BDS MAGAZINE|2019年4月24日

2019.04.24
SHERE

多種多様なコーヒーの違いとその個性、そしてなによりそのコーヒーの美味しさに夢中になれる、そんなコーヒー体験をお届けする THE COFFEESHOP BDS MAGAZINE。2019年4月24日出荷の2種類のコーヒーについてお知らせいたします!

ごあいさつ

こんにちは!4月24日発送のBEANS DELIVERY SERVICE MAGAZINEです!

先週までとうってかわって、東京では夏日を記録するなど急に季節が進みましたね。

そろそろアイスコーヒーが美味しい季節になりました!今回のメルマガの後半では、アイスコーヒーの美味しい淹れ方をおさらいしますので、ぜひチェックしてみてください!

それでは、BDS MAGAZINE 4月24日号、スタートです!

【エチオピア / コンガ・ナチュラル Ethiopia / Konga Natural】

まずは、エチオピアよりストロベリーのような甘さが際立つナチュラルプロセスのご紹介です!

エチオピア南部のイルガチェフェは、もはやエチオピアNo.1の産地として、また世界的にも特に際立つキャラクターをもつ高品質なコーヒーの産地として、世界中のスペシャルティコーヒーファンから愛されています。

その秘密は、大地溝帯の栄養豊かな土壌と、2,000m近い標高がもたらす、昼夜の激しい寒暖の差。

良質なコーヒー栽培に適した条件が揃っています。

今回お届けするのは、セレクトピッキングした赤いチェリーを天日乾燥させ、桃などのストーンフルーツや赤ワインのようなフレーバーを色濃く残した、ナチュラルプロセスのロット。

コーヒーチェリーの果肉をつけたまま乾燥させるため、粘着質から独特の甘さや風味が生豆に移ると言われています。

特に今回お届けするコンガ農協のニュークロップは、ストロベリージャムのようなフルーティで濃厚な甘さが際立ちます。

ホットはもちろん、アイスにしても風味が損なわれずに残ります。

スペシャルティコーヒー界を代表するエチオピア・イルガチェフェ地区のロット。最上のナチュラルコーヒーを、ぜひお楽しみください!

【ホンジュラス / レイナ・クラロス Honduras / Reina Claros】

続いては、中米ホンジュラスより、ジューシー&クリーンなウオッシュトプロセスのご紹介です!

ホンジュラスの首都テグシカルパから、グアテマラとの国境に向かって北西に約100kmの辺りに位置するインディブカ県サンファン地区。

レイナ・クラロスさんのコーヒー農園は、自然豊かなこの地区にあります。

レイナさんは、2001年頃はご主人から農園の一部を借りて栽培をしていましたが、その後ご主人から農園を購入し、現在は自分の農園としてコーヒーを栽培しています。

レイナさんは5人の子供を育てながら、実業家として農園の運営し、毎年安定して高品質なコーヒーを生産しており、国際品評会「カップ・オブ・エクセレンス」にも入賞したことがあります。

収穫の際は、ピッカーと呼ばれるコーヒーチェリーを収穫する人たちに赤く熟した実だけをとり木を傷つけないよう指導し、農園で収穫されたコーヒーチェリーは、すぐにレイナさんのご自宅から1kmほど離れたところにある生産処理場で水洗処理し、自宅前のパティオで乾燥させます。

このようにレイナさんは栽培から生産処理まで徹底して丁寧に行なっています。

レイナさんの細やかな仕事のおかげでとてもクリーンなコーヒーが出来上がります。

また、1,700m以上の高い標高により、ベリーやブラッドオレンジのようなジューシーな酸が生まれます。

蒸し暑いこれからの時期にもぴったりのコーヒーです!ぜひお楽しみください!

急冷式アイスコーヒーのススメ

もうすぐ5月、間も無く初夏がやってくるということで、日に日に気温も上がり、アイスコーヒーが恋しい季節がやってきました。

そこで、本格的な夏のシーズンが始まる前に、美味しいアイスコーヒーの淹れ方をおさらいしておきましょう!

<急冷式アイスコーヒー抽出レシピ>

器具:V60、ペーパードリップ

豆量:27g

挽目:やや中細挽き(普段の挽目よりやや細かく)

湯量:200g

氷:100g程度

①あらかじめサーバーやカップに

氷100gを入れておく。

②そこにドリッパーを置き、

氷の上にコーヒーが落ちるようセットする。

③タイマーのスタートと同時に

約40gのお湯を使い、40秒程度蒸らす。

④残りのお湯を4~5回に分けて注ぐ。

ドリッパー内のお湯が落ちきる前に

次のお湯を注ぎ始めるイメージ。

⑤2分15秒〜2分45秒の間くらいで

お湯が落ちきるように注ぎきる。

⑥落ちたコーヒーと氷をすぐにかき混ぜて

急冷する。

⑦氷を入れたグラスに注げば完成!

ポイントは、豆と湯の比率と、急いで液体を冷やすこと。

ホットコーヒーは大体、豆:湯の比率は、1:15程度が一般的ですが、アイスのときは濃いめに抽出して氷で薄めるので、豆:湯の比率は、1:7程度になります。

また、コーヒーは急いで冷やすことで香りや風味が劣化しにくくなります。

逆にゆっくりと冷やしてしまうと、風味が飛んでしまったり、エグ味が生まれる原因となってしまいます。

抽出が終わったらすぐにかき混ぜて、氷を溶かすイメージで急冷しましょう!

近年では手軽な水出しコーヒーが人気ですが、急冷式で淹れたアイスコーヒーは、より一層風味豊かに仕上がります。

ぜひ一度お試しください!

次回BDS発送予定

それではみなさま、良いコーヒーライフを!

次回BEANS DELIVERY SERVICEの発送は、2019年5月8日(水)を予定しています。

WRITER

THE COFFEESHOP

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