雪中スペシャルティコーヒーのススメ。“AeroPress Go”ver.
2020.02.13
-10度の雪山に、AeroPress Goを連れて。
アメリカで新発売したAeroPress Go。
従来のものより更にアウトドア仕様に特化したAeroPress Goですが、-10度の雪山でもちゃんと抽出できるのかを検証してきました。
今年は記録的な暖冬、雪不足。
そんな中、2月に入りようやく寒波到来、どっかり降雪があったので雪山に行ってきました。
USアマゾンで取り寄せた新しいエアロプレス”AeroPress Go”。-10度の雪山でうまく抽出できるのか?!
アウトドア抽出ツール
新発売のAeroPress Goは、従来のエアロプレス本体が小型化され、スクープ・パドル・フィルターがカップ型のケースにオールインワンで収納できるよう進化しています。
従来のエアロプレスに比べ、とてもに持ち出しやすくなりました。
今回使ったツールは、AeroPress Go、ポーレックスハンドミル、ジェットボイル、カラビナマグ。
スペシャルティコーヒーは、コーヒー定期便【BEANS DELIVERY SERVICE】限定でお届けした、ブラジル/コヘーゴ・リベルダーヂ。
非常にクリーンで、チョコレートやナッツのような上質な甘さを楽しめる素晴らしいコーヒーですが、-10度の雪山でもしっかり抽出できるでしょうか?
白銀の絨毯の上で、いざ抽出開始!
まず、コーヒー豆15gをポーレックスハンドミルで挽きます。
挽いた豆をAeroPress Goに投入。
同時に、ジェットボイルでお湯を沸かします。
ジェットボイルは300cc程度の水が1分かからず沸騰するので、今回のような環境ではとても助かります。
標高が高い場所では、水は100℃より低い温度で沸騰し、それ以上温度が上昇しなくなるので、できるだけ沸騰したてのお湯を抽出に使用します。
今回の抽出方法は、本体を逆さまにした状態から始めるインバート方式。
まず最初に100cc程度を注ぎ、付属のパドルを使って撹拌。
その後さらに100ccのお湯を加え、1分ほど蒸らします。
お湯を注いでから、1分経ったら、付属のカップにゆっくりプレス。
そのままカップとしても使えますが、今回は、極寒ということもあり、保温性の高いカラビナマグ移し替え完成です。
普段とは違う特別なコーヒー体験
さて、お味は…
とてもクリーンでカカオやヘーゼルナッツのようなフレーバーがしっかりと際立ち、クリーミィな質感、チョコレートのような甘さも感じとれました。
-10度の環境でも、挽き立てのおいしいスペシャルティコーヒー、沸騰したお湯、AeroPress Goがあれば、トップクオリティのコーヒーを楽しめるなんて最高ですね。
ひと手間をかけ、白銀の世界でいただくスペシャルティコーヒーは、普段とは違う特別なコーヒー体験となりました。
様々なシーンでの、コーヒー体験を。
最後に、
AeroPress Goはオールインワンで携行性にすぐれ、抽出も安定しており、抽出後の処理もカンタンなので、これからいろいろなアウトドアシーンで活躍してくれそうです。
皆さんもいろいろなシーンで、コーヒー体験にチャレンジしてみてください。
合わせて読みたい記事
アウトドアシーンでも使えるハリオ スマートG 電動ハンディーコーヒーグラインダー
→ 『HARIO スマートG電動コーヒーミル EMSG-2B』実機レビュー
小さくてもとっても優秀!マイクロコーヒードリッパー
→ マイクロコーヒードリッパーでの美味しい淹れ方
キャンプアウトドア雑誌『fam』編集長の名刺ドリップバッグ?!オリジナルブレンドも作成
→ 『fam』編集長の名刺ドリップバッグ作成秘話