AeroPress エアロプレス の抽出|インバート式とスタンダード式で変わるコーヒーの味わいを検証

2022.05.20
SHERE

多くのバリスタやコーヒー好きの方から支持される抽出器具、『AeroPress® エアロプレス』。

多彩な抽出レシピが楽しめることが魅力の一つですが、その抽出方法は大きく分けて『スタンダード式』と『インバート式』という2つの方式があります。

ネットで検索すると両方のレシピが出てくるエアロプレスの抽出。今回は、その2つの方式の違いについて深掘りしていきます!

AeroPress(エアロプレス)とは?

エアロプレスは2005年にアメリカのアウトドアスポーツメーカー『Aerobie(エアロビー)社』が開発。

レシピの多様性や、短時間で抽出できることから高い人気を誇っています。

エアロプレス最大の特徴は『空気圧を利用してコーヒーを抽出する』ということ。

注射器のような形状で、お湯をコーヒー粉の層を通して押し出す仕組みのため、ドリップなどに比べて高い圧力が加わります。

そのため、コーヒー粉対お湯の比率(ブリューレシオ)だけではなく、圧力のかけ方も調整することで、ドリップコーヒー風にもエスプレッソ風にもアレンジすることができます。

エアロプレス スタンダード式の淹れ方&オリジナルレシピ

それでは、まずスタンダード式の抽出をしていきます!

その名の通り、エアロプレスを開発したAerobie(エアロビー)社が公式レシピとして推奨している方法です。

チャンバーをフィルター部分を下にしてセットし、コーヒー粉とお湯を入れ、上からプランジャーでプレスします。

今回は、THE COFFEESHOPオリジナルレシピをご紹介!

抽出に使用する豆

エチオピア COE2020 #23 Fisa Dike Bare

ローズヒップ、グリーンアップル、ピンクペッパーのような風味で、スムースな質感、チョコレートのような甘さ。

スペシャルティコーヒーの名産地・エチオピアが誇る、まさしくトップオブトップのコーヒーです。

THE COFFEESHOPおすすめレシピ

使用した豆量、湯量は以下の通り。

豆:15g 中挽き

お湯:220ml 93℃

抽出レシピは以下の通りです。

0:00~0:10 100g注ぐ

パドルで10回攪拌を加える

0:30~0:40 120gを注ぎ、プランジャーで軽く蓋をする

1:00~1:30 ゆっくりとプレス

押し切ったら軽くかき混ぜて完成!

味わいの特徴

すっきりとして透明感のある口当たりで、やわらかくまとまりのある印象。

特に豆本来の甘さが感じられ、心地よいアフターテイストが長く続く。

酸味やフレーバーも丸くまとまったバランスでした。

エアロプレス インバート式の淹れ方&オリジナルレシピ

続いてはインバート式で抽出していきます。

インバート =逆さま、という意味。

あらかじめチャンバーにプランジャーを軽くセットした状態で逆さまに置き、粉とお湯を入れて浸漬したのち、ひっくり返してプレスします。

過去にはエアロプレスを使った大会の世界チャンピオンも採用するなど広く知られており、THE COFFEESHOPも店頭ではこのインバート式で抽出しています。

抽出に使用する豆

エチオピア COE2020 #23 Fisa Dike Bare

ローズヒップ、グリーンアップル、ピンクペッパーのような風味で、スムースな質感、チョコレートのような甘さ。

スペシャルティコーヒーの名産地・エチオピアが誇る、まさしくトップオブトップのコーヒーです。

THE COFFEESHOPおすすめレシピ

使用した豆量、湯量は以下の通り。

豆:20g 中挽き

お湯:290ml 90℃

抽出レシピは以下の通りです。

0:00~0:10 100g注ぐ

パドルで10回攪拌を加える

0:30~0:40 100g注ぎ、フィルターキャップをはめて待機

1:00~1:30 本体をひっくり返しプレス

最後に90mlのお湯を加水して完成!

味わいの特徴

キリッとした酸味とフレーバー、質感の印象。

このコーヒーの大きな特徴である、酸味とフレーバーをよりダイレクトに味わえました。

対して、良くも悪くも甘さ・後味はキレがある印象に。

インバート式、スタンダード式、味わいの比較

スタンダード

すっきりとした味わいのコーヒーに仕上がる

甘さ、後味に特徴がでやすい

まとまりのある印象で、バランスの良い抽出ができる

ナチュラルプロセスやハニープロセスなど、豆本来の甘さを楽しめるコーヒー向きです。

インバート

酸味やフレーバーを鮮やかに味わうことができる

よくも悪くも豆のポテンシャルが最大限出る印象

酸味とフレーバーが鮮やかに抽出できるので、ユニークな個性を活かした浅煎りのスペシャルティ向き

特に酸味の爽やかなウォッシュドプロセスや、キレのあるアイスコーヒーでの抽出がおすすめです。

インバート式、スタンダード式、それぞれのデメリット

どちらの抽出方法も、もちろん美味しく淹れられますが、それぞれ気をつけるべき点、デメリットと言える点があります。

スタンダード

お湯を注いですぐに透過が始まるため、一連の流れをスピーディーに行う必要がある

同じ理由で、抽出の再現性に難あり?

酸味やフレーバーをダイレクトに感じたい方には、少し物足りないかも…

インバート

ひっくり返す際にプランジャーが外れ、大惨事になる可能性あり

同じくひっくり返す際に粉が攪拌され、過抽出になりやすい

本体に入るお湯の量がスタンダード式よりも少ないため、深煎りの豆や焙煎間もない豆だとお湯が入り切らないことも

まとめ

今回は1台で様々な味わいを楽しめる『AeroPress®︎』の様々な抽出方法をご紹介しました。

スタンダード式・インバート式、エスプレッソ風の抽出と、1台でさまざまな淹れ方が楽しめますので、お好みやシーンに合わせて、多様な抽出を思いっきりお楽しみください!

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