Monthly Beans Magazine｜2023年2月号 [vol.101]

2023.02.01

現在発売中のコーヒー豆の情報や、特集記事、BDS発送カレンダーなどを掲載した毎月発行のmbm(Monthly Beans Magazine)。
2023年2月号の内容をご紹介いたします！

mbm magazine

東京大学教養学部で講義を担当させていただきました！

昨年の話になってしまいますが、THE COFFEESHOPロースターの萩原が、東京大学教養学部にて、コーヒーの授業を担当させていただきました！

THE COFFEESHOPの焙煎所・ROAST WORKSにお越しいただいたことがある方ならばご存知と思いますが、店舗があるのは東京大学駒場キャンパスのすぐ真裏。普段から東大関係者のお客様が多くいらしてくださっています。
事の発端はそんな常連の東大准教授の方からのお声がけで、「萩原さんの話、熱意があって面白いので、うちの授業を一コマ担当してもらえませんか？」というお話でした。
それを聞いたときは本当にびっくりしましたが、東京大学で授業をさせてもらえるなんて機会はそうそうない！ということで、僭越ながら担当させてもらうことに。

普段、企業やイベントにお呼ばれしてコーヒーセミナーをすることはありますが、大学の講義で話をするなんてことは当然はじめての経験でしたので、どうなるか不安もありました。しかし、やはり天下の東京大学の学生さんたち、実に真剣に話を聞いてくれて、終わってみれば実に楽しい90分でした。

特に、大学の教室でガスコンロとハンドロースターを使ってコーヒー豆を焙煎させてもらえたのは、我ながらとても良いアイデアでした。
もともと特別コーヒーに興味がある学生さんたちが集まっている訳ではないので、焙煎のようすはもちろん、生豆を見たことがない人がほとんど。
硬くて青臭い生豆が、焙煎を経ることで香ばしく美味しそうな香りに変化していくところを見てもらえたのは、良い経験になってくれたのではと思っています。
実際、授業が終わったあとにコーヒーに興味をもってくれ、お店に通ってくれるようになった学生さんもいて、本当に嬉しい限りです。

やはり、焙煎のようすを見てもらうことは、コーヒー好きはもちろん、まだコーヒーに出会っていない人にとっても、楽しんでもらえることなんだと再認識しました。今度は一般の方向けの焙煎体験セミナーも企画したいですね。
今回の講義の内容について、詳しくはHPのマガジンページでもご紹介していますので、よろしければぜひご覧ください！

さて、話は変わって2月限定のFebruary Mixは、チョコレートとのペアリングを考えてブレンドした、フルーティで甘い浅煎り〜中煎りのミックスに仕上げました。
配合にはブラジルとエチオピア、どちらもナチュラルプロセスの豆を使っています。この産地の組み合わせ、農園は違いますが、国自体は昨年大好評だった12月限定ミックスと近いもの。そちらは中深煎り〜深煎りだったのに対して、焙煎度合いの変化によってまた違った味わいを表現しています。
INFORMATIONでもご紹介していますが、今年はこのFebruary MixとBean to Barチョコレートのペアリングセットを限定発売いたします。チョコレートもとても美味しいシングルオリジンと出会うことができましたので、ぜひこの機会をお見逃しなく！

（Roaster / Daito Hagiwara）

THE COFFEESHOP×CHOCOLABO “Valentine Gift Box”発売！

今年のバレンタイン限定ギフトセットは、Bean to Barチョコレートとスペシャルティコーヒーの豪華なBOXをご用意しました。
チョコレートを手がけてくれたのは、厳選された世界中のカカオ豆を使い、障がい者の方にも働く場所を提供する全国初の福祉のチョコレート工房CHOCOLABO(ショコラボ)。
Bean to Barとは、カカオ豆からチョコレートバーになるまで一貫して製造を行うことを言います。香り高いBean to Barチョコレートはシンプルな板チョコの形になっており、少しかじれば口の中に風味が広がります。チョコレートの種類は、タンザニア、ハイチ、ベトナム、トリニダード＆トバゴの４種類。チョコレート缶にはこの４種類が全て入っています。
セットのコーヒーは、２月限定”February Mix”。チョコレートとのペアリングを考えた、フルーティで甘いブレンドです。ストロベリーチョコレートやピーチパイ、グレープ、ほのかな発酵感のある風味。クリーミィな質感で、後味にフルーティで爽やかな甘さの余韻があります。
４種類のシングルオリジンチョコレートとのペアリングを考え抜いてブレンドしたスペシャルティコーヒーの組み合わせを、ぜひお楽しみください！
（Staff / Oyamada）