ドリッパー検証|カリタ式3つ穴ドリッパーで淹れたコーヒーの特徴は

主流4種のドリッパーで出来上がるコーヒーの特徴検証。ハリオV60ドリッパー、コーノ名門ドリッパー続いて、カリタ式3つ穴ドリッパーで淹れてみます。
カリタ式3つ穴ドリッパー の特徴
カリタ式ドリッパーの特徴は、立体台形の本体形状と、3つの底穴です。
底面の3つの穴から抽出されたコーヒーが流れ出る構造ですが、穴が小さいため、ドリッパー内にある程度の時間湯だまりができるようになっています。
リブはドリッパー上部にまであり、フィルターが張り付きにくくなっています。
メーカー推奨の抽出レシピは、円錐型のコーノ式やハリオ式と同じく、最初蒸らし、その後数回に分けて湯を注ぐというものです。
カリタドリッパーで淹れたコーヒーの特徴
今回の抽出レシピは以下の通りです。フィルターはペーパーフィルターを使用。
コーヒー豆:ニカラグア – ラス サバナス
挽き目:中挽き
豆量:20g
湯量:300g
湯温度:93度
< 抽出レシピ >
経過時間 | 注ぐ湯量
〜10秒 | 40g
40秒〜50秒 | 90g
60〜70秒 | 150g
80〜90秒 | 220g
100〜110秒 | 300g
ドリッパーの形状から、コーノ式やハリオ式よりも湯だまりができる時間が長く、ゆっくりとした抽出になりました。
< 出来上がったコーヒー >
チョコレートのようなフレーバー。
心地よいボディ感。
同じレシピで抽出しても、先に紹介した2つの円錐型ドリッパーよりも、抽出液が落ちきるまでの時間が20秒ほど長くなり、そのため出来上がったコーヒーはボディ感のあるものになりました。
ここまでのまとめ
正円錐形のハリオ式とコーノ式では、同じレシピで抽出しても、湯を注いでから落ちきるまでの時間が異なるため、出来上がるコーヒーの印象に違いができました。それと同様に、カリタ式では前述の2つよりも抽出時間が長くなり、また違った仕上がりのコーヒーになりました。
続いて、メリタ式ドリッパーでの抽出試してみましょう。
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