ドリッパー検証|ハリオV60ドリッパーで淹れたコーヒーの特徴は

2016.11.19


主流4種のドリッパーで出来上がるコーヒーをそれぞれ見ていきます。まずはハリオV60ドリッパーから。このドリッパーは THE COFFEESHOP の店舗メニューでも使用しています(金属フィルターで使用)。

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目次

  • HARIO ハリオ V60ドリッパー の特徴
  • ハリオV60で淹れたコーヒーの特徴

HARIO ハリオ V60ドリッパー の特徴

ハリオV60ドリッパーの特徴は、正円錐型の本体形状と、リブの形状です。

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リブの数は12本。これはドリッパーの大きさが変わっても同じ本数です。今回は1〜4人用のV60-02を使用し、ペーパーフィルターを用いて抽出してみました。

ハリオV60で淹れたコーヒーの特徴

今回の抽出レシピは以下の通りです。

コーヒー豆:ニカラグア – ラス サバナス
挽き目:中挽き
豆量:20g
湯量:300g
湯温度:93度

< 抽出レシピ >
経過時間 | 注ぐ湯量
〜10秒 | 40g
40秒〜50秒 | 90g
60〜70秒 | 150g
80〜90秒 | 220g
100〜110秒 | 300g

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リブがドリッパー上部にまであるため、ドリッパーとペーパーフィルターが張り付きにくくなっています。上記レシピにて湯を注ぎ終えてから、完全に落ちきるまでの時間は147秒でした。

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< 出来上がったコーヒー >
ほどよいチョコレート感。
甘みと酸味のバランスが良い。

今回のレシピですが、THE COFFEESHOP で独自に作ったハリオV60用のレシピなので、当然美味しいコーヒーが抽出できました。

ハリオやコーノなどの円錐型のドリッパーは、湯を注いでから落ちるまでの時間が早いため、注ぐ量とタイミングをコントロールすることで、出来上がるコーヒーの特徴もコントロールしやすいという傾向があります。

続いて、コーノ式ドリッパーでの抽出試してみましょう。
→ コーノ名門ドリッパーで淹れたコーヒー

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