BDS MAGAZINE|2018年6月13日

2018.06.13
SHERE

多種多様なコーヒーの違いとその個性、そしてなによりそのコーヒーの美味しさに夢中になれる、そんなコーヒー体験をお届けする THE COFFEESHOP BDS MAGAZINE。2018年6月13日出荷の2種類のコーヒーについてお知らせいたします!

ごあいさつ

こんにちは!梅雨入り早々、日本列島には台風が近づいてきました。

この挨拶を書いている6月11日、東京ではシトシトと雨が降り続いています…

外に出かけるのは億劫ですが、個人的に静かな雨の日に飲むコーヒーには、晴れた日に飲むのとはまた違った味わいがあるように感じます。

お届けするコーヒーが、梅雨空の毎日でも皆様の楽しみになってくれれば幸いです。

【Iced Coffee Mix アイスコーヒーミックス】

コンセプトは「スペシャルティコーヒーならではのアイスコーヒー」。

スペシャルティコーヒーならではの魅力を、アイスコーヒーでも感じてもらえるようブレンドしました。

特に、口に含んだときの印象を決める『質感』と、品質の良いコーヒーの大きな特徴でもある『甘さ』に着目してみました。

スペシャルティコーヒーといえば、心地よい『酸味』があることが大きなポイントと言えます。しかし、酸味だけが強調されたコーヒーは、飲みごたえが足りず、飲み疲れてしまうこともしばしば。

素晴らしいアイスコーヒーには、綺麗な酸が活きていることはもちろん、滑らかに口のなかで味わいが続くためのリッチな『質感』と、それに伴った豊かな『甘さ』が必要になります。

今回のミックスでは、使用する豆それぞれが、きちんと役割を果たすことを意識して配合を考えました。

まず『質感』のベースになるのは「ルワンダ/バフ」。深めの焙煎で、豊かな質感とボディ感で飲みごたえをつくります。

そこに、柑橘やアプリコットのような酸味をもつ「ペルー/セコバサ」を加えました。スペシャルティコーヒーに欠かせない明るい『酸味』を表現してくれます。

そして、グレープ系のフルーティな『甘さ』をもつ、「ブラジル/カクェンジ」を最後に加えました。ブラジルはブレンド全体の調和を保つ役割を担ってくれ、ルワンダ、ペルーと合わさることで、チョコレートや黒糖のような甘さが生まれました。

スタッフ一同でつくった今回の限定ミックス。

スペシャルティコーヒーのならではの『質感』『甘さ』『酸味』を楽しめる、THE COFFEESHOP、2018年夏の自信作です。

【ブレンド使用豆】

・ルワンダ/バフ

・ペルー/セコバサ

・ブラジル/カクェンジ

※ブレンドで使用する豆は、旬のコーヒーに切り替わる場合がございます。予めご了承ください。

【Colombia/Santuario コロンビア/サンチュアリオ】

コロンビア・ポパヤンは山岳地帯が多く、日照・降水量・標高・土壌といったコーヒー栽培の好条件の揃った特産地です。サントゥアリオ農園はポパヤン高原に位置し、南東にはプラケ火山(標高4,646m)を望みます。

農園主カミーロ・メリサルデ氏は、古き良き時代のコロンビアマイルドコーヒーの復活を目指し、なおかつ完全にサスティナブルな条件のもと、一から農園を設計し、1999年に農園作りをスタートさせました。

サントゥアリオ農園では当初からスペシャルティコーヒー、すなわち「至高のコロンビアマイルド」を目指し、苗木の播種から収穫、精選にいたるまで非常に高いクオリティを持った作業マニュアルを作り上げています。

農園は標高1,850-2,100mの丘陵地にあり、敷地面積は260ha、このうち約188haにコーヒーが栽培されています。

農園には豊かな森林が広がり、多様な野生動物の住処となっています。農園は小さな区画に分けて整備されており、作業の記録や管理もしっかりと行われています。

シェードツリーにはマメ科の植物を植え、施肥管理は有機肥料の投与のみを行い、また標高が高いため害虫の問題は皆無で、農薬の散布は行っていません。

さらには農園の従業員や近隣の地域社会への貢献も積極的に行っています。

瑞々しいオレンジのような風味が特徴の、ジメジメした季節を爽やかに変えてくれるようなコーヒーです。

ホットはもちろん、アイスコーヒーで淹れるのもオススメですよ!

行ってきました!リトリート!

6月5日〜7日、今年もSCAJ(日本スペシャルティコーヒー協会)主催のリトリート(焙煎合宿)に、ロースターの萩原が参加してきました!

今年のテーマは「如何にして素晴らしいスペシャルティコーヒーのフレーバープロファイルをロースティングによって再現するか」というものでした。

トップスペシャルティ、スペシャルティ、ロースペシャルティと、3つの異なる生豆が課題として出され、それぞれの生豆の持つポテンシャルを見極めたのち、焙煎によってそれを100%引き出すことが求められました。

参加者はそれぞれ10人ほどのチーム毎に分けられ、お互いの知見を持ち合いながら、理想的な焙煎を考えていきます。

とはいえ、必要なことは焙煎した豆をカッピングして検証、それを次の焙煎に活かしていく、その繰り返し。

いつも店舗で行なっている、日々の焙煎の積み重ねがやはり大切なのだと感じました。

焙煎業務に近道はありませんが、普段お話する機会のない遠方の焙煎士の方々と交流できたことは大変勉強になり、楽しい時間でした。

また、今回のリトリートについての詳しいレポートは THE COFFEESHOP HP の MAGAZINEページにて近日公開予定です!ぜひご覧くださいませ!

このリトリート2泊3日で得た経験をROAST WORKSに持ち帰り、日々の焙煎に活かしていきたいと思います。

皆様により良いコーヒーをお届けできるよう、これからも精進してまいります!

次回BDS発送予定

それではみなさま良いコーヒーライフを!

次回BEANS DELIVERY SERVICEの発送は、2018年6月27日(水)を予定しています。

WRITER

THE COFFEESHOP

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