10月27日発送のコーヒー定期便はエチオピアとコスタリカ!BDS MAGAZINE vol.190
多種多様なコーヒーの違いとその個性、そしてなによりそのコーヒーの美味しさに夢中になれる、そんなコーヒー体験を毎月お届けする、コーヒー豆の定期便”Beans Delivery Service“(BDS)。
10月27日発送の2種類のコーヒーについてお知らせいたします!
ごあいさつ
こんにちは!
2021年10月27日発送のBEANS DELIVERY SERVICE MAGAZINEです!
前回のBDSマガジンでは10月だというのに暑い日が続いているという話をしていましたが、あっという間に季節が進んでもはや冬の装いが必要になってきました。
焙煎中の湿度もぐっと下がり、夏場とはアプローチを変える必要が出てきたので、日々微調整しながら焼いています。
コーヒーの味の出方も夏と冬とでは微妙に違ってきますので、舌に自信のある方は意識して飲み比べてみてはいかがでしょうか?
それでは、BDS MAGAZINE10月27日号、スタートです!
Ethiopia/Haloberiti(エチオピア/ハロベリティ)
Haloberiti(ハロベリティ)が位置するイルガチェフェは、スペシャルティコーヒーとして高く評価される素晴らしい風味特性を持つコーヒーを生産するエリアです。
高いところでは2,000mを超える栽培地の標高、昼夜の寒暖差等に恵まれ、高品質なコーヒーの代名詞として世界中のコーヒー関係者から注目されています。
THE COFFEESHOPでも以前より何度もこの地域のロットを取り扱ってきましたが、甘くフローラルな風味は他の地域にはみられない、まさにエチオピアスペシャルティを代表するようなテロワールを醸し出します。
今回お届けのHaloberiti Washing Stationを操業するのは、近隣のエリアであるゲデブ出身のSamuel mengesha氏です。
彼は現地でいう””Akrabi”(アクラビ)と呼ばれる役割を持っています。
アクラビはコーヒーチェリーの仲買からウォッシングステーションでの精製までを行い、エウスポーターに供給するパートを担っています。
超小規模な農家の多いエチオピアでは、近隣のエリアからチェリーを集めて精製を行う彼らのような仕事が、高品質なコーヒー作りに非常に重要な役割を果たします。
日中は絶えずチェリーを攪拌しながら、アフリカンベッドで約10〜12日間かけて乾燥。
もっとも日差しの強い午後12時〜3時と夜間、それと雨天時にはベッドをカバーで覆い、ゆっくりと均一に仕上がるように調整します。
そうして届いた今回のカップ、まさしくイルガチェフェのウォッシュドらしい甘さの詰まったコーヒーに仕上がっています。
熟したスウィートレモンのような印象に、紅茶のような香り、蜜のようなこっくりした甘さが合わさり、まるでレモンティーにハチミツを入れたような味わいが楽しめる、素晴らしいカップ。
ぜひゆっくりとお楽しみください!
BEANS DATE
-
【精製所】ハロベリティ・ウォッシングステーション
【生産者】ウォッシングステーション近隣の700名の小規模農家
【地域】ハロベリティ、イルガチェフェ、ゲデオゾーン
【標高】1,900〜2,180m
【品種】在来品種
【生産処理】ウォッシュド
CostaRica/Monte Corey El Halcon(コスタリカ/モンテ・コペイ・エル・アルコン)
続いては、毎年定番のようにお届けしている、コスタリカが誇る有名ミルのハニープロセスをご紹介します!
農園主のエンリケ・ナバーロ氏は、ホスエ、レオ、エンリケJrの3人の息子と共にモンテ・コペイ・マイクロミルを切り盛りしています。
ラ・バンデラ・ドタという地区の標高1,850m付近にカトゥーラとビジャロボスの2品種が植えられ、生産を開始しました。
2012年のCOEでは第4位という堂々の結果を残したモンテ・コペイは、2014年、ついに念願だったCOE1位を受賞しました。
標高が高すぎて水が得にくいバンデラ地区での生産が、ハニープロセスへのチャレンジへのきっかけとなり、高い品質を生み出しました。
品質向上を常に目指すナバーロ家は、今ではコスタリカを代表するスペシャルティコーヒー生産者となっています。 エル・アルコン農園があるラ・バンデラ一帯には鷹が生息し、毎朝農園に鷹が飛来していた事からアルコン(鷹)と名付けました。
この農園ではカトゥーラを生産しており、限界まで熟した紫色の完熟チェリーを厳選手摘みする為に、また高地での生産の為、通常より遅い収穫時期となります。
高地が生み出す微気候と、それに準じた収穫を実践する事で、世界の多くのバイヤーから支持される品質が支えられています。
素晴らしいマイクロクライメット、完璧といえる健康状態・成熟具合のチェリー、丁寧なプロセス。
そのどれが欠けてもモンテ・コペイの味わいにはならず、決して妥協しない姿勢とコーヒーへの熱い想いが詰まった逸品です。
高品質なコスタリカ・タラス地区のコーヒーには、シトラス系の明るいアシディティがあり、レモンやオレンジといった柑橘系のフレーバーコメントがつけられることが多いですが、今回のカップはそうした特徴もありつつ、甘さの印象の方が優位に感じられたため、あえて”みかん”と表現しました。
ハニープロセスらしいバランスの良さが素晴らしく、いつ、どんなタイミングでも飲めるようなコーヒーになっていると思います。
日々試行錯誤しながら新技術を取り入れているモンテ・コペイ。
彼らの技と、ドタのピュアな土壌が生み出す風味をぜひお楽しみください!
BEANS DATE
-
【生産者】エンリケ・ナバーロ
【農園】モンテ・コペイ ミル/エル・アルコン農園
【地域】タラス、ドタ、ラ・バンデラ
【標高】1,900m
【品種】カトゥーラ
【生産処理】レッドハニー
ROAST WORKS 8周年!
来たる11月8日、THE COFFEESHOPの焙煎所である、富ヶ谷ROAST WORKSは、8周年を迎えます!
これもひとえにいつも定期便をご利用いただく皆様のおかげです。本当にありがとうございます。
このコーヒー定期便『BEANS DELIVERY SERVICE』が始まったのは、遡ること約9年前、2012年のこと。
当時はまだROAST WORKSはできておらず、国内のスペシャルティロースターから仕入れた豆をお届けしていました。
今でこそサブスクという言葉が一般的になり、多くのロースターが定期便サービスを行っていますが、BEANS DELIVERY SERVICEはその先駆けとして誰よりも早く、長い間コーヒーをお届けして参りました。
中にはサービス開始当初から現在まで継続してくださっている方もいて、本当に感謝の気持ちしかありません。
THE COFFEESHOPではオリジナルドリップバッグをお作りするサービスや、都内どこでもポットコーヒーをデリバリーするサービスなど、様々な形で事業を展開していますが、中でもこのBEANS DELIVERY SERVICEはTHE COFFEESHOPとしてのベースになる部分だと思っています。
多種多様な魅力のあるスペシャルティコーヒー、その素晴らしさをより多くの方へ味わっていただくのが私たちの目指すべきところ。
BDSにご登録いただき、継続して楽しんでもらうことこそ、スペシャルティコーヒーの世界、そして私たちTHE COFFEESHOPのことをより深く知ってもらえる方法だと思います。
また同時に、BDSに登録してくださっている皆さんは、舌の肥えたコーヒー好きの方々のはず。
半端なコーヒーでは満足していただけないだろうと、ロースターとして一番プレッシャーを感じる領域でもあります。
皆さんを飽きさせず、さらに期待を超えられるように、生豆のセレクトから焙煎まで精一杯精進して参ります!
これからもBDSを生活の一部として、日々に潤いを与えるコーヒータイムにご利用いただければ何よりです。
9年目のROAST WORKSも、どうぞよろしくお願い致します!
それでは良いコーヒーライフを!
次回発送予定
BEANS DELIVERY SERVICE 次回発送→ 11月10日(水)予定
毎月1〜2回(※)お届け!とっても便利で美味しいスペシャルティコーヒーをお届けする、コーヒー豆の定期便。
THE COFFEESHOPが直接ホンジュラスで買い付けた、日本初上陸のコーヒー豆など、よりマニアックな内容を楽しむことができますよ♪
(※プランによって異なります。)
コーヒー豆の保存に最適!COFFEE BEANS BAGプレゼントキャンペーン中!
WRITER
-
THE COFFEESHOP
THE COFFEESHOPの最新ニュース、イベント情報などをお届け。
PICK UP ITEM
-
-
コーヒースケール/TIMEMORE BLACK MIRROR basic+
-
Kalita ウェーブフィルター185〈2~4杯用〉(50枚入)
-
Brazil / Nossa Senhora das Gracas TOH(ブラジル / ノッサ・セニョーラ・ダス・グラサス・TOH)
-
SIMPLIFY the Brewer / シンプリファイブリュワー
-
MONTHLY MIX DRIPBAG SET [送料無料]
-
【10月限定】October MIX 2024
-
Sibarist Booster / シバリスト ブースター 45mm
-
MEDIUM DARK ROAST SET
-
LIGHT ROAST SET
-
DARK ROAST SET
-