10月限定！旬を迎えるりんごのような風味が楽しめるオリジナルブレンド発売！

10月ともなるとすっかり秋の気候、長袖シャツを羽織る日が増えてきます。この少し肌寒いくらいの10月から、ホットコーヒーを飲むにはベストシーズンを迎えると言えるでしょう。

なにを隠そう、10月1日は『国際コーヒーの日』。

これは、世界一のコーヒー生産量を誇るブラジルにて、収穫・出荷の年度が10月から新年度に切り替わることに由来しているのですが、2014年に『国際コーヒーの日』が定められるより昔の1983年より、日本独自の記念日として、10月1日はコーヒーの日とされてきました。

10月より先、秋冬のシーズンにはホットコーヒーが旬を迎えることから定められた記念日で、お店でもアイスコーヒーからホットコーヒーへ注文が切り替わり、暖かいコーヒーが身に沁みて美味しく感じられる季節です。

そんな10月ですが、ホットコーヒーと共に旬を迎えるのが東北を中心に栽培されている『りんご』です。

大人から子供までみんな大好きなりんごですが、実はスペシャルティコーヒーの味わいの表現としても頻出するキーワード。

特に、甘さを伴った爽やかさと丸みのある酸味をして、『りんごのようなアシディティ』という説明をすることがあります。

9月のマンスリーミックスでは、同じくスペシャルティコーヒーと関わりの深い『ぶどう』をテーマにしましたが、10月はこの『りんご』をコンセプトにミックスを作成しました！

ベースにしたのは「コロンビア／ラ・ソレダ・カスティージョ」。

単体でもアップル系のアシディティがあり、キャラメルのような甘さと滑らかな質感で、ミックス全体の顔となるような役割を担います。

そこに、「エチオピア／コンガ・ウォッシュド」を追加。

紅茶のような風味があり、コロンビアと合わさることでミックスをよりすっきりとした方向に持って行ってくれます。

また、酸味の印象にもより丸みを与えてくれるので、今回のコンセプトである「りんご感」を引き出すのに大切な役割を果たします。

そして最後に、「ブラジル／ボア・エスペランサ」を少量加えました。

配合としてはごく僅かですが、このオリジンが入ることによってミックスのまとまりが生まれ、バランスを整えてくれます。

これが入るかどうかでは、飲みやすさや甘さの奥行きが全く違ったものになるため、少量でも欠かすことのできないオリジンと言えます。

完成したミックスは、コンセプト通り、りんごのようなフレーバーを明るく感じることができます。

それを補うようにチェリーや白い果実などのフルーツフレーバーが脇を固め、ナッティな甘さがバランスの土台を担うような味わいです。

また、ほのかにジャスミンのような白系、もしくは緑系のフローラルな印象があり、鼻を抜ける爽やかさを味わっていただきたい1杯です。

9月限定のSeptember MIXから引き続いてのフルーツコンセプトのミックス。

ぜひスペシャルティコーヒーの多様なフルーティさを味わってみてください！

October Mix 2022のドリップバッグ15個セットも登場。

お湯だけで簡単に抽出できるドリップバッグは、ご自宅用に、職場に、プレゼントにもオススメです。

『October Mix 2022』のパッケージデザインは、平沼久幸さんの描き下ろしデザイン。

10月のテーマは、カップコメントにもある”りんご”。見ればもうお分かりでしょう、このテーマにぴったりのデザイン。ハロウィンのプレゼントにも喜ばれそうですね！

来月もマンスリーミックスをお楽しみに！

平沼久幸 Profile

平沼久幸 / Hisayuki Hiranuma

イラストレーター

1985年 東京都生まれ

2019年イラストレーターとして活動を開始。

雑誌OCEANS、HOUYHNHNM Unpluggedなどファッション誌やウェブマガジン、書籍を中心にイラストを寄稿。MOUNTAIN RESERCHをはじめとするファッションブランドやHAMILTON、billy`s、三井住友銀行、UNIQLOなど、クライアント・活動は多岐にわたる。

ポップカルチャーを愛し、消費社会に対したアンチテーゼを込めた作品を発表している。