2023年1月25日発送のコーヒー定期便はルワンダとコスタリカ!BDS MAGAZINE vol.220

2023.01.25
SHERE

多種多様なコーヒーの違いとその個性、そしてなによりそのコーヒーの美味しさに夢中になれる、そんなコーヒー体験を毎月お届けする、コーヒー豆の定期便”Beans Delivery Service“(BDS)。

1月25日発送の2種類のコーヒーについてお知らせいたします!

1月27日(金) 19:00〜 Instagram&YouTubeライブ配信で、お送りしたコーヒーについてご紹介します!

今回お届けのコーヒー豆の詳細、おすすめの抽出方法や、フードペアリングなどもご紹介。

配信はどなたでもご覧いただけます。ぜひチェックしてくださいね!

今回お届けのコーヒー豆の詳細、おすすめの抽出方法や、フードペアリングなどもご紹介。

配信はどなたでもご覧いただけます。ぜひチェックしてくださいね!

ごあいさつ

こんにちは!

2023年1月25日発送のBEANS DELIVERY SERVICE MAGAZINEです!

今週、日本各地に10年に一度の大寒波がやってくると予報されています。

東京でも積雪があるかもしれないとのことで、普段自転車移動の僕は戦々恐々としています。

特に日本海側や北海道では大雪が警戒されているそうなので、みなさま油断せずしっかり準備をしましょうね。

それでは、BDS MAGAZINE1月25日号、スタートです!

1月25日発送のコーヒー①Rwanda/Shyira CWS Washed(ルワンダ/シーラ・CWS・ウォッシュド)

シーラCWS設立の背景にはルワンダのエクスポーターが「ユニークなフレーバープロファイルを生み出せる生産地」をルワンダ国内でリサーチする中で、このニャビフのコーヒーを見出したことから始まります。

ルワンダのコーヒー栽培エリアとしては最高峰である2,300mの標高に加え、深い霧に覆われる山間部の谷間、これらのテロワールは他のエリアとは一線を画すカップクオリティを生み出すに違いないという可能性を感じさせるものでした。

そうして2017年1月に設立されたシーラCWSは、規模としては比較的小さいものの、標高1,850mの場所に位置し、量よりも質を重視した運営を行っています。同エリアには約1,600人の農家がおり、今回のロットでは、その中でも優良なチェリーを作る農家のものだけを厳選した特別ロットです。

CWSに持ち込まれたコーヒーチェリーは重量を量った後、フローティングタンクに入れられ未熟なチェリー(フローター)と完熟したチェリー(シンカー)に分けられます。その後、パルパーで果肉を剥がし、発酵槽で6~12時間ドライファーメンテーションを行います。そして、カナル(水路)にて比重選別を行い、グレードを8段階に分けます。

グレード毎に分けられたウェットパーチメントはシェード付きのドライングベッドで陰干しにし、重点的にハンドピックを行う工程へ移ります。その後、パーチメントをドライングテーブルへ移し、天日乾燥させます。30分毎にスタッフがパーチメントを攪拌し、均一に乾燥させていきます。

雨の日と日中で一番気温が上がる時間帯はビニールでパーチメントを覆い保護し、強い直射日光による急激な乾燥や、表面の部分のみ乾燥し水分値が不均一になるなどの乾燥ムラを防ぎます。

パーチメントの水分含有量が10.5%になった時点で、袋に詰めて倉庫にて保管します。

今回のロットをカップしたとき、一口でクオリティの高さを感じることができました。ルワンダらしい明るい酸質とフルーティな甘さがあるのはもちろん、紅茶を思わせる爽やかなフレーバーと、キャラメルやシュガー系の甘さ、複雑さのある果実味など、他のルワンダのコーヒーとは一線を画す仕上がりになっていると思います。

ルワンダのコーヒーは明るさはあるものの、やや単調なイメージがありましたが、このカップは温度帯によってもめくるめく印象があり、ルワンダ・スペシャルティの進化を感じさせるコーヒーです。特に、やや温度が下がってきたときのイメージは、まるで紅茶のキャンディのよう。

ぜひ時間をかけてゆっくりとお楽しみください!

【CWS】シーラ

【生産者】地域の小規模生産者

【地域】北部県ニャビフ郡

【標高】1,850m~2,300m

【品種】ブルボン

【生産処理】フリーウォッシュド

1月25日発送のコーヒー②Costa Rica/Monte Copey El Halcon(コスタリカ/モンテ・コペイ・エル・アルコン)

農園主のエンリケ・ナバーロ氏は、ホスエ、レオ、エンリケJrの3人の息子と共に、モンテ・コペイ・マイクロミルを切り盛りしています。

ラ・バンデラ・ドタという地区の標高1,850m付近にカトゥーラとビジャロボスの2品種が植えられ、生産を開始しました。 2012年のCOEでは第4位という堂々の結果を残したモンテ・コペイは、2014年、ついに念願だったCOE 1位を受賞しました。

標高が高すぎて水が得にくいバンデラ地区での生産が、ハニープロセスへのチャレンジへのきっかけとなり、高い品質を生み出したのです。

品質向上を常に目指すナバーロ家は、今ではコスタリカを代表するスペシャルティコーヒー生産者になりました。 エル・アルコン農園があるラ・バンデラ一帯には鷹が生息し、毎朝農園に鷹が飛来していた事からアルコン(鷹)と名付けました。この農園ではカトゥーラを生産しており、限界まで熟した紫色の完熟チェリーを厳選手摘みする為に、また高地での生産の為、通常より遅い収穫時期となります。

高地が生み出す微気候と、それに準じた収穫を実践する事で、世界の多くのバイヤーから支持される品質が支えられています。 素晴らしいマイクロクライメット、完璧といえる健康状態・成熟具合のチェリー、丁寧なプロセス。

どれが欠けてもモンテ・コペイの味わいにはならず、決して妥協しない姿勢とコーヒーへの熱い想いが詰まった逸品です。

エンリケ氏のコーヒーは毎年の定番のように取り扱いしていますが、実に高いレベルで安定したクオリティを提供してくれる、素晴らしい生産者です。今年のカップは特にスウィートネス(甘さ)と質感の印象が特に優れていると感じました。

甘さは、温度帯によってキャラメルやチョコレート、ミルク、フルーツ、蜂蜜など様々な表情を見せ、かつ爽やかな後味で終わっていきます。質感はラウンドな印象で、やや粘性があり口の中にコロコロと広がるようなイメージです。

高い標高から生まれるフルーティな酸味もあり、甘いマンダリンオレンジ(みかん)や熟度の高いダークチェリーのように感じました。

日々試行錯誤しながら新技術を取り入れているモンテ・コペイ。彼らの技とドタのピュアな土壌が生み出す風味をお楽しみください!

【生産者】エンリケ・ナバーロ

【農園】エル・アルコン

【マイクロミル】モンテ・コペイ

【地域】タラス、ドタ、ラ・バンデラ

【標高】1,900m

【品種】カトゥーラ

【生産処理】レッドハニー

コーヒーとBean to Barチョコレートのペアリングセット発売!

毎年2月のお楽しみといえば、バレンタインデー。大切な方への贈り物としてはもちろん、最近では自宅用にちょっと良いチョコレートを買うという方も多いのではないでしょうか。

この時期になると百貨店などでは専用の催事が開かれたり、街にチョコレートの香りが漂うような気がしてウキウキしてしまいますよね!

そんな心ときめく2月のバレンタインに向けて、今年はスペシャルティコーヒーとこだわりのBean to Barチョコレートのペアリングセットを発売いたします!

THE COFFEESHOP × CHOCOLABO 限定バレンタインセット発売!

今年のバレンタインは、Bean to Barチョコレートとスペシャルティコーヒーの限定バレンタインセットはいかがでしょうか。

バレンタインセットの内容は、香り高い4種類のシングルオリジンBean to Barチョコレートと、チョコレートと合わせて飲みたい2月限定February Mix。(コーヒーはデカフェもお選びいただけます。)

こちらのセットは全てオリジナルギフトボックスに入れてお届けいたします。

【THE COFFEESHOP×ショコラボ】Bean to Barチョコレートとスペシャルティコーヒーの限定バレンタイン缶

【数量限定】Valentine Gift Box 2023

DRIPBAG SET

4,300円

(ドリップバッグ×5、チョコレート缶×1)

【数量限定】Valentine Gift Box 2023

February Mix SET

4,300円

(2月限定ミックス×100g、チョコレート缶×1)

【数量限定】Valentine Gift Box 2023

Decaf SET

4,300円

(デカフェ×100g、チョコレート缶×1)

CHOCOLABO(ショコラボ)とは

チョコレートを手がけてくれたのは、横浜で全国初の福祉事業所のチョコレート専門工房となるショコラボさん。障がいのある方の就労支援はもちろんのこと、チョコレートの品質にも実にこだわりをもって取り組んでおられます。

ご存知の方も多いかもしれませんが、Bean to Barチョコレートとスペシャルティコーヒーには共通する点が実に多くあるんです。

そもそも「Bean to Bar」とは、カカオ豆からチョコレートバーになるまで一貫して製造を行うことを指します。主に赤道の南北20度以内で栽培されるカカオ豆は、生産地や収穫年の気候、品種、発酵、焙煎によってその風味が大きく異なるのだと言います。単一のカカオ豆だけで作られるチョコレートは『シングルオリジン』と呼ばれ、特に際立った風味特性をもった仕上がりになります。

なんだかコーヒーの話にそのまま共通することばかりですね!

Bean to Barチョコレートとスペシャルティコーヒーのペアリング

今回、ショコラボさんとのコラボギフトセットに入っているチョコレートは、すべてBean to Barのシングルオリジン4種類。

ロースター萩原がそれぞれテイスティングしてみたコメントは以下の通りです。

ベトナム × February Mix

グレープ、プルーン、ブルーベリーヨーグルト、ジューシーな酸味。果実感が強く、フルーティな甘さを感じることができます。

チョコレートとコーヒー、どちらもがもっているベリー感が相乗効果を生んで、よりジューシーさとフルーティな後味を感じます。特にチョコレートのフレーバーにあるブルーベリーヨーグルト感をはっきりと味わうことができます。

タンザニア × February Mix

香草系のワイルドさと、グリーンアップルのような爽やか、白ワインやシードルのような発酵感。Kokoa Kamili(ココアカミリ)というタンザニアの会社が発酵・乾燥過程を担った、有機無農薬栽培のカカオ豆を使用しています。

チョコレートのもっている野生味とも言えるワイルド感、後味のグリーンアップル、ハーバルな爽やかさが増幅されるような印象です。チョコレート単体で味わうよりも、より個性をはっきりと感じることができます。

トリニダード・トバゴ × February Mix

しっかりとした苦味の中に、マスカットやトロピカルフルーツのような果実味、ライトボディの赤ワインのような余韻。Bean to Barチョコレートの主力種「トリニタリオ種」発祥の国からのカカオ豆です。

これぞチョコレート!というような甘さの増幅と後味の広がり、トロピカルな甘さを味わうことができます。口の中がチョコレートの甘さでいっぱいに満たされるような、幸福感のあるペアリングです。

ハイチ × February Mix

マイルドで食べやすく、ミルクやバターのような乳性感、乳酸系の酸味、ロングアフターテイスト。癖が弱めで、どなたにも食べやすい味わいです。

ミルキーな質感と後味のふくよかさがあり、コーヒーの柔らかい味わいを広げてくれるような印象。

チョコレートがそこまで個性の強いものではない分、コーヒーのもっている風味が主役になってくれるようなペアリングです。

どのチョコレートも一口齧ると「美味しい…!」と唸ってしまうものばかり。スペシャルティコーヒーと同じように、どれも個性的で明確なフレーバーがあり、産地ごとの味わいを楽しむことができます。

気づけばあっという間に食べ切ってしまいますので、注意が必要ですね…。

セットになっている2月限定February Mixは、チョコレートとの相性を考えて作りました。

チョコレートのような甘さをベースに、ストロベリーやピーチを思わせるフレーバーがあり、この4種類のシングルオリジンチョコレート、どれと合わせても馴染みよく、それぞれが違った特徴を伸ばしてくれるようなペアリングになっています。

Valentine Gift Boxのご予約は1/29(日)まで

今回のValentine Gift Box、数量限定でのご用意となりますので、確実にゲットしたい方はぜひご予約をお願いいたします。

ご予約期間:1/24(火)〜1/29(日)
発送・お渡し:2/8(水)〜

今年のバレンタインの大切な方へのプレゼントに、また頑張った自分へのご褒美に、

THE COFFEESHOP × CHOCOLABOの豪華なギフトセットをぜひお楽しみください!

それでは良いコーヒーライフを!

次回発送予定

BEANS DELIVERY SERVICE 次回発送→ 2月8日(水)予定

毎月1〜2回(※)お届け!とっても便利で美味しいスペシャルティコーヒーをお届けする、コーヒー豆の定期便。

THE COFFEESHOPが直接ホンジュラスで買い付けた、日本初上陸のコーヒー豆など、よりマニアックな内容を楽しむことができますよ♪

(※プランによって異なります。)

コーヒー豆の保存に最適!COFFEE BEANS BAGプレゼント中!

WRITER

THE COFFEESHOP

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