ROAST WORKS より スペシャルティコーヒーの焙煎工程をご紹介
本日は、渋谷区富ヶ谷にある THE COFFEESHOP の焙煎所 ROAST WORKS より、コーヒーの焙煎工程をご紹介いたします。
ROAST WORKS では、選び抜いたコーヒーの生豆を焙煎し、皆様にご提供しております。
スペシャルティコーヒーを名乗るには、焙煎も大事な要素
スペシャルティコーヒーの理念に “From Seed to Cup” というものがあります。
これは、コーヒーの種(Seed)からお客様の手元の1杯(Cup)になるまでに、様々な工程がありますが、全ての工程で徹底した品質管理がなされていなければならない、というものです。
引用:SCAJ 日本スペシャルティコーヒー協会
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具体的には、生産国においての栽培管理、収穫、生産処理、選別そして品質管理が適正になされ、欠点豆の混入が極めて少ない生豆であること。そして、適切な輸送と保管により、劣化のない状態で焙煎されて、欠点豆の混入が見られない焙煎豆であること。
つまり、スペシャルティコーヒーと名乗るには、焙煎も重要な工程なのです。
コーヒーの焙煎工程をご紹介
ここでは、生豆の状態から、お客様の1杯になるまでの工程で、THE COFFEESHOPが行っている焙煎についてご紹介いたします。
まずは焙煎する生豆を計量
THE COFFEESHOP では、特定の商社様より、納得のいくコーヒー豆のみを生の状態で仕入れています。
選び方ですが、定期的に開催されているカッピングや、ご提供いただいたサンプルで、実際に自分たちで味をみることで選んでいます。
生豆の状態での品質は、全てスペシャルティコーヒーの基準を満たしているものを選んでいます。
コーヒーの焙煎機はドイツ製です
焙煎に使用する釜はドイツのプロバット社”PROBATONE 12kg釜”です。
プロバット社の焙煎機は釜が厚く、蓄熱性に優れています。
そのため、じっくりと火を加えることができ、芯までムラなく安定して焼き上げることができます。
スペシャルティコーヒーの持つ個性を表現しやすい焙煎機だと思います。
焙煎スタート
上部のホッパーより生豆を投入。焙煎をはじめます。
焙煎中は豆の匂いや見た目を逐一確認し、その時に適した火力を与えていきます。
サンプルスプーンと呼ばれるスプーンから焙煎中の豆を確認することができます。
焙煎の火力や焼き時間は豆によって様々です。
焙煎中の火力操作や温度の推移をiPadやiPhoneに記録し、次回以降に役立つデータとして残しておきます。
焙煎が終了したら、冷却槽で焙煎豆を冷まします。
豆自体が持つ余熱で焙煎が進行してしまうため、できるだけ早く冷まします。
焙煎後は毎回カッピングで品質をチェック
その日の焙煎した豆をカッピングと呼ばれる方法で、品質のチェックを行います。
焙煎の工程自体はとてもシンプルですが、何度も何度も焙煎とカッピングを繰り返し、日々品質の向上に務めています。
ROAST WORKS にぜひご来店ください
コーヒーの焙煎について、もっと知りたい方は、ぜひお店に遊びにきてください。
THE COFFEESHOP ROAST WORKSでは毎月セミナーを行っており、その中の1つに小型の焙煎機を使った焙煎体験セミナーというものがございます。
写真や文面では伝わらない、焙煎中の豆の見た目の変化や、匂いの変化など、実際に感じていただきたいと思います。
ぜひご自身の五感を使って焙煎を体験してみてください。
WRITER
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THE COFFEESHOP
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