ホンジュラスとエチオピアのコーヒー豆をお届け!スペシャルティコーヒーサブスク〈Beans Delivery Service〉vol.298

2026.04.28
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多種多様なコーヒー豆の違いとその個性、そしてなによりそのコーヒーの美味しさに夢中になれる、そんなコーヒー体験を毎月お届けする、スペシャルティコーヒーのサブスク”Beans Delivery Service“(BDS)。

2026年4月28日発送の2種類のコーヒーについてお知らせいたします!

スペシャルティコーヒーサブスク〈Beans Delivery Service〉

毎月ポストへお届け。スペシャルティコーヒーのサブスク〈Beans Delivery Service〉。

新プラン登場!〈ドリップバッグ10〉プランのみ【初月500月OFFキャンペーン】開催中!2026/5/31(日)まで

BDS MAGAZINE〈vol.298〉

こんにちは!

THE COFFEESHOP ロースター 萩原です。

BDS発送の前週末、4/25〜26は福井コーヒーフェスに出店させていただいていました!

初めての福井、アクセスが良いとは言えない場所での開催で不安もありましたが、蓋を開けてみたら超大盛況!写真を撮る暇もないまま、1日中コーヒーを淹れ続けさせてもらえました。

福井はお客様があたたかく、ご飯が美味しくて自然が豊かで、本当に大好きな場所になりました。また来年もぜひ行かせてもらえたら嬉しいですね!

それでは、BDS MAGAZINE〈4月28日号〉スタートです!

COFFEE BEANS 1|
Honduras / Victor Paz Pacas(ホンジュラス / ヴィクトル・パス・パカス)

ホンジュラスが誇る世界最高峰のエクスポーター・San Vicenteより、THE COFFEESHOPと3年目のお付き合いになるVictor Pazのコーヒーをご紹介します!

ロースター萩原が2026年3月に訪問させていただいたSan Vicenteは、ホンジュラスSanta Barbaraにあるコーヒーエクスポーターです。彼らはその厳格な品質管理と豊富な農業の知見を基に、素晴らしいテロワールを誇るSanta Barbaraの小規模生産者たちが手掛けるコーヒーを世界中に届けています。

実際に現地を訪問してその仕事を目の当たりにし、彼らが世界最高峰のエクスポーターだと言われている理由をありありと感じることができました。これから先もずっと取引を続けていきたい、大切なパートナーです。

今回お届けするVictor Paz氏は、San Vicenteから買わせていただいているなかでも3年続けて取り扱いさせていただいている生産者です。今年の訪問では念願叶って実際に農園を訪れ、Victor氏とお会いすることができました。

農園に行かせてもらった日は残念ながら雨が降っていて、ゆっくりと見て回ることができなかったのですが、Victor氏には彼のコーヒーへの感謝とこれからも宜しくということをお伝えできて、とても良い機会になりました。

Victor氏からはいつもPacasを買わせていただいているのですが、毎年感じるのはどこか和風な柑橘のイメージ。コーヒーのコメントでは、レモンやライムなどのワードがよく使われますが、Victor氏のコーヒーには柚子やかぼすといった表現をしたくなる、じんわりとした味わいがあります。

今回のロットにもそんな印象があるのですが、同時にアップル系の甘さ、冷めるにつれてストーンフルーツの酸、ブラウンシュガーのニュアンスが現れ、温度変化による複雑性も楽しめます。

昨年のロットより少しだけ発酵が強くかかっているような印象で、正直焙煎がかなり難しい仕上がりになっていますが、そのぶん丁寧に焼き上げたいと思います。

Victorの父親は、Victorと彼の兄弟の助けを借りて、1970年代から2000年代にかけていくつかのコーヒー農園を購入し、コーヒー栽培をはじめました。

18歳の時、Victorは父親から相続した土地にコーヒーを植え、それが独立した最初の農園となった。

34歳の時、彼は価格の低迷と病害虫(この農園は標高が低かった)の問題から、持っていた農園を放棄しました。

しかし2011年、彼はSanta Barbaraの上部に位置するところに土地を見つけました。

彼はこの農地が特別なコーヒーを生産する可能性を秘めていると考えたからです。

この地域の厳しい気象条件のため、この農園の発展は非常に困難でした。

2015年以降、長年の友人であるAngel Arturo Pazのアドバイスにより、Victorはこの分野での経験とキャリアを証明する素晴らしいコーヒーを生産し、販売することができるようになりました。

チェリーは慎重に収穫され、農園内のウェットミルに運ばれ、約48時間発酵袋に入れられます。

その後、チェリーは脱果され、パーチメントは発酵用のプラスチック袋に入れられ、48時間ドライ発酵されます。

発酵後、パーチメントは多量の水で3回洗浄されます。その後、アフリカンベッドに移され、約15~18日間乾燥されます。

乾燥中に、パーチメントは手作業で選別され、欠陥豆が取り除かれます。

FLAVOR COMMENT

浅煎り。

柚子やかぼす、ライム、緑茶、ストーンフルーツのような風味。軽やかな質感で、ブラウンシュガーのような甘さがあります。

BEANS DATA

【生産者】Victor Paz(ヴィクトル・パス)

【農園】Por si la hacemos(ポル・シ・ラ・アセモス)

【地域】El Dorado, Santa Barbara (サンタバルバラ、エル・ドラド)

【標高】1,550m

【品種】Pacas(パカス)

【生産処理】Washed(ウォッシュド)

【エクスポーター】San Vicente(サン・ヴィセンテ)

COFFEE BEANS 2|
Ethiopia / Gotiti Reku Washed(エチオピア / ゴティティ・レク・ウォッシュド)

Reku Washing Station(以下、WS)はGotiti村の中心部からほど近く、標高1,900mに位置しています。

敷地内にはゲストが宿泊出来る施設を建設中で、もてなす心を大切にしている生産者の夢が要所につまったWSです。

運び入れられたチェリーはディスク式のパルパーにかけられ、質量が重く沈むものはG1やG2グレードへ、軽く浮いているものはG3~G4、未熟のものはLow Gradeとして国内消費にまわります。

ミュシレージ除去のための発酵工程はウェットファーメンテーションを採用しており、天気の良い日で24時間、寒い日だと72時間程度かけてミューシレージを分解します。その後、水洗されたパーチメントをベッドにて12~15日程度かけて乾燥させています。

このReku WSも、THE COFFEESHOPでこれまでに何度か買わせていただいているコーヒーです。

Reku WSのあるGotitiという村は、名産地として名高いYirgacheffeのすぐ隣にあり、気候条件や土壌は非常に近い場所になります。それゆえ出来上がるコーヒーの味わいにも近いものがあり、フローラルな風味と紅茶のような飲み口、スウィートレモンのようなフルーティさと甘さがしっかりと感じられる、優等生な印象のあるエチオピアWashedだと思います。

すこしずつ暑い日が増えてきて、夏の足音が聞こえ始めた今日この頃、アイスにしても爽やかに楽しめるコーヒーだと思います。特に水出しにするとよりさっぱり感のある、軽やかな仕上がりに。急にやってくる暑い夏に備えて、アイスコーヒー抽出のおさらいをしてみてもいいかもしれません!

FLAVOR COMMENT

浅煎り。

紅茶やレモン、オレンジ、ハニー、フローラル、熟れたチェリーのような風味。滑らかな質感で、シロップのような甘さが長く続きます。

BEANS DATA

【精製所】Reku Washing Station(レク・ウォッシングステーション)

【地域】Gotiti, Gedeb, Gedeo(ゲデオ、ゲデブ、ゴティティ)

【標高】2,000~2,100m

【品種】Heirloom(エチオピア自生種)

【生産処理】Washed(ウォッシュド)

COFFEE COLUMN|
ホンジュラス・Victor Pazの農園を訪ねて

今月の定期便でお届けしているホンジュラスの生産者、Victor Paz(ビクトル・パス)。

先日、ロースター萩原が実際に彼の農園とウェットミルを訪問してきました。

彼との取引は今年で4年目になります。今回、初めて現地で本人と対面し、現在の状況やコーヒー作りの背景を確認してきましたので、その様子をご報告します!

事前に聞いていた話では「非常に陽気なキャラクター」と聞いていたVictorですが、実際に会ってみると、常にニコニコと笑顔を絶やさない、けれど意外と落ち着いた印象の人物でした。

私たちが3年継続して彼のコーヒーを買い付けていることを伝えると、「日本で僕のコーヒーは人気があるの?」と尋ねてくれました。「もちろんスタッフもお客様もみんな大好きだよ!」と直接伝えられたことは、ロースターとして本当に嬉しい瞬間でした。

農園からすぐ近くにあるウェットミル(水洗精製所)は、非常に清潔で、隅々まで整理整頓が行き届いていました。

発酵槽や機材の清掃が徹底されており、不快な匂いも無し。Victorのコーヒーがクリーンなのは、こうした基本的な衛生管理という、地道な作業の積み重ねによって作られていることを再確認しました。

現在、新しいクロップの収穫が進んでいますが、天候の影響もあり全サンプルの用意はこれからという段階です。訪問時は本来なら乾季にあたりますが、あいにくの天候不順で連日の雨に見舞われていました。

コーヒーの収穫・乾燥工程において雨は収量とクオリティを左右する懸念材料。それでも現地でカッピングできたVictorの収穫初期のロットは、Victor Pazらしい「派手さはないが、地味で滋味深い」良質なカップに仕上がっていました。収穫後期に向けてさらに品質が上がってくる可能性もあり、今後すべてのサンプルが揃い次第、改めてカッピングして買い付けを判断する予定です。

自然環境の影響で、収量やクオリティに波が出るのが農業のリアル。しかし、THE COFFEESHOPとして今後も彼との信頼関係を継続していきたいと考えています。

今回お届けするロットは、私たちが現地を訪れるきっかけをくれた大切なコーヒーと言えます。Victorの仕事の丁寧さを感じさせるクリーンな一杯を、ぜひゆっくりとお楽しみください。

それでは良いコーヒーライフを!

定期便でお届けのコーヒーの内容をライブ配信でご紹介!

InstagramとYouTubeのライブ配信・Xスペースで、定期便でお送りしているシングルオリジンのコーヒー豆についてご紹介しています。

配信はアーカイブでもご覧いただけます。ぜひチェックしてくださいね。

次回お届け予定のコーヒー|BDSシングルオリジンプラン

Mexico / Catuai Amarillo

Brazil / Kaquend YB PN

BEANS DELIVERY SERVICE 次回発送→ 5月13日(水)予定

毎月ポストにコーヒー豆をお届け!THE COFFEESHOPのスペシャルティコーヒーのサブスク(定期便)。世界各国の高品質の美味しいスペシャルティコーヒーをお届けします。

THE COFFEESHOPが直接買い付けた日本初上陸のコーヒー豆など、よりマニアックな内容を楽しむことができますよ。

新規お申し込みで〈BREW GUIDE〉プレゼント!

どのコースでも新規お申し込みの方全員に、THE COFFEESHOPオリジナルレシピブック”BREW GUIDE”プレゼント中!

過去のBDSお届けリスト

WRITER

Daito Hagiwara

THE COFFEESHOPロースター

THE COFFEESHOPにて取り扱うすべてのコーヒー豆の仕入れと焙煎・クオリティコントロールを担当。日々焙煎の研究とコーヒー豆の品質チェックを行う。2024年 Next up Roasting Championship優勝。2025年 焙煎競技会 ROAR OF THE ROAST 2025 優勝

毎週日曜日18:30〜Instagram、YouTube、Xスペースでライブ配信中!

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