定期便でお届けするコーヒー豆を選ぶ、THE COFFEESHOPの「選球眼」|スペシャルティコーヒーサブスク〈Beans Delivery Service〉vol.300

2026.05.27
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多種多様なコーヒー豆の違いとその個性、そしてなによりそのコーヒーの美味しさに夢中になれる、そんなコーヒー体験を毎月お届けする、スペシャルティコーヒーのサブスク”Beans Delivery Service“(BDS)。

2026年5月27日発送の2種類のコーヒーについてお知らせいたします!

スペシャルティコーヒーサブスク〈Beans Delivery Service〉

毎月ポストへお届け。スペシャルティコーヒーのサブスク〈Beans Delivery Service〉。

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BDS MAGAZINE〈vol.300〉

こんにちは!

THE COFFEESHOP ロースター 萩原です。

今回の発送でBDSは通算300回のお届けになります!

これまでサービスを続けて来れたのも、ご利用くださっている皆様のおかげです。いつも本当にありがとうございます!

今後もより良いサービスを目指してブラッシュアップを続けて参りますので、末長くどうぞよろしくお願いいたします!

それでは、BDS MAGAZINE〈5月27日号〉スタートです!

COFFEE BEANS 1|
【PREMIUM CROP】Peru / Bilibran Tello SL9(ペルー / ビリブラン・テジョ・SL9)

ペルー南部クスコ州、ラ・コンベンシオン郡インカワシ地区。ネバド・チョケサフラの麓に広がる山岳地帯に、新たなコーヒー産地として注目され始めているアコンチャルカスの地域があります。険しい山々に囲まれたこの土地は、高地特有の冷涼な気候と豊かな自然環境を備え、コーヒー栽培に適した条件が整っています。

Finca El Progresoは標高約2,250mという非常に高い場所に位置しています。この高地環境ではコーヒーチェリーがゆっくりと成熟するため、豆は高い密度と豊かな糖分を蓄え、繊細で複雑な風味を生み出します。

この農園を営むのはBilibran Tello。彼は若いコーヒー農園を育てながら、同時に養蜂にも取り組んでいます。

ミツバチは農園の自然環境を保つ重要な存在であり、彼はコーヒー栽培とともに蜂の世話にも日々力を注いでいます。

現在、農園の生産エリアは約1ヘクタールで、樹齢4年の若いコーヒーの木が育てられています。また、将来の収穫に向けて、樹齢2年の若い区画も育成中です。成⾧を続ける農園とともに、この地域のコーヒーもこれからさらに品質を高めていくことが期待されています。

2025年9月から10月に収穫されたチェリーは、36時間の発酵を伴うウォッシュドプロセスで精製されます。その後、直射日光を避けた日陰の高床式ベッドで約22日間かけてゆっくりと乾燥され、豆の水分を均一に整えながら香りと甘さを丁寧に引き出します。

品種はゲイシャSL9。標高2,000mを超えるアンデスの高地環境と丁寧なプロセスによって、華やかな香りと透明感のある味わいを持つコーヒーに仕上がっています。

THE COFFEESHOPでは初めての取り扱いとなるペルーのSL9という品種。昨年あたりからいくつかのロースターで目にするようになった品種ですが、今年に入って完全にブレイクしたように思います。今回のロットのクオリティも実に素晴らしく、カップをとりながらうんうんと頷いてしまうような仕上がりになっています。

個人的に最大の特徴はクリーミィでトゥルトゥルとした質感。例えるならゼリーやグミのようなイメージでしょうか。この滑らかで心地よい口当たりは、トップクラスのロットならではの特徴だと思います。フレーバーも実に甘やかでフローラル。ジャスミンやオレンジブロッサムのような印象と、感じる果実はマンゴスチンやホワイトグレープなど、白い果肉のニュアンスがあります。

エイジングをしっかり効かせることで焙煎による粗が取れ、よりクリーンに明確な甘さとフレーバーを感じてもらえるはず。BDS発送の第300回を記念するにふさわしいロットだと思います。ぜひお楽しみください!

FLAVOR COMMENT

浅煎り。

マンゴスチンやジャスミン、ホワイトグレープ、ピーチ、オレンジブロッサムのような風味。クリーミィな質感で、上白糖のような甘さが後味に長く続きます。

BEANS DATA

【生産者】Bilibran Tello(ビリブラン・テジョ)

【農園】Finca El Progreso(エル・プログレソ農園)

【地域】Acconcharcas, Inkawasi, La Convencion, Cusco(クスコ、ラ・コンベンシオン、インカワシ、アコンチャルカス)

【標高】2,250m

【品種】Geisha, SL9(ゲイシャ、SL9)

【生産処理】Washed(ウォッシュド)

【インポーター】Syuhari

COFFEE BEANS 2|
【PREMIUM CROP】Costa Rica / Santa Teresa 2000 La Montana G&E(コスタリカ / サンタ・テレサ・2000・ラ・モンターニャ・G&E)

コスタリカ、タラス、ドタ渓谷。標高1,900mのミネラル豊富な土壌に、通年冷涼な気候、日中降りそそぐ日の光と、ここSanta Teresa 2000はコーヒー産地として理想的な環境に恵まれたマイクロミルです。

ロジャー・ウレナ氏はコーヒー生産者3代目で、広大な農園を駆け回り、祖父と父からコーヒーの様々な知識を吸収しながら育ちました。コーヒーのあらゆる側面に精通する彼は、息子アレックス氏と共に10を超える農園で多様な品種を栽培し、そこで採れたチェリーを磨き上げるSanta Teresa 2000を管理・経営しています。カーボンニュートラルにも積極的で、環境プログラムの一種であるBlue Flag Costa Ricaに参加しています。

同ミルは幾度となくコンペティションにおいて好成績を収めてきました。そんな中でもCup of Excellenceにおいては2022年はゲイシャ/ナチュラルで8位、2023年はゲイシャ/アナエロビックで9位、2024年はゲイシャ/ウォッシュドで見事1位を獲得しています。驚くべきことにそれぞれ違うプロセスで入賞を果たし、その生産技術を遺憾なく発揮しています。

Santa Teresa 2000といえば、THE COFFEESHOPでも数年前から毎年取り扱っている、非常に馴染みのあるマイクロミル。例年では主に別農園のCatuai種ロットをご紹介していますが、今回のロットはゲイシャ種とエチオピア系品種の混ざった、一風変わったミックスロットです。

味わいにもそれぞれの品種の特徴がよく現れていて、オレンジ色・桃色・黄色が混ざったような甘やかなフレーバー感があり、フルーティ&フローラルな味わいは独特な個性をもっています。

ゲイシャ種だけより甘さに芯があり、エチオピア系品種だけよりも繊細な華やかさを感じる、ミックスロットならではの風味特性。クリーミィな質感にはSanta Teresaらしさも感じる、素晴らしい一杯です。

FLAVOR COMMENT

浅煎り。

黄桃やみかん、バニラ、ハニーデューメロン、トロピカル感のある柔らかく複雑な風味。クリーミィな質感で、ミルクチョコレートのような甘さが長く続きます。

BEANS DATA

【農園】La Montana(ラ・モンターニャ)

【生産者】Roger Urena(ロジャー・ウレナ)

【地域】San Pablo de León Cortés、Tarrazu(タラス、サンパブロ・レオンコルテス)

【標高】1,900m

【品種】Geisha, Ethiopia 47(ゲイシャ、 エチオピア47)

【生産処理】White Honey(ホワイトハニー)

COFFEE COLUMN|
定期便でお届けするコーヒー豆を選ぶ、THE COFFEESHOPの〈選球眼〉

冒頭でもお伝えしましたが、皆さまのあたたかい支えのおかげでBDSは記念すべき第300回を迎えることができました!

いつも欠かさず楽しみにお待ちいただいている皆さまに、心より感謝申し上げます。

定期便を300回お届けしてきたということは、これまでにご紹介したシングルオリジンの数はなんと600種類!もちろん同じ農園の年度違いなども含まれますが、それでもかなりの種類数になりますね。

これらのコーヒー豆はすべて、ロースターが独自の目線で選んだロットなわけですが、この〈生豆の仕入れ〉こそが、定期便を続けていくうえで何よりも大切にこだわってきたポイントと言えます。

美味しいコーヒーをお届けするためには、焙煎の技術ももちろん重要です。しかし、すべての土台となる生豆の品質が良くなければ、その魅力を最大限に引き出すことはできません。

とはいえ、定期便というサービスならではの難しさもあります。それは〈予算の縛り〉があることです。

素晴らしいコーヒー豆は世界中にたくさんありますが、基本的には品質が良くなればなるほど、価格もそれに比例して上がっていきます。「これはうまい!」と心惹かれる生豆に出会っても、決められた定額でお届けする定期便の予算内にはどうしても収まらない、ということもしばしば。

だからこそ求められるのが、限られた予算のなかで、いかに優れた品質のものを見極めるかという〈選球眼〉です。

では、私たちが数ある生豆の中から、何を基準に定期便でお届けする豆を選んでいるのか。

素材の良さを測る基準はロースターごとに様々ですが、THE COFFEESHOPが最も大切にしているのは、やはり〈甘さ〉と〈クリーンカップ〉です。

スペシャルティコーヒーにおける〈甘さ〉とは、糖分による直接的な甘みではなく、完熟した果実のような風味や、口に含んだ際の質感(口当たり)、そして後味にじんわりと続く心地よい余韻の中に感じられるものです。

そして〈クリーンカップ〉とは、渋みや雑味などのネガティブな要素がなく、コーヒー本来が持つ個性がくっきりとクリアに感じられる状態を指します。

雑味がなく透明感があるからこそ、その豆が持つ繊細な風味や甘さが際立つ。この2つの要素がしっかりと備わっていることこそが、THE COFFEESHOPらしさを一番に表現できるポイントだと考えています。

そしてそれが実現できたコーヒーは、毎日飲んでも飲み飽きない、皆さまの日常にそっと寄り添うようなコーヒーになると信じています。

THE COFFEESHOPの定期便がお届けしたいのは、単なるコーヒー豆ではなく、〈美味しいコーヒーが当たり前にそばにある暮らし〉なのです。そんな当たり前の毎日をお届けするために、これからも世界中のコーヒー豆と真剣に向き合い、独自の選球眼を磨き続けていきます。

今回300回記念として、シングルオリジンプランの皆さまにはペルーとコスタリカのプレミアムなコーヒー豆をお届けしています。どちらのコーヒー豆も、THE COFFEESHOPが大切にしている〈甘さ〉と〈クリーンカップ〉を明確に感じてもらえるような、素晴らしい仕上がりになっていると思います(スペシャル回なので今回分は完全に予算オーバーですが…)。ぜひゆっくり楽しんでもらえたら嬉しいです!

300回はひとつの大きな節目ですが、これから400回、500回と、皆さまに美味しいコーヒーをお届けできるよう努めてまいりますので、引き続きTHE COFFEESHOPの定期便をよろしくお願いいたします!

それでは、良いコーヒーライフを!

定期便でお届けのコーヒーの内容をライブ配信でご紹介!

※ライブ配信が木曜20:00〜に変更となりました。

InstagramとYouTubeのライブ配信・Xスペースで、定期便でお送りしているシングルオリジンのコーヒー豆についてご紹介しています。

配信はアーカイブでもご覧いただけます。ぜひチェックしてくださいね。

次回お届け予定のコーヒー|BDSシングルオリジンプラン

Tanzania / Acacia Hills Kent AB Honey

Guatemala / Villaure Las Lomas

BEANS DELIVERY SERVICE 次回発送→ 6月10日(水)予定

毎月ポストにコーヒー豆をお届け!THE COFFEESHOPのスペシャルティコーヒーのサブスク(定期便)。世界各国の高品質の美味しいスペシャルティコーヒーをお届けします。

THE COFFEESHOPが直接買い付けた日本初上陸のコーヒー豆など、よりマニアックな内容を楽しむことができますよ。

新規お申し込みで〈BREW GUIDE〉プレゼント!

どのコースでも新規お申し込みの方全員に、THE COFFEESHOPオリジナルレシピブック”BREW GUIDE”プレゼント中!

過去のBDSお届けリスト

WRITER

Daito Hagiwara

THE COFFEESHOPロースター

THE COFFEESHOPにて取り扱うすべてのコーヒー豆の仕入れと焙煎・クオリティコントロールを担当。日々焙煎の研究とコーヒー豆の品質チェックを行う。2024年 Next up Roasting Championship優勝。2025年 焙煎競技会 ROAR OF THE ROAST 2025 優勝

毎週木曜日20:00〜Instagram、YouTube、Xスペースでライブ配信中!

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