ポストに届いてから飲み切るまで。BDSを120%楽しむためのロードマップ|スペシャルティコーヒーサブスク〈Beans Delivery Service〉vol.301

2026.06.10
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多種多様なコーヒー豆の違いとその個性、そしてなによりそのコーヒーの美味しさに夢中になれる、そんなコーヒー体験を毎月お届けする、スペシャルティコーヒーのサブスク”Beans Delivery Service“(BDS)。

2026年6月10日発送の2種類のコーヒーについてお知らせいたします!

スペシャルティコーヒーサブスク〈Beans Delivery Service〉

毎月ポストへお届け。スペシャルティコーヒーのサブスク〈Beans Delivery Service〉。

どのコースでも新規お申し込みの方全員に、THE COFFEESHOPオリジナルレシピブック”BREW GUIDE”プレゼント中!

BDS MAGAZINE〈vol.301〉

こんにちは!THE COFFEESHOP ロースター 萩原です。

関西はすでに梅雨入り、関東も梅雨入り間近になってきました。

天気や気圧が安定しないと、体調も乱れがち。美味しくコーヒーを飲むためには、まず何よりも身体が健康であることが大切です。しっかり栄養と睡眠をとって、これから来る本格的な夏に向けて整えていきましょう!

それでは、BDS MAGAZINE〈6月10日号〉スタートです!

COFFEE BEANS 1|
Guatemala / Finca Villaure Las Lomas(グアテマラ / フィンカ・ヴィジャウレ・ラス・ロマス)

グアテマラ北西部、メキシコとの国境の近くに位置するHuehuetenengo(ウエウエテナンゴ)。

その中でも昨今スペシャルティコーヒーの産出地として、その名を上げている地域 Hoja Blanca(オハ・ブランカ)地区に位置します。

農園主のAurelio Villatoro氏はその日その日に収穫されたチェリーを少量ずつ小さなパルパーにかけ、丁寧に果肉を除去し、パーチメントに仕上げていきます。

また、当農園では洗浄後のパーチメントを、乾燥させる前にもう一度「レモホ」と呼ばれるプールに24時間浸します。

こうすることにより豆全体の水分バランスを整え、カップに非常に丸みを帯びた味を生み出すといいます。

このレモホは主に東アフリカ諸国でよく見られる処理法です。

こちらも定番的に例年取り扱っているFinca Villaue、Las Lomas区画のWashed。

水が豊富なHuehuetenangoならではの製法で作られた、とてもクリーンなコーヒーです。

例年、フルーティな甘さが綺麗にあらわれるロットですが、今年は特にレッドアップル、アプリコット、オレンジといった果実感が全面に感じられる、素晴らしい出来栄えでした。

それでいてそのフルーティさを損なうことなく同居するヘーゼルナッツの甘みは、グアテマラらしい落ち着きを担ってくれます。

甘さ、酸味、香り、滑らかな口当たり、それらのバランスが絶妙に整った、素晴らしいデイリーロットだと思います。

当初の予定では定期便限定でしたが、期待以上に良い仕上がりでしたので少量のみ一般リリースいたします。お見逃しなく!

FLAVOR COMMENT

中浅煎り。

アプリコットやレッドアップル、ヘーゼルナッツ、ほのかにピーチやフローラルな風味。滑らかな質感で、ブラウンシュガーのような甘さが後味に長く続きます。

BEANS DATA

【農園】Finca Villaure(フィンカ・ヴィジャウレ)

【区画】Las Lomas(ラス・ロマス)

【生産者】Aurelio Villatoro(アウレリオ・ヴィジャトロ)

【地域】Hoja Blanca, Huehuetenango(ウエウエテナンゴ、オハ・ブランカ)

【標高】1,400m〜1,600m

【品種】Bourbon(ブルボン)

【生産処理】Washed(ウォッシュド)

COFFEE BEANS 2|
Tanzania / Acacia Hills Kent AB Honey(タンザニア / アカシアヒルズ・ケント・AB・ハニー)

アカシアヒルズはンゴロンゴロエリアに位置するオルデアニ山麓で2007年より品質第一のコーヒー作りをしてきました。

当時、コモディティとしての認知しかされていなかったタンザニアコーヒーの価値を上げることを目標に、スペシャルティコーヒーの生産を始めました。

標高1,900m近い高地に位置するこの農園では、多様な高品質品種の栽培をしています。また、土壌分析、シェード管理、コントロール発酵、遮光下での乾燥など他の地域では見ることのない取り組みにより、品質向上を実現しています。

一方で、農園はンゴロンゴロ自然保護区に隣接しており多様な野生動物が生息していますが、動物による被害対策も課題となっています。

これ以上開発することが許されない状況の中で、環境保護と真正面から対峙する最先端のコーヒー生産者でもあります。

また、安定した雇用と適正賃金を提供することで、Acacia Hills周辺では新たな店舗やビジネスが生まれ、地域経済の活性化につながっています。

収穫時には完熟した赤いチェリーのみを経験豊富なピッカー(90%が女性)によって収穫します。収穫後はハンドソーティングを行い、未熟豆・過熟豆を除去しています。

パルパーで果皮を取り除いた後、トップクオリティのものは遮光ネット下に、通常グレードのものは天日の下に設置されたアフリカンベッドで乾燥させます。パーチメントは最低15日以上かけて十分に乾燥した後、ドライミルへ移動させてハリングとグレーディングを実施します。

TCSでも何度かご紹介してきたAcaciaHills。今年はタンザニアの主要品種のひとつであるKentのHoneyプロセスを仕入れました。AcaciaHillsらしいソフトな質感とマイルドな酸質、じんわりとした甘味がよくあらわれた優しい飲み心地。スルスルといくらでも飲めてしまうような軽やかなコーヒーです。

FLAVOR COMMENT

浅煎り。

カシューナッツやオレンジ、ストーンフルーツ、ほのかにココナッツ、軽やかな飲み心地。ソフトな質感で、きび砂糖のような甘さが続きます。

BEANS DATA

【農園】Acacia Hills(アカシア・ヒルズ)

【地域】Ngorongoro, Oldeani, Karatu(ンゴロンゴロ、オルディアニ、カラツ)

【標高】1,820m

【品種】Kent(ケント)

【生産処理】Honey(ハニー)

【グレード】AB

COFFEE COLUMN|
ポストに届いてから飲み切るまで。BDSを120%楽しむためのロードマップ

今回の発送で第301回となるコーヒー定期便BEANS DELIVERY SERVICE。

前回の第300回のお届けでは、記念としてプレミアムなコーヒーをお届けさせていただきましたので(※シングルオリジンプラン)、このタイミングでBDSに加入していただいた方も多くいらっしゃます。

そこで今回は、定期的にお手元に届くBDSを最大限楽しんでいただくための道筋、ロードマップをご紹介します。

せっかく自信を持ってお届けしているTHE COFFEESHOPのコーヒー豆。最後まで美味しく飲んでいただくために、このロードマップをぜひ参考にしてみてください!

STEP1:到着直後〜まずは〈BEANS LOG〉と〈焙煎日〉をチェック!

コーヒーが届いたら、真っ先に袋を開けてお湯を沸かしたくなる気持ちをグッとこらえましょう。最初にやっていただきたいのは、同封されているコーヒー豆の情報資料〈BEANS LOG〉と、パッケージに記載された〈焙煎日〉のチェックです。

〈BEANS LOG〉には、生産者の情報や、実際に焙煎した豆をテイスティングして感じたフレーバーノートが書かれています。まずはこの〈BEANS LOG〉を読んで、今回の豆がどんな味で、どんな背景をもって手元に届いたのか、ぜひじっくりと楽しんでいただきたい部分です。

そして、焙煎日の確認も欠かせません。コーヒー豆は焙煎直後、内部にガス(二酸化炭素)が多く含まれており、抽出の妨げになったり風味を阻害する原因になってしまいます。焙煎してからの適切なエイジング期間は豆によって異なりますが、その情報もしっかり〈BEANS LOG〉には記載されていますので、焙煎日から日数を計算して飲み始めてもらえると、より甘さとフレーバーがしっかり引き出されるようになります。

STEP2:適切な保存環境を整える

コーヒー保存の大敵は〈酸素・湿気・高温・光〉です。新鮮な状態を長くキープするため、保存環境をしっかりと確認しましょう。

まず届いたパッケージはしっかりと密閉されているので、開封しない限りはそのままの保管でもちろんOK。飲み頃を迎えるまで、直射日光の当たらない常温の涼しい場所で保管しましょう。

開封後は密閉できるキャニスターに移す、あるいはジップ付きの密閉袋に入れて空気を抜いて保管。このとき、豆ごとに設定されている“美味しい飲みごろ”期間中に飲み切る場合には、そのまま常温保存で問題ありません。

もしその期間を過ぎるようであれば、完全に密閉した上で冷凍庫へin。冷凍してしまえば品質の持ちが格段によくなります。

ただ、冷凍庫からの出し入れは結露のリスクも大きくなりますので、できれば1杯分ずつに小分けした上での冷凍が理想。少し面倒くさいかもしれませんが、美味しく飲み切るための一手間として覚えておくといいかもしれません。

STEP3:いざ抽出!最初の一杯は〈基本のレシピ〉で

エイジングが完了したら、いよいよ抽出です。

淹れ方はもちろん各々の好みのレシピで淹れてもらって構いませんが、THE COFFEESHOPの基本レシピを使ってもらえると、よりBEANS LOGに書かれたフレーバーコメントがわかりやすく感じられるかもしれません。

また、いきなりドリップする前に、カッピングで豆の個性を確認するのもオススメ。

カッピングで見つけたフレーバーを抽出でも引き出すことができるのか、はたまた全然違った印象になるのか。

少し上級者向けかもしれませんが、1つのコーヒーとより深く向き合うには、ぜひやってみてほしい楽しみ方です。

STEP4:日々の味の変化を楽しむ

コーヒーは生鮮食品です。同じように淹れていても、日数が経つにつれてエイジングによって味わいは少しずつ変化していきます。

エイジングが浅いうちはフレッシュな香りや明るい酸味を楽しみ、次第に味が丸く落ち着いて、奥深い甘さが前に出てきます。この“エイジングによる味の移り変わり”を体験できるのは、新鮮なコーヒー豆が届く定期便ならではの特権です。

豆のコンディションやその日の気分に合わせてレシピを微調整していくのも、おうちコーヒーの素晴らしい醍醐味。ぜひ日々移ろいゆくコーヒーの美味しさを、時間をかけて楽しんでいただきたいです。

ポストに届いた瞬間から、最後の一粒まで。コーヒーにはたくさんの表情があります。ぜひこのロードマップを参考に、毎月のコーヒーを心ゆくまで楽しんでくださいね!

それでは良いコーヒーライフを!

定期便でお届けのコーヒーの内容をライブ配信でご紹介!

InstagramとYouTubeのライブ配信・Xスペースで、定期便でお送りしているシングルオリジンのコーヒー豆についてご紹介しています。

配信はアーカイブでもご覧いただけます。ぜひチェックしてくださいね。

次回お届け予定のコーヒー|BDSシングルオリジンプラン

Colombia / Arley Hernando Chica

El Salvador / Familia Cristiani SL

BEANS DELIVERY SERVICE 次回発送→ 6月24日(水)予定

毎月ポストにコーヒー豆をお届け!THE COFFEESHOPのスペシャルティコーヒーのサブスク(定期便)。世界各国の高品質の美味しいスペシャルティコーヒーをお届けします。

THE COFFEESHOPが直接買い付けた日本初上陸のコーヒー豆など、よりマニアックな内容を楽しむことができますよ。

夏の定期便は水出しアイスコーヒーに変更がおすすめ!お届けタイプ変更キャンペーン

早くも暖かい日が増え、アイスコーヒーが飲みたい季節になってきました。

とっても便利な定期便ですが、夏になると熱いお湯を使ってアイスコーヒーを淹れるのは面倒…という方も少なくないのではないでしょうか?

夏季限定で、現在ご利用中のコースのコーヒー豆を〈水出しアイスコーヒーバッグ〉でお届けするキャンペーンを開催中です!

1回のみお試しで変えてみるというのも可能ですので、お申し込みフォームよりお気軽にお問い合わせください。

過去のBDSお届けリスト

WRITER

Daito Hagiwara

THE COFFEESHOPロースター

THE COFFEESHOPにて取り扱うすべてのコーヒー豆の仕入れと焙煎・クオリティコントロールを担当。日々焙煎の研究とコーヒー豆の品質チェックを行う。2024年 Next up Roasting Championship優勝。2025年 焙煎競技会 ROAR OF THE ROAST 2025 優勝

毎週木曜日20:00〜Instagram、YouTube、Xスペースでライブ配信中!

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