エルサルバドルとインドネシアのコーヒー豆をお届け!スペシャルティコーヒーサブスク〈Beans Delivery Service〉vol.296

2026.03.25
SHERE

多種多様なコーヒー豆の違いとその個性、そしてなによりそのコーヒーの美味しさに夢中になれる、そんなコーヒー体験を毎月お届けする、スペシャルティコーヒーのサブスク”Beans Delivery Service“(BDS)。

2026年3月25日発送の2種類のコーヒーについてお知らせいたします!

スペシャルティコーヒーサブスク〈Beans Delivery Service〉

毎月ポストへお届け。スペシャルティコーヒーのサブスク〈Beans Delivery Service〉。

どのコースでも新規お申し込みの方全員に、THE COFFEESHOPオリジナルレシピブック”BREW GUIDE”プレゼント中!

BDS MAGAZINE〈vol.296〉

こんにちは!

THE COFFEESHOP ロースター 萩原です。

後半のコラムでもお話ししますが、ロースター萩原は明日3/26からホンジュラスに行ってきます!個人的にいま一番行きたかった生産国で、念願叶ってとても嬉しいです。

その関係で、4月のBDSお届けは一週後ろにズレる形となります。ご迷惑をおかけいたしますが、そのぶんホンジュラスで美味しいコーヒーと面白い話をたくさん仕入れてきますので、どうぞお楽しみに!

それでは、BDS MAGAZINE〈3月25日号〉スタートです!

COFFEE BEANS 1|
El Salvador / Familia Díaz Pacamara(エルサルバドル / ファミリア・ディアス・パカマラ)

エルサルバドルの優良エクスポーター・Cafe Norが手掛けるパカマラの登場です!

パカマラといえばクリーミィな質感と甘さを伴った酸質が特徴。

特に丁寧に作られたウォッシュドプロセスでは、そうしたカッププロファイルを見つけることができます。

今回ご紹介の〈Familia Díaz Pacamara〉は、そんな"THE パカマラ"な味わいを楽しむことができる、素晴らしいデイリーコーヒーです。

このコーヒーは2026年3月のコーヒー定期便BDSでもお届けしていますが、今回はエルサルバドル大使館が主催する〈El salvador Pacamara Week 2026〉というイベント開催を記念して、シングルでも緊急リリースさせていただきます。

3月23日〜30日に開催される『パカマラウィーク2026』は、日本中のロースターが参加するイベントで、エルサルバドルを代表する栽培品種であるパカマラの魅力をより多くの方に知っていただくことを目標にしています。

THE COFFEESHOPでも2024年から毎年パートナーとして参加させていただいており、今年で3年目。個人的にも大好きで思い入れの深いエルサルバドル、そしてパカマラという品種に、深く関わることができて大変光栄に思っています。

長男のウィリアム、次男のレナト、三男のサントスの三人で農園を経営しています。

ウィリアムが16歳のとき、父からチャラテナンゴの山中に1ヘクタールの土地を受け取りました。

近所の人から分けてもらったパカスやブルボンを植えたのが、彼のコーヒー栽培の始まりです。

1990年、父が本格的に農園を始めたとき、18歳になっていたウィリアムさんは、すでに近隣の農家や家族から学んだ栽培・精製の知識や技術を身につけており、コーヒーづくりの基盤を作り始めていました。

転機となったのは、アレハンドロ・バリエンテの訪問でした。彼の励ましを受け、スペシャルティコーヒーへの挑戦が始まります。

ハニー、ウォッシュト、ナチュラルといった多様な精製方法を試し、やがてパカマラ種の最初の収穫が実を結びました。

それは、特別なコーヒーを選ばれた顧客へ届ける新しい一歩となったのです。

今、彼らが直面しているのは、さび病の管理や資材費の高騰といった大きな課題です。

しかしそれらを、彼らは献身と楽観をもって乗り越えようとしています。

農園には車が入れる道路がなく、収穫後のコーヒーはすべて農園内で精製。

乾燥した豆は馬に積んで倉庫まで運んでいます。

厳しい環境の中でも、家族とともに情熱を持ってスペシャルティコーヒーの生産を続けています。

FLAVOR COMMENT

浅煎り。

クリーミィで、オレンジやピーチ、ヘーゼルナッツ、和栗のような風味。

とろみのある質感で、ブラウンシュガーのような甘さが長く続きます。

BEANS DATA

【輸出】Cafe Nor(カフェノル)

【生産者】Familia Díaz(ディアス・ファミリー)

【農園】La Mina(ラ・ミナ)

【地域】Chalatenango(チャラテナンゴ)

【標高】1,600m

【品種】Pacamara(パカマラ)

【生産処理】Semi Washed(セミウォッシュド)

COFFEE BEANS 2|
Indonesia / Gayo Extreme Washed(インドネシア / ガヨ・エクストリームウォッシュド)

インドネシアから一風変わった名前の精製プロセスロット、〈Gayo Mountain Extreme Washed〉をご紹介します!

10年以上前から日々コーヒーの品質を上げる事に注力してきたHandra氏。そんな彼は農園主でもあり水洗工場Avatara Coffeeのオーナーでもあります。

そんな彼が長い年月をかけ生み出した精製方法は、その名も『Extreme Washed』。

まず収穫された完熟豆を果肉除去し、水に浸さずそのまま24時間発酵(ドライファーメンテーション)させます。その後、山から湧き出る天然の水で一度水洗いし、ミューシレージが除去されたパーチメントを24時間ソーキング。ソーキングの際に使用する水も湧き水を使用し、24時間山からの湧き水をかけ流し。水は常にクリーンな状態が保たれます。

コーヒー産地では水は大変貴重な為、通常では考えられないこの製法。山からふんだんに湧き出る湧水があるからこそ出来る、ミラクルな精製方法となります。

水を常に流しながらソーキングさせることで、仕上がるコーヒーの味わいは実にクリーン。特に後味のキレ感が印象的です。

インドネシアのコーヒーといえば”アーシー”と評される独特のスパイシーさを思い起こしますが、それはスマトラ式(Wet Hulled)という精製方法に由来するのだと、今回のロットを飲んで改めて思い知ります。

グレープフルーツやオレンジのようなシトラス感、温度が下がるにつれて顔を覗かせるトロピカル、甘いタマリンドのようなフレーバーが個性的。派手さはありませんがどこか落ち着く味わいで、じっくりと時間をかけて飲み進めたいコーヒーです。

焙煎は中煎りくらいまで進めていますので、比較的温度は下げめで抽出するのがおすすめ。高温のお湯を当てると苦味や酸味が強調された、角の立った味になりやすいです。

粉:お湯の比率も、1:15〜16くらいから試してみてください!

FLAVOR COMMENT

中煎り。

グレープフルーツやアーモンド、ほのかにトロピカルやタマリンドのような風味。

滑らかな質感とチョコレートのような甘さ、キレのあるクリーンな後味。

BEANS DATA

【生産者】Handra Maulizar(ヘンドラ・マウリザー)

【水洗工場】Avatara Coffee(アバタラコーヒー)

【地域】Takengon, Aceh(アチェ、タケンゴン)

【標高】1,500m以上

【品種】Ateng Super ,Typica , P88 (Catimor系)(アテンスーパー、ティピカ、P88)

【生産処理】Extreme Washed(エクストリームウォッシュド)

COFFEE COLUMN|
明日からホンジュラスに行ってきます!

ロースター萩原は、明日から中米・ホンジュラスへ向かいます!

目的は、新しいシーズンのための農園視察と、皆様にお届けする生豆の買い付けです。

行き先は、ホンジュラスの中でも世界中のコーヒー関係者が熱い視線を送る特別な地域、『Santa Barbara』。THE COFFEESHOPにとっても、非常に思い入れの深い土地です。

THE COFFEESHOPではこれまでSanta Barbaraのパカス種、特にWashedのコーヒーを、定番のように扱ってきました。クリーンで滋味深く、華やかな酸味と甘みを持つこの地域のパカスは、私たち自身が毎日飲みたいと思える味わいそのもの。THE COFFEESHOPのコンセプトである『No Sugar, But Sweet.』を体現してくれる大切なオリジンです。

いつも焙煎しているあのコーヒーが、どんな山の斜面で、どんな風に吹かれて育っているのか。その魅力的な味わいを生み出すテロワールを自分の肌で感じ、現地の空気を吸い込みながらリアルを知ることができると思うと、本当にワクワクします。

今回の旅で私たちを案内してくれるのは、エクスポーターのSan Vicente(サン・ビセンテ)。彼らは地元の小規模生産者たちと家族のように寄り添い、栽培から精製処理に至るまで二人三脚でコーヒーの品質向上に取り組んできた素晴らしいパートナーです。

代表のアンヘルは農園オーナーでもあり、彼の手掛けるEl Tango農園のGeisha Washedは最近までTHE COFFEESHOPでも販売、店頭や全国各地のフェスでも大好評でした。

同業のロースターや名だたるバイヤーたちが口を揃えて「San Vicenteが手がけるコーヒーは間違いない」「彼らのサポートは本当に素晴らしい」と絶賛するのを何度も耳にしてきました。農園の様子ももちろんですが、San Vicenteの施設やラボなどを見に行けるのが本当に楽しみです。

そして、ここ数年継続して取り扱わせていただいている生産者のVictor Paz(ビクトル・パス)氏や、まさに今、お店で絶賛販売中のコーヒーを手がけているNorman Castellanos(ノルマン・カステジャノス)氏にも、直接会えるかもしれません。

普段、日本で大切にローストして皆様にお届けしている豆の作り手たちに会えることは、産地訪問で特に嬉しい瞬間のひとつ。事前情報だとVictor Paz氏は『陽気なおっちゃん』と聞いているので、特に楽しみです!

旅の模様はいつものとおり、THE COFFEESHOPの各種SNSで配信予定。また、帰国後にはレポート記事やライブ配信での報告会も予定しておりますので、どうぞお楽しみに。

それでは良いコーヒーライフを!

定期便でお届けのコーヒーの内容をライブ配信でご紹介!

InstagramとYouTubeのライブ配信・Xスペースで、定期便でお送りしているシングルオリジンのコーヒー豆についてご紹介しています。

配信はアーカイブでもご覧いただけます。ぜひチェックしてくださいね。

次回お届け予定のコーヒー|BDSシングルオリジンプラン

Burundi / Kayave Washed

Burundi / Karambo Natural

BEANS DELIVERY SERVICE 次回発送→ 4月15日(水)予定

毎月ポストにコーヒー豆をお届け!THE COFFEESHOPのスペシャルティコーヒーのサブスク(定期便)。世界各国の高品質の美味しいスペシャルティコーヒーをお届けします。

THE COFFEESHOPが直接買い付けた日本初上陸のコーヒー豆など、よりマニアックな内容を楽しむことができますよ。

新規お申し込みで〈BREW GUIDE〉プレゼント!

どのコースでも新規お申し込みの方全員に、THE COFFEESHOPオリジナルレシピブック”BREW GUIDE”プレゼント中!

過去のBDSお届けリスト

WRITER

Daito Hagiwara

THE COFFEESHOPロースター

THE COFFEESHOPにて取り扱うすべてのコーヒー豆の仕入れと焙煎・クオリティコントロールを担当。日々焙煎の研究とコーヒー豆の品質チェックを行う。2024年 Next up Roasting Championship優勝。2025年 焙煎競技会 ROAR OF THE ROAST 2025 優勝

毎週日曜日18:30〜Instagram、YouTube、Xスペースでライブ配信中!

PICK UP ITEM

関連記事

関連記事はまだありません。