ドリッパー検証|カリタ式3つ穴ドリッパーで淹れたコーヒーの特徴は

2016.11.21
SHERE

主流4種のドリッパーで出来上がるコーヒーの特徴検証。ハリオV60ドリッパー、コーノ名門ドリッパー続いて、カリタ式3つ穴ドリッパーで淹れてみます。

カリタ式3つ穴ドリッパー の特徴

カリタ式ドリッパーの特徴は、立体台形の本体形状と、3つの底穴です。

底面の3つの穴から抽出されたコーヒーが流れ出る構造ですが、穴が小さいため、ドリッパー内にある程度の時間湯だまりができるようになっています。

リブはドリッパー上部にまであり、フィルターが張り付きにくくなっています。

メーカー推奨の抽出レシピは、円錐型のコーノ式やハリオ式と同じく、最初蒸らし、その後数回に分けて湯を注ぐというものです。

カリタドリッパーで淹れたコーヒーの特徴

今回の抽出レシピは以下の通りです。フィルターはペーパーフィルターを使用。

コーヒー豆:ニカラグア – ラス サバナス

挽き目:中挽き

豆量:20g

湯量:300g

湯温度:93度

< 抽出レシピ >

経過時間 | 注ぐ湯量

〜10秒 | 40g

40秒〜50秒 | 90g

60〜70秒 | 150g

80〜90秒 | 220g

100〜110秒 | 300g

ドリッパーの形状から、コーノ式やハリオ式よりも湯だまりができる時間が長く、ゆっくりとした抽出になりました。

< 出来上がったコーヒー >

チョコレートのようなフレーバー。

心地よいボディ感。

同じレシピで抽出しても、先に紹介した2つの円錐型ドリッパーよりも、抽出液が落ちきるまでの時間が20秒ほど長くなり、そのため出来上がったコーヒーはボディ感のあるものになりました。

ここまでのまとめ

正円錐形のハリオ式とコーノ式では、同じレシピで抽出しても、湯を注いでから落ちきるまでの時間が異なるため、出来上がるコーヒーの印象に違いができました。それと同様に、カリタ式では前述の2つよりも抽出時間が長くなり、また違った仕上がりのコーヒーになりました。

続いて、メリタ式ドリッパーでの抽出試してみましょう。

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