コーヒーマシンレビュー|Cuisinart クイジナート DGB-900PCJ

2017.05.29
SHERE

オフィスなどである程度まとめた分のコーヒーを簡単に淹れたい場合、便利なのはやはり全自動のコーヒーメーカーです。今回は数あるコーヒーメーカーの中から、クイジナートのDGB-900PCJを使って美味しいコーヒーを淹れてみたいと思います。

Cuisinart クイジナート DGB-900PCJ とは

豆挽きからコーヒー抽出までが全自動で行えるコーヒーマシン。

2カップから最大12カップまで一度に抽出可能。

水と豆をセットして、スイッチを押すだけの簡単操作。

基本スペック

最大量:1.7リットル

本体重量:5.6kg

抽出濃度:3段階

付属フィルター:ゴールドトーン(金属メッシュ)

こちらのマシンを選定した理由ですが、オフィスコーヒーでの使用を考え、大容量のミル付き全自動マシンでステンレス保温ポット付きという条件で探したところ、お手頃なものがこちらしか見当たりませんでした。

THE COFFEESHOP のコーヒー豆で実際に淹れてレビュー

こちらのマシン、お値段2万円以下なのでお手頃だと思います。実際に味がよければオフィスや小規模店舗にもおすすめかも、ということで実際に使用感をチェックしてしました。

まずはマシンの部位から見ていきましょう。

ポットはステンレス製の保温ポット。抽出中だけポット下のヒーターが作動するようになっています(保温ポットなのに下から温める意味が果たしてあるのだろうか?)。

フィルターは、金属メッシュ製【ゴールドトーンフィルター】を使用。コーヒーの油分がしっかり入るので、香りや口当たりが良くなります。

フィルターの蓋部分はなにやらメカニカルな形をしています。この歯車部分が動いて豆や湯をドリッパーに送る仕組みになっているようです。

豆はマシン上部に、水はマシン裏のタンクにそれぞれセット。スイッチ類もシンプルでわかりやすい設計ですね。基本操作は、淹れたい杯数分につまみを合わせてONを押すだけです。

レビュー:ここが良い点

当たり前と言えば当たり前ですが、スイッチひとつで豆挽きから抽出までやってくれます。濃度調節が3段階あるので、好みの濃さに仕上げられるのが良いと思います。

今回使用した エチアピア・ゲラ の場合、濃度【strong】が最も美味しく仕上がりました。THE COFFEESHOP で取り扱いの豆でしたらこの豆以外でも【strong】があっていると思います。

豆と水の比率をコントロールをすれば(手動ですが)、アイスコーヒーの抽出も可能です。

アイスコーヒーを淹れる場合(2杯分)

1、保温ポットにあらかじめ200gの氷を入れておく。

2、タンクの水の量を2杯分ぴったりにする。

3、豆量のつまみを6にセット。

4、濃度を【MED】にセット。

5、スイッチオン。

抽出が終わったら、ドリッパー部分は取り外して水洗いが可能です。組み立ても簡単。

レビュー:ここはもう一歩

フィルター容量が小さいのがやや難点です。12杯分の豆を入れると、上の写真のように詰め詰めになってしまい、全体がムラなく抽出できているとは言いにくい状態です。

アイスコーヒーは12杯分の豆を入れても、実際の出来上がりは4杯ですから、フィルターはもう少し大きくあって欲しかったですね。

電動ミルの宿命とも言える、毎回のブラッシング。付属のブラシが使いにくく、またメンテ部分が開閉するとは言え、とても狭いです。掃き出した豆クズの受け皿もいまひとつで、掃除すると周りが散らかる現象になります。

豆の銘柄を取り替える際も、上の写真のようにミル内に入りこんだ豆が取り出しにくいため、少し面倒です(同じ豆を使い続ける場合は関係ありません)。

まとめ

以上、Cuisinart クイジナート DGB-900PCJ をレビューしてみました。

コーヒーの味はとても美味しくできますし、濃度コントロールと水の量を調整することで、好みの一杯を探れる点も良いと思います。

ゴツいデザインと、日常メンテナンスが少し面倒なあたりは、さすがアメリカのマシンといった感じです。アメ車だと思って取り扱うと長く使えます。面倒なメンテをしているうちに、だんだん愛着が湧いてくることでしょう。

コスパも良いので、少人数のオフィスでいつも同じ豆を楽しみたいという場合は、とくにオススメです。

THE COFFEESHOP では、DGB-900PCJ の取り扱いはございませんので、お手数ですがAmazonなどでご購入くださいませ

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THE COFFEESHOP

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