簡単に美味しくコーヒーを入れる方法｜HARIO（ハリオ）1投式ドリッパー MUGEN

今回ご紹介する器具は、【V60 1回抽出ドリッパーMUGEN（無限）】。日本を代表するコーヒーメーカーHARIO（ハリオ）から発売されています。

HARIOが開発した器具というだけで期待値が上がってしまいますが、実際の使用感はどんな感じなのでしょうか。早速レビューしていきます！

お湯の投入は1回でOK！

HARIO（ハリオ）V60 1回抽出ドリッパーMUGEN（無限）の基本情報は以下の通りです。

・品名：V60 1回抽出ドリッパー　MUGEN

・品番：VDMU-02-TB

・製品サイズ：幅142×奥116×高94 口径116㎜

・容量：1～2杯用

・価格：￥880（税抜価格￥800）

・材質：本体 / AS樹脂　ホルダー/ ポリプロピレン

・原産国：日本製

MUGENドリッパーの最大の特徴は、ドリッパー内部に施されているスターライン（星形の溝）。このスターラインをつたっていくことで、通常のV60などのドリッパーよりもゆっくりとコーヒーの抽出が進む構造になっています。

この構造により、お湯の投入はなんと1回だけOK！これは嬉しい！

通常ちょっと注いで蒸らして、その後またちょっと注いで待って、ちょっと注いで…と繰り返すわけですが、注ぎ方の違いで出来上がるコーヒーの味も変わってしまいます。

それが、このドリッパーは1回のみ。簡単であると同時に、人によるブレが最小限に留まるというメリットがあります。コーヒー初心者の方や、ハンドドリップで抽出したコーヒーの味わいを簡単に確かめたい時に重宝しそうです。

また、今回はプラスチック製のドリッパーを使用しましたが、価格違いで有田焼のドリッパーも発売されています。ご興味のある方は、ぜひチェックしてみてください。

では実際に、HARIO MUGENドリッパーを使って、コーヒーを抽出してみます！

メーカー推奨の抽出レシピ

・豆：20g 中細挽き

・お湯：240ml

・フィルター：V60用ペーパーフィルター

こちらは、商品と同梱されている説明書に記載があったレシピです。コーヒー豆の挽き目はペーパーフィルター用よりもやや細かい中細挽き。お湯は1投ですべて注いでいきます。

出来上がりのコーヒーの印象は、豆本来の甘さや香りが特に抽出されているように感じました。質感も良く、ペーパーフィルターにしてはしっかり目に抽出できている印象。通常より挽き目を細かく設定しているので、このような結果になったものと思います。

気付いた点として、挽き目を細かく設定はしてますが、それでも若干お湯の抜けが速かった。30秒間程度かけて、ゆっくりとお湯を注ぐ方が、より安定した抽出に繋がるのではないかと感じました。

THE COFFEESHOP 考案レシピ

・豆：20g 中挽き

・お湯：240ml

・フィルター：V60用ペーパーフィルター

というわけで、メーカー推奨レシピでの気付きを参考に、オリジナルで考案したレシピをご紹介いたします。

ちなみに、ご家庭で豆を挽く方にとって、実は【中細挽き】の挽き目は調節が難しいということもあります。なので、こちらのレシピでは、調整しやすい【中挽き】を使用。その分、お湯をゆっくり注ぐことで、しっかりと抽出してみました。

出来上がりのコーヒーの印象は、メーカー推奨レシピよりもさっぱりしているように感じました。酸味、香りがはっきり抽出される分、甘さが控えめでごくごく飲めるコーヒーに。

こちらのレシピのコツは、メーカーレシピよりもコーヒー豆の挽き目が粗い分、お湯をゆっくりと注ぐこと。1投ですべて注ぐことは変わりありませんが、45秒ほどかけてゆっくりお湯を注いでください。

抽出方法も簡単で、出来上がりの味わいも一定しやすいHARIO MUGENドリッパー。

お湯を１回注げばいいだけなので、コーヒー初心者の方にはもちろん、忙しい朝に美味しいコーヒーを手早く飲みたいという方にもぴったりだと思います。簡単に美味しいコーヒーを抽出できるのは、とても魅力的ですね！

ご自身でコーヒーの抽出自体を楽しんだり、レシピの調節をしたい方にとっては、少々物足りないかもしれません。が、豆の挽き目や焙煎度を変えることで、出来上がるコーヒーの味がわかりやすく変化する点、遊び甲斐があるかも。

甘さや香りがしっかりと出るメーカー推奨レシピでは【深煎り～中深煎り】、TCS考案レシピでは【浅煎り～中煎り】など。上手く使い分けて、お好みの味わいをさがしてみてください！

THE COFFEESHOPでは個性豊かなシングルオリジン、月替りのマンスリーブレンドなど、ハンドドリップで淹れたいスペシャルティコーヒーを数多く取り揃えております。

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