2015.10.24コーヒー豆

コーヒーがもっと美味しくなるキーワード「COE」を知っていますか?

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美味しいコーヒーを知る上で、Cup of Excellenceは重要なキーワード

カッピング」という言葉をどこかで聞いたことがないでしょうか。近頃のコーヒーブームによって、雑誌やWEBサイトでも頻繁に見られる言葉となってきました。このカッピングによる味覚テストは、コーヒーの品質を見るために欠かせないものです。THE COFFEESHOPでももちろん、店頭にコーヒーが並ぶ前に必ずカッピングで品質チェックを行っています。

さて、このカッピングによって素晴らしいコーヒーを発見するプログラムがあります。それは「カップ・オブ・エクセレンス、(以下COE:シー・オー・イー)」です。現在はアライアンス・フォー・コーヒー・エクセレンス、通称ACE(エース)というNPOによって運営されています。

ACEACE:http://www.allianceforcoffeeexcellence.org/en/

COEとは、ものすごく噛み砕いて言ってしまうと「その国で、その年採れた一番美味しいコーヒーを決める大会」です。

COEで入賞することは、コーヒー生産者にとって大きな名誉であり、自分自身、そして自分の農園の名前を全世界に轟かせる大きなチャンスです。コーヒーの品評会にも色々なものがありますが、このCOEが一番信頼性の高いものといわれています。

COEは、高品質なコーヒーを発見するプログラム

1.国内外の審査員による厳しいカッピング審査

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COEにエントリーされるコーヒーの数は、国によっても違いますが、およそ300〜400ほどの数にのぼります。それだけの数のサンプルが、まずは予備選抜やスクリーニングによっておよそ半分、150程度のサンプルに絞りこまれます。次に生産国の審査員によってカッピングが行われ、150サンプルを80サンプル程度にまで、さらに絞り込みます。

最後に国外の、消費国のインポーター、バイヤー、カッパーを中心として選出された国際審査員によって審査されます。この国際審査員によるカッピングの平均点が85点以上になったコーヒーがCOE入賞となり、点数によって順位が決定されます。トップ10についてはもう一度カッピングが行われ、平均点が90点以上のコーヒーは「プレジデンシャルアワード」と呼ばれ、非常に大きな名誉となります。

複数回、厳しい審査員によるカッピングによる味覚のテストを行うので、必然的にCOEを受賞したコーヒーは品質がかなり高いものになります。

2.全世界同時オークション

入賞したコーヒーは速やかにオンラインサイトで情報が公開され、全世界同時インターネットオークションにかけられ、各国のバイヤーが入札し落札します。上位入賞のコーヒーは高額になる傾向で、入賞したコーヒーの価格は、コーヒーの国際相場や一般的なスペシャルティコーヒーの価格の相場と比べても、とても高い価格で落札されます。

そして落札金額はそのほとんどが直接生産者の手にわたり、多くはさらなる品質の安定・向上や、労働環境整備のために使われます。

COEに入賞するためには、並大抵ではない品質向上のための施策が必要です。コーヒーの栽培段階から始まり、収穫、生産処理、乾燥、運搬まで一貫して、品質にダメージを与えないように管理しなければなりません。

COEに入賞したコーヒーには、奥行きのある複雑なフレーバーや明るい爽やかさ、上品な甘さのあるコーヒーが多く、感動を覚えるコーヒーもたくさんあります。COEのプログラムは、高品質なコーヒーを発見するプログラムとして大きな役割を果たしています。

COE開催国について

2014年時点の開催国は10カ国。
■中米
・グァテマラ
・ホンジュラス
・エルサルバドル
・ニカラグア
・コスタリカ
・メキシコ

■南米
・ブラジル
・コロンビア

■アフリカ
・ルワンダ
・ブルンディ

今後もこれらの国々のほかに、開催国が増える可能性もあります。

THE COFFEESHOPとCOEの関係

COEプログラムは、まだ見ぬ素晴らしい風味特性のコーヒーを発見し、コーヒーという飲料の可能性を引き上げるプログラムです。

THE COFFEESHOPは生豆を買い付けることはしていませんが、COEのプログラムに関わっていくこと、それがコーヒーの世界をより豊かにすることに繋がっていくと信じています。そして、できるだけCOEのコーヒーをお客様にも味わっていただきたいと考えています。

THE COFFEESHOPでもCOEを味わっていただくことができます。
現在の取り扱いは「Burundi / Munyinya」です。2014年カップ・オブ・エクセレンス13位入賞。オレンジやアプリコットを思わせるフレーバーに、はちみつのような甘さが感じられ、とても後味がよく飲みやすいコーヒーです。
Burundi / Munyinya(ブルンディ/ムニンヤ)

「COEってなんかいい」を覚えておけば、それだけでコーヒー選びが楽しい

今回は美味しいコーヒーを見つけるためのキーワード「COE」についてお話をしました。少し難しい専門用語もでてきましたが、要は生産者もコーヒーショップも自信を持ってオススメしていて、飲んだ人も美味しいと感じてもらえ、COEを飲むことでコーヒーの品質向上のサイクルに貢献もできてしまう素晴らしい仕組みなのです。

コーヒーショプでコーヒー豆やドリンクを購入する際、どれを飲もうか迷ったらCOEの文字を探してみてはいかがでしょうか。

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