vol.1:THE COFFFEESHOP DAIKANYAMA
2015.08.28
この企画はリニューアルのタイミングで、THE COFFEESHOPの実店舗について振り返ってみようといものです。
というのも、オンラインストアをご利用いただいているお客さまの中には、地方にお住まいでTHE COFFEESHOPを知ってくださっている方がたくさんおられるので、実際にはどんなお店でコーヒーが淹れているのか知っていただきたいという目的があります。
また、普段ご来店いただくお客様にも各ショップの普段なら見逃してしまうポイントも合わせてご紹介できればと思います。それでは、今回はTHE COFFEESHOPの旗艦店 DAIKANYAMAをご紹介です。

こちら、THE COFFEESHOP DAIKANNYAMA 正面。
撮影の時間が夕暮れということもあり、店内の照明と外の明暗がいい具合です。
立地としては、代官山のメイン通り沿いではあるものの、見ていただいた通り住宅街の一角にひっそりと存在しています。実は両隣を由緒正しいレストランに囲まれるという贅沢な環境です。
建物については、小さなボックスのような店舗なのでコーヒースタンドとしてスタンディングスタイルでご利用いただいています。また、屋根にはンボルである「くもマーク(正式名称は不明です)」も!
そして、入り口の左側にはメニューと季節の商品を掲載する告知用ボックスが。今はアイスコーヒーが季節のメニューですね。また、雨や日差しの強い日には、店頭の折りたたみ式の屋根を広げて簡単な軒先を作っています。雨の日は、雨を見ながらここでコーヒーを飲むと気持ちが良いです。
至るところにデザインが。
まず左上の写真は、外の壁に施されたデザインです。なぜかTHE COFFEESHOPのロゴとURLが描かれています。このURLを見てWebサイトに来られた方はいるのでしょうか。。気になります。
そして入り口ドアのガラスにはショップロゴとマークが!ドアのど真ん中なので意外と見落とされている方は多いのではないでしょうか。

お客様とコミュニケーションの取りやすい距離
店内はお客様スペースとスタッフのワークスペースがちょうど半分ずつに分かれています。写真のように、一杯のコーヒーでお客様と立ち話は日常的な光景です。
もう少し細かい店内の様子を見て行きましょう。
左の棚には月刊のフリーペーパーなどのリーフレット、コーヒーのお好み診断用のiPadなどが置かれています。その上には、ソーシャルショットという記念撮影のできるアプリが使えるiPadも。コーヒーをお待ちいただく間、外国人のお客様は必ず撮影をしておられます。右の棚には、コラボマグやタンブラー、抽出器具などのグッズがディスプレイされています。
ショーケースの中にはコーヒー豆がサンプリングされています。
カウンターはガラス張りのショーケースになっていて、その中には販売中の豆がサンプリングされています。コーヒー豆にはそれぞれの国名と農園名、フレーバーが記載されたビーンズカードがセットで添えられています。
実はその中のひとつに右の写真のように銃弾の入ったものが!これはには理由があり、銃弾の入ったコーヒー豆が本日のコーヒーとして出されるというちゃんとした意味を持っています。初めて聞いた!という方も多いのではないでしょうか。 THE COFFEESHOPの裏話でした〜。
続いては、ショーケースの側面にご注目!
ここでオーダーしてくださいということで「ORDER」の文字が。小さい店内なので、ここ以外でご注文を伺うなんてことはそもそもできないんですけどね。
右の写真は、店内右手にあるグッズの棚の一部です。アーティストの方とコラボしたマグカップもこのように並べてあり、現在は8種類ほどですが、いずれはコラボレーションマグでいっぱいにしたい!という密かな野望があったりします。
iPadを使ったハイテク?なサービスも。
コーヒーショップには珍しくiPadが2台も店内に設置されています。
まず左は、コーヒーのお好み診断と言って、いくつかの選択肢を選ぶと、販売中のコーヒーの中からお好みにあったものをご紹介するシステムです。
そして右側のiPadは、「Social Shot」という記念撮影ができるシステムです。コーヒー抽出までの待ち時間に、撮影されるお客様も多くおられます。ちなみにですが、なんと、この2つのシステム、自社開発の製品なんです!!あったらいいな〜は自分たちで作ってしまう。これがTHE COFFFEESHOPスタイルです♪
入り口正面に置かれているメニューボード。ここには現在取り扱っているコーヒー豆が書かれています。実は、スタッフがチョークを使って毎回書き変えています。基本的にデジタルが大好きな当ショップですが、数少ないアナログなポイントです。
右の写真はコーヒー抽出時の風景です。お客様と対面でコーヒーを淹れるのではなく、奥の作業台で抽出しています。ハリオV60のドリッパーにKONEのメタルフィルターをセットするスタイルは他のコーヒーショップには珍しく、代官山店のトレードマークになりつつあります。
OPENとCLOSEはこのカードでお知らせ。
当店に来たことのある方は、このようなカードがあったかを思い出してみてください。
おそらくほとんどの方は覚えておられないかなと思います。このカード、とても重要な役割をしている割に存在感が薄いのです。実は、お店のオープンとクローズを示しています。お昼の12時になるとOPEN側に、クローズやスタッフが店頭を離れる場合は裏返しの「WILL RETURN」側を向いています。スタッフが店頭を離れる際には、いつ戻ってくるかも時計を使って表しているのですが、そもそもの存在感が薄いので、お客様とのコミュニケーションツールとしてはイマイチかもしれませんね。
最後に
さて、 代官山店についてご紹介をさせていただきましたが、お店の雰囲気を感じていただけたでしょうか。小さなスペースですが、かなり作り込まれたショップとなっているので、ご来店いただいた際にはきっと楽しんでいただけると思います。webサイトでこんなこと書いてたと思い出していただければ嬉しいですね。
ぜひ、お近くまでお越しの際は足を運んでみてください!
次回は、東京の富ヶ谷にあるTHE COFFEESHOPのロースター ROAST WORKSをご紹介させていただきます。

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