フレンチプレスの淹れ方を動画でご紹介|THE COFFEESHOP《Brew Timer》

2022.01.21


フレンチプレスの淹れ方をご紹介します。

※この記事は、Youtubeチャンネルにアップした動画、【フレンチプレスプレス】コーヒー抽出方法 を文字起こししたものです。

用意するもの

・お湯 300ml
・コーヒー豆 18g(粗挽き)
・スケール
・マグカップ
・フレンチプレス本体一式

フレンチプレスの淹れ方を動画でご紹介|THE COFFEESHOP《Brew Timer》

動画では抽出をリアルタイムでご紹介しております。
抽出時のタイマー代わりにもお使いください。

コーヒー豆は18g。挽き目は粗挽きにします。
お湯は全部で300ml使用します。

抽出を始める前に、フレンチプレス本体とマグカップに湯通しをして、予熱しておきましょう。

レシピ

  • コーヒー豆18gをフレンチプレスへ
  • お湯150ml注ぎ、30秒蒸らす
  • 残りのお湯150mlを注ぎ、タイマーが4分になるまで待つ
  • フィルターを優しく押し下げて、マグカップに注ぐ

抽出スタート!

それでは抽出を始めます。

まず温めたフレンチプレスに、粗挽きのコーヒー豆18gを入れます。

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深煎りのコーヒーを淹れる時には、若干豆量を減らしてもいいと思います。

タイマーをスタートすると同時に、沸騰したてのお湯を150ml注ぎ、30秒間蒸らします。

フレンチプレスの淹れ方を動画でご紹介|THE COFFEESHOP《Brew Timer》

蒸らしの時の注意点

蒸らしとは、コーヒーの粉から炭酸ガスを抜く工程です。
粉とお湯が触れることで、蒸らしが始まります。

コーヒーの粉とお湯がしっかりと全て触れるように、少し勢いをつけて注ぎましょう。

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30秒たったら残りのお湯を150ml注ぎ、フィルターで軽く蓋をして、タイマーが4分になるまで待ちます。

フレンチプレスは待つだけでOK

最初に蒸らしを行った後は、基本的に待つだけで抽出できます。

手数も少なく、失敗なく安定した抽出ができるのが、フレンチプレスのメリットです。

抽出の4分間は、特に何もすることがないので、忙しい朝の身支度や、朝食の準備の間に淹れるコーヒーとして最適です。

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フレンチプレスで抽出したコーヒーの特徴

フレンチプレスは、メッシュフィルターで粉を濾す仕組みになっています。

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メッシュフィルターは、紙のフィルターと違い、コーヒーのオイル分も一緒に抽出することができます。

オイル分には、コーヒーの香味成分が多く含まれていると言われています。
よりコーヒーの風味をダイレクトに抽出でき、素材の味がそのまま出るイメージです。

抽出の失敗も少なく、素材の味がそのまま楽しめるのは嬉しいですね。

構造上、微粉も入る

フレンチプレスに限らず、メッシュフィルターを使用した抽出では、どうしても細いコーヒーの粉(微粉)が入ってしまいます。

マグカップに注いだ時には、カップの底の方に沈むので、飲み始めはさほど気になりませんが、後半になるにつれて、少しざらっとした口当たりになってしまうことがあります。

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どうしても微粉が気になるという方は、フレンチプレスからカップに注ぐ際に、目の細かい茶こしを使ったり、飲む時にマグカップの最後の方はあえて少し残すようにするなど、工夫が必要になります。

普段ペーパーフィルターで淹れたコーヒーしか飲まない方には、少し抵抗があるかもしれません。

微粉が気になる場合はペーパーフィルターを通すと良い

フレンチプレスで淹れたコーヒーをペーパーフィルターで濾す、というやり方もあります。

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通常のハンドドリップに比べ、抽出に失敗することが少ないフレンチプレスの利点を活かし、手軽にスッキリとしたコーヒーを飲みたいという方は、ぜひ試してみてください。

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ただし、微粉は取れますが、せっかく抽出したオイル分も一緒にペーパーフィルター側に残ってしまうので、フレンチプレスの魅力である『素材丸ごと』の感覚は半減してしまいます。

フレンチプレスに向いているコーヒー

フレンチプレスは、味成分を多く含むオイル分を多く抽出できるので、浅煎りから中煎り程度の、風味が明るいコーヒーに向いています。

フレンチプレスの淹れ方を動画でご紹介|THE COFFEESHOP《Brew Timer》

フレンチプレスは、抽出時間が4分と、ハンドドリップに比べて長いですが、お湯に浸して待っているだけなので、溶け出す成分としては実はあまり多くありません。

そのため、濃い目のしっかりしたコーヒーが好きな方には、薄いと感じてしまうかもしれません。

オイル分のおかげで口当たりがまろやかになり、物足りなさは感じにくいのですが、深煎りのコーヒーのボディ感や苦味を楽しみたい場合には、ハンドドリップの方が向いていると思います。

仕上げは優しくゆっくり丁寧に

4分経ったら、フィルターを優しくゆっくりと押して下げ、コーヒーの粉濾していきます。

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勢いよく押し下げると、容器内で粉が暴れて、雑味が出てしまったり、微粉が多く入ってしまったりします。できるだけゆっくりと、優しく押し下げていきましょう。

一番下までフィルターを下げたら、あとはマグカップに注ぐだけです。

ここもできるだけ微粉が入らないように、優しく傾けながら注ぎましょう。

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