ケニアとニカラグアをお届け！スペシャルティコーヒーサブスク〈Beans Delivery Service〉vol.255

毎月ポストへお届け。スペシャルティコーヒーのサブスク〈Beans Delivery Service〉。

どのコースでも新規お申し込みの方全員に、THE COFFEESHOPオリジナルレシピブック”BREW GUIDE”プレゼント中！

こんにちは！

THE COFFEESHOP ロースター 萩原です。

暑い！本格的に気温が上がり、夏真っ盛りという毎日ですね。

東京の日中の最高気温は40℃近くなり、焙煎機を回していると体感温度はかなりのものです。

コーヒーばかり飲んでいると、つい水を飲むのを忘れてしまいがち。

室内にいても危険な暑さですので、皆さんも水と塩分をしっかり摂取して、体調にはくれぐれもお気をつけてお過ごしくださいね。

それでは、BDS MAGAZINE〈7月10日号〉スタートです！

ケニアのコーヒーといえば、オレンジやチェリー、アップルを思わせるような赤く明るい果実味が特徴。

今回お届けのKenya/Mukenegeriaも、まさにそうしたケニアらしい明るいフレーバーがよく現れたコーヒーです。

温度が高いときには明確にアップル、アプリコット、オレンジ、レッドベリーといった、赤い果実味を感じることができます。

酸味も明るくジューシーで、良質な浅煎りのケニア！といった印象です。

一方で、ボディの厚みはそこまででもなく、ミディアムボディといったところ。

ケニア、とくに粒の大きいAAグレードの豆には、しっかりしたボディ感を味わえるものも多いですが、今回のMukengeriaはどちらかというとさっぱりとした飲み口で楽しむことができます。

梅雨に入り、ジメジメした天気の続く今日この頃を思うと、こうした爽やかさのあるコーヒーはまさにうってつけだと思っています。

今回のコーヒーを届けてくれたのは、THE COFFEESHOPでも何度もご紹介しているエクスポーター・ロックバーン（Rockbern）。

彼らが行なっているコーヒー生産はカップクオリティが高いだけではなく、いかに環境負荷を減らし持続可能な生産を行うか、という点にもフォーカスしています。

特に、水を使用して精製を行うウォッシュドは、ケニアでは最も主流のプロセスです。

プロセスに使用した水には有機物やカフェインなどの成分が大量に含まれており、それらを直接河川に排水することが水質汚染の原因にもなっています。

ロックバーンの代表であるピーター・ムチリ氏は各精製所と連携してプロセスを改善し、水の浪費を最小限に抑え、排水を直接放水しない方法をとっています。

今回ご紹介するニカラグアのコーヒーは、ペルラ・ネグラ（Perla Negra）という特殊な生産処理を行なったロットです。

プロセス名のペルラ・ネグラとは、英語で黒い真珠（Black Perl）を意味します。

その名からも想像されるように、コスタリカなどで行われているブラックハニーの亜種のようなプロセスです。

まずチェリーをパルパーにかけたあと、ミュシレージが残ったままのパーチメント（ウェットパーチメント）を2枚の黒いビニールで挟み込むように覆い、暗い倉庫に寝かせます。

5日程度、その状態で酵母の働きを促し、その後屋内のアフリカンベッドにて乾燥、発酵の進み具合をコントロールします。

生産者のミエリッヒは、日本で人気のあるマンデリンのスマトラ式製法にインスパイアを受けて生産したと語ります。

出来上がるコーヒーの味わいは独特そのもので、チェリーやアップルなどの明るい果実味の中に、チーズやヨーグルトのような乳製品のフレーバーを感じます。

その香りは焙煎中もとても顕著に感じられ、まるでチーズを焼いているかのようなアロマを感じました。

舌触りは滑らかでとろみ感があり、オイル分の多いカシューナッツ、また温度帯によってはトロピカルフルーツのような熟々した印象も顔を出します。

また、酸味はまろやかで丸みがありますが、冷めるにつれてシトラス系のジューシーな味わいも顔を出す、複雑なフレーバーが楽しめます。

ベースになっているのは良質なニカラグアらしい丸みのあるフルーティさですが、特殊な精製によるユニークなフレーバーも同時に感じる、他では味わうことのできない唯一無二のコーヒーに仕上がっていると思います。

先日、言わずと知れた日本を代表するコーヒー器具メーカー・HARIOさんのショールーム『& C space by HARIO』にて、コーヒー抽出セミナーを担当させていただきました！

7/7に行われたセミナーは、1回あたり4名定員のセッションを全4回。

有り難いことに募集開始から数時間で満席になってしまう人気で、当日も楽しくセミナーを行わせていただきました。

今回のセミナーのテーマは『HARIO Switch』。

発売以来、THE COFFEESHOPでも愛用しているドリッパーです。

セミナー実施にあたっていろいろと検証し直してみたのですが、改めて優秀なドリッパーだなと感じましたので、今回は様々な場面で使える抽出レシピを整理してお届けしたいと思います！

とにかく簡単に誰でも失敗なくコーヒーが淹れられるのが魅力のHARIO Switch。

一方で、抽出の最中で浸漬と透過を切り替える、『ハイブリッド式』という抽出方法ができるのも面白いポイントです。

こちらの抽出メソッドについては今後YouTubeで検証予定。

抽出の大会でも採用されるマニアックな淹れ方ですが、よりクリーンで雑味の少ない抽出ができると話題の方式ですので、どうぞお楽しみに！

それでは良いコーヒーライフを！

BEANS DELIVERY SERVICE 次回発送→　7月24日(水)予定

毎月ポストにコーヒー豆をお届け！THE COFFEESHOPのスペシャルティコーヒーのサブスク（定期便）。世界各国の高品質の美味しいスペシャルティコーヒーをお届けします。

THE COFFEESHOPが直接買い付けた日本初上陸のコーヒー豆など、よりマニアックな内容を楽しむことができますよ♪

早くも暖かい日が増え、アイスコーヒーが飲みたい季節になってきました。

とっても便利な定期便ですが、夏になると熱いお湯を使ってアイスコーヒーを淹れるのは面倒…という方も少なくないのではないでしょうか？

夏季限定で、現在ご利用中のコースのコーヒー豆を〈水出しアイスコーヒーパック〉でお届けできるキャンペーンを開催中です！

１回のみお試しで変えてみるというのも可能ですので、お申し込みフォームよりお気軽にお問い合わせください。

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