充電して持ち運びができる!Timemore Grinder Go(タイムモア・グラインダーゴー)をご紹介

2022.12.23


コーヒーをご自宅で淹れ始めると、豆の品質や淹れ方にはもちろん、使う器具もこだわりたくなりますよね。
コーヒー器具の中でも、価格によって性能に差があるコーヒーミル。
今回は検証をもとに、持ち歩きが出来る電動グラインダー【Timemore Grinder Go】をご紹介します!

Timemore Grinder Go

ハンドミルに定評のあるコーヒーグッズブランド・Timemoreから発売している電動グラインダーです。
商品仕様は下記の通り。

・サイズ:Φ270mm×W85mm×H200mm
・重量:642g
・付属品:掃除用ブラシ、充電コード、布製キャリーケース
・製造国:中国

充電して持ち運びができる!Timemore Grinder Go(タイムモア・グラインダーゴー)をご紹介

電動グラインダーと言っても、ナイスカットミルなど据え置きタイプとは違って、充電して持ち歩きができるポータブルタイプ。
USB充電なので、手軽に充電できるもの嬉しいポイントだと思います。
14,980円(税込)なので、電動ミルの中では比較的に手の届きやすい価格ですね。

仕組みは、一言で言うと電動で回転する手挽きミルといった感じ。
上からコーヒー豆を入れて、電源ボタンを押して挽く、下のガラス瓶に挽き豆がでてくるといういたってシンプルな構造です。

刃部分を分解してみると、手挽きグラインダー:Timemore C2と同じような形状の5枚刃ですが、刃の淵に切り込みが入っているのは、C2の上位モデルであるTimemore C3と似通っている仕上がりでした。

充電して持ち運びができる!Timemore Grinder Go(タイムモア・グラインダーゴー)をご紹介

挽き目別:クリック数の目安は?

ハンドミルタイプ同様、刃部分つまみのクリック数に応じて挽き目の調整ができます。

充電して持ち運びができる!Timemore Grinder Go(タイムモア・グラインダーゴー)をご紹介

メーカーは最小でも3クリック後の使用を推奨しており、それ以下のクリック数で使用すると故障の原因にもなりますのでご注意を!

一通りの挽き目別にクリック数を検証した結果、おすすめのクリック数は下記になります。

#3 = Espresso(極細挽き〜細挽き)
#9~10 = Paper(中挽き)
#11~12 = Metal(中粗挽き)
#15~17 = French(粗挽き)

クリック数の数値幅が狭いので、細かい段階的な挽き目調整は難しい印象でした。

同じタイムモア製品でも味に違いがある?実際にコーヒーを淹れて検証

スペックはもちろんのこと、気になるのは実際に出来上がるコーヒーの味わいですよね。
今回は同じタイムモア製品でも、商品モデルで味に違いがでるのか、Grinder Goはどんな挽き目に向いているのかを検証してみます!

充電して持ち運びができる!Timemore Grinder Go(タイムモア・グラインダーゴー)をご紹介

使用する器具

HARIO 浸漬式ドリッパー スイッチ

使用する豆

Rwanda(ルワンダ) / Vunga(ブンガ)

比較内容

同じタイムモア製品のC2モデルとGrinder Goで中挽き程度の粉を用意し、スイッチドリッパーでドリップコーヒーを抽出。
コーヒーの味の違いがわかりやすいよう浅煎りの豆を、抽出のブレが極力少なくなるようにスイッチドリッパーを使用して検証します。

結果

・タイムモア C2モデル

酸味やフレーバーが優位なコーヒーに仕上がりやすい印象。酸質が明るくキラキラしたイメージを持ちました。

・タイムモア Grinder Go

C2モデルに比べ、酸はやや暗い印象に。その分甘さが引き出され、ボディ感もこころなしかしっかりめに。コーヒーらしい苦味と甘さのバランスがよいコーヒーが抽出できました。

この他にも、細挽き・中粗挽き・粗挽きと挽き目を変えて検証しましたが、概ね同じ結果となりました。

充電して持ち運びができる!Timemore Grinder Go(タイムモア・グラインダーゴー)をご紹介

タイムモア Grinder Goは甘さが優位!しっかりしたコーヒーがお好きな方にはおすすめ

今回の検証結果から、タイムモア Grinder Goで用意した粉でコーヒーを抽出すると、甘さが際立つコーヒーが出来上がる傾向が強いことがわかりました。

浅煎りのキラキラした酸味がお好みの方にとっては、やや物足りなく感じるかもしれませんが、あくまで今回のレシピ・使用した豆による結果なので、器具やお湯の温度、抽出レシピによって調整の余地がありそうです。

また、一通りの挽き目を用意し共通していたところは、Grinder Goで挽くと微粉がやや多くなるということ。
微粉というと、ネガティブな味に影響するように思えますが、おそらくこれが要因で甘さ優位のコーヒーが抽出できるのではないかと思います。

ここまでご紹介してきましたがいかがでしたでしょうか?
全自動・ワンタッチで豆が挽けること、音が静かなことなどメリットもありますが、使用する方にとってはデメリットに感じる部分もある気がします。

コーヒーミルを購入する際に何を求めるのかは千差万別だと思うので、予算やスペックを十分考慮することをおすすめします!
タイムモア製品以外でも何か器具に関してのご質問があったら、お気軽にお問い合わせください。

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