SCAJ2015を写真で振り返り!イベントレポート

2015.10.04
SHERE

SCAJ2015へ行ってきました!

先週はコーヒー業界にとってコーヒーウィークといってもいい一週間でした。もちろんメインはSCAJ 2015でしたが、その他にも10月1日はコーヒーの日であったり、ラテアートの大会が東京で行われたりしていました。先日お伝えしたTokyo Coffee Festivalも含めると、本当に目一杯コーヒーを楽しんだ一週間となりました。

SCAJは国内最大のスペシャルティコーヒーのイベント

正式名称は、SCAJ ワールドスペシャルティコーヒーカンファレンスアンド エキシビション 2015。日本スペシャルティコーヒー協会主催のイベントで国内外のコーヒー関連企業が100社/200ブースも集まり、生産国からスペシャルティコーヒーとその情報が集まる年に一度のビッグイベントです。最近耳にする事が多くなったバリスタチャンピンはイベント内で行われる「ジャパン バリスタ チャンピオンシップ 」から選出されます。当ショップスタッフ成澤も出場した「ジャパンブリュワーズ チャンピオンシップ 」も同じくここで行われました!

会場入口では朝10時オープン時点から長蛇の列が!改めてコーヒーへの関心が確実に高まってきているなあと感じさせられました。

そして、会場は東京ビッグサイト。

イベント内の競技はこのような大きなスクリーンと観客席のあるステージで行われています。THE COFFEESHOPスタッフの成澤もJapan Brewers Cup 2015に出場しました!結果は後日報告させていただきますが、複数の審査員と大勢のお客さまの前でプレゼンしながら時間も意識しつつ抽出というのは思っている以上にハードで、見ている側も手に汗握る競技でした!!

それでは、会場の様子を見て行きましょう

コーヒーがビールのようなサーバで注がれるUCCのICE BREWED COFFEE SERVER。飲んでいる様子はまるでワイン。

コーヒー農園や豆の卸業者も数多く出店していて、多くのブースでカッピングが行われていました。

THE COFFEESHOPで先日まで扱っていたNinety Plus社も出店していました!Ninety Plusのスタンプを腕に押してもらえたのでご紹介。こういうスタンプをするとイベント感がでますね。

様々な種類のエスプレッソマシンを試操するコーナーも設けられていました。普段使っているマシンと最新のものとを比較し楽しんでいるバリスタの方でいつも賑わっていました。

ルワンダのブース。このように産地ごとのブースがいくつも出店し、コーヒーの試飲が行われていました。

メーカーブースでは、東京のコーヒーショップで働くバリスタの方々が抽出のお手伝いをしていました。こういったことも、SCAJならではの楽しみかもしれません。

スタッフが気になったものをPICK UP

ちらはパナマの農園ブース。当ショップでも扱っているPanama/Esmeralda Geishaのナチュラルとウォッシュドとの飲み比べも!他のブースでもGeishaは扱っていましたが、ここのナチュラルは格別でした!

サイフォンで抽出しているブースがちらほらと見られました。先日Blue Bottle Coffee 青山にも導入されたサイフォン。もしかすると、サイフォンブームが本格的に来るかもしれませんね。

個人的にカッコイイと思ったのは、コレスのバンブーシリーズ。ドリップステーションはすでに発売しているのですが、スケールも来春登場するようで、スケールにステーションを乗せて使うことが前提に作られており、合わせて使うとかなり雰囲気が出ますね。スケールの機能自体はハリオのV60 ドリップスケールと変わらないようです。

こちらは韓国のメーカーの商品。この筒、どう使うと思いますか?

実はこの筒、グラインダーがメインの機能で、その他にも写真のようなドリッパーや、ケトル、カップなど3役も4役も担うスーパーグッズでした。アウトドア・コーヒーでは、強力なアイテムになること間違いなしですね。日本での発売は未定の要ですが、価格は1万円程度になるようです。

ノルウェーの家電メーカーWilfaから。 こちらのドリッパーは湯量を調整できるダイアル付きで、通常のドリッパーとして使用することはもちろん、Clever Coffee Dripperのようにお湯を溜めて使用することも可能なようです。手先の湯量で抽出スピードを調節する概念がちょっと覆りますね!

とにかくかっこ良かったコーヒーマシン。先ほどのドリッパーと同じく、ノルウェーのマシンメーカー。さすがは北欧!デバイスデザインが素晴らしいです。

エアロプレスの浸透具合がうかがえる一枚。ついにグラインダーの挽き目にも、「AERO PRESS」の目盛りが現れましたね。エアロプレスが一般的になってきた証拠です。

コーヒーの木を売るブースもあったり。

こちらの不思議な製品は韓国の医療メーカーが、滅菌の技術を応用して作ったコーヒー保存サービス。中央左の試験管のような容器は医療器具で使用されているものと同じとのことで、コーヒー豆を粉にして詰めておくと、1年間は風味や味が損なわれないようです。使うシチュエーションが思い浮かばなかったので直接聞いてみると、この年のこの農園が美味しかったから長期で楽しみたい、いつか飲みたいといった場合にその保存力が望みをかなえてくれるようです。

補足情報ですが、全てのコーヒーを飲み終わった後、製品中央の横長の穴'(白い袋が入っている)にスマートフォンを差して音楽を流すとスピーカーにもなるようです。

こちらの製品、粉末タイプのインスタントコーヒーではありませんよ!

コーヒー専門商社 ワタル株式会社の製品で、一杯ごとにコーヒー豆を挽いて袋詰めにしてくれるというもの。シチュエーションとしては、ギフトでコーヒー豆をプレゼントする時に、相手がグラインダーを持っているか、美味しく淹れられるか、もしかしたら面倒くさくなって飲まれないかもという心配をする必要がなくなりそうです。一杯ごとの分量と正しい挽き目の粉が詰めされているので、プレゼントされた相手は袋を切って抽出器具に入れるだけ。簡単ですよね。

挽いてしまったコーヒーの粉は正直美味しいのかな?と疑問に思ったので、フレンチプレスで味見させていただきましたが、風味も損なわれておらず、とても美味しいコーヒーが抽出されました。コーヒー豆のプレゼントに対するハードルがグッと低くなる商品ですね。素晴らしい!!

PICK UPした製品以外にも素晴らしいグッズや競技も開催され、日本最大のスペシャルティコーヒーのイベントを十分に味わう事ができました。例年よりも参加者が大幅に増大しているそうで、会場を回っていると一般の方々も多く参加されていました。コーヒーがマニアのためのものから、より生活に近いものへ降り始めていることが感じられ、日本人とコーヒーの関係がこれからどのように変化していくのかとても楽しみになりました。

今年参加できなかったみなさんは、ぜひ来年遊びに行ってみてくださいね。

WRITER

THE COFFEESHOP

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