。健康に良いっていうのはあまり聞いた事がありませんでした。」

– そうですね、最近では適量のコーヒー摂取は健康に良い、ということがしっかりしたデータで裏付けされてきています。

しかし、薬と同じで、飲み過ぎると健康を害することがあります。

・コーヒーでのカフェイン摂取による急性作用の例

◎メリット:目が覚める、頭が冴える(覚醒作用)

×デメリット:トイレが近くなる(利尿作用)

過剰摂取:吐き気、頭痛、痙攣、不眠など

・コーヒーでのカフェイン摂取による慢性作用の例

◎メリット:一部の生活習慣病(糖尿病、肝ガン、大腸がんなど)のリスク低下。

×デメリット:一部の生活習慣病(膀胱ガン、肺がんなど)のリスク上昇。

カフェイン、というかコーヒーの作用については、まだまだ研究中のものが多いので、ハッキリとしたデータが出てくるのはもっと先の話になりそうです。

妊娠期も上手に付き合えば大丈夫

– 気になる妊娠期間のコーヒー摂取ですが、妊娠初期だけはデカフェにして、安定期に入ったら普通のコーヒーも一日2杯程度なら飲んでも大丈夫です。

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妊婦さんは、一般的にはコーヒーがNGとされていますが、その理由はカフェインが多く含まれる飲料だから。しかし、どうやらまったく飲んではダメというわけではなく、飲む量をうまくコントロールすればいいようです。

「妊娠すると、お医者さんからNGでるので、最初は気をつけるんですけど、だんだん我慢できなくなって飲んじゃいますよね。でも一日2杯飲めるとなるとちょっと気持ちが楽になります。それ以上飲みたければデカフェにすればいいんですものね。」

– コーヒーって香りでつい飲みたくなってしまいますよね。

ハンドドリップワークショップ

– ところでみなさん、コーヒーって普段どうやって飲まれてますか?

「ハンドドリップすることもあれば、コーヒーメーカー使うこともあります。」

「家だと面倒なので、お店でしか飲まないです。」

– では、せっかくなので、ハンドドリップの正しい方法お教えしますので、やってみましょう。

  • 真剣な表情でコーヒーを淹れる一同。

「わたしはこれが好きです。丸い感じ。」

「面白いね!同じ淹れ方なのに違いがわかるね!」

それぞれが淹れたものを飲み比べると、それぞれに個性があったようです。

エアロプレスも体験してもらいました。

– みなさん、これでおうちでも美味しいコーヒーが飲めるようになりましたね。

「妊娠中とか、子どもが小さかったりすると、出かけるの大変だし、カフェにもゆっくり入れなかったりしますからね。おうちで美味しく淹れられるようになれればそれが一番かもしれませんね。」

今日の座談会、いかがでしたか?

「美味しいデカフェと出会えました。とっても勉強になりましたし、これからもコーヒーライフ楽しみます。」

「おうちでハンドドリップ挑戦します。まずは今日このまま道具を買いに行きます。笑」

話は尽きない新米ママ達によるコーヒー談義、また開催したいと思います。

次回の開催もお楽しみに。

こんな人達集めてみたら面白いんじゃないか?などアイデアございましたら、ぜひFBなどでコメントください。

お知らせ

THE COFFEESHOP では、スペシャルティコーヒーのデカフェを定期的にご自宅まで配送するサービスを準備中です。

ご好評いただいているサービス『コーヒー定期便BEANS DELIVERY SERVICE』のラインナップとして、新たに加わる形になります。

こちらはリリース次第、追ってお知らせいたします。

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