2019.07.18アイスコーヒー

livease リヴィーズ 電動水出しコーヒーメーカー CB-011W 実機レビュー

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夏といえば水出しコーヒー。お湯を沸かす手間がなく、水に豆をダンクインするだけで抽出できるという手軽さがある一方、ネックとなるのが抽出時間です。

ダンクインの場合、その所要時間は8時間。この時間をなんとかもっと短縮できないものか。ということで、登場した電動水出しコーヒーマシンCB-011W。さっそく検証してみたいと思います。

水出しコーヒーマシン検証

目次

リヴィーズ 電動水出しコーヒーマシン CB-011W

今回検証に使用したのはこちら。

電動水出しコーヒーマシンCB-011W

リヴィーズの電動水出しコーヒーマシンCB-011W

一般的に8~10時間かかる水出しコーヒーが、たったの20分間で楽しめる!というコンセプトの画期的な電動式の水出しコーヒーメーカー。

お値段は1万円ちょいと少々張りますが、時間が短縮できてなおかつ美味しい水出しコーヒーが飲めるなら良いですよね。

水出しコーヒーマシン検証

こちらのマシン、原理はいたってシンプル。マシンに豆と水を入れ、タイマー付きのスイッチを押すと、抽出がスタート。タンク内の水を噴水のように持ち上げ、マシン上部のコーヒー粉の層に何度も通すことで、抽出効率を上げるというものです。設定した時間内に抽出が繰り返され、徐々にコーヒーの濃度が高くなっていきます。

推奨レシピで作ってみる

では早速、メーカー推奨の抽出レシピからやってみましょう!

メーカー推奨レシピは以下の通り。

  • 深煎りの豆を使用
  • 中挽き以上の挽き目
  • 水450mlに対して粉量25g~35g
  • 抽出時間は20分

マシンに上記の水とコーヒー豆を入れ、あとはスイッチを押すだけです。

水出しコーヒーは熱湯での抽出と比べてカフェインやタンニン、油分が抑えられ、苦味や渋みが出にくくスッキリした味わいになりますが、同時に香りやコクも控えめになりやすいのが特徴です。そのため、水出しでも香り高くコクのあるコーヒーを抽出するために、「新鮮」で「深煎り」の、香りが強いコーヒー粉が最も適していると言われています。(CB-011W 説明書より)

コーヒーマシン

↑ CB-011Wのコーヒー豆を入れるフィルター部分。挽き目があまり細かいと微粉が流れ出してしまうので、推奨は中挽き以上。

ロースター萩原コメント:
説明書に記載の通り、確かに深煎りの方がコーヒー豆の成分が液体の中に溶けやすいので、熱湯抽出に比べて抽出効率の悪い水出しには深煎りが適している、というのは理にかなっています。
中挽き以上の挽き目という指定は、フィルターの目の粗さの関係しているような気がしますね。

推奨レシピ(中粗挽き30g・20分レシピ)での検証結果

コーヒー豆は、THE COFFEESHOPでもっとも深煎りの『ダークミックス』を中粗挽きで30g使用。水量は450ml、タイマーは20分で抽出してみましたが、、、

非常に薄く、風味も甘みも足りないコーヒーになってしまいました。加えて、後味にはネガティブな渋みとエグ味が残ってしまいました。

豆量とタイマーを調整|もっと濃く、エグ味の少ないコーヒーに

『ダークミックス』を使用した場合、メーカーの推奨レシピでは、美味しい水出しコーヒーを作ることはできませんでした。

ロースター萩原コメント:
まず濃度を濃くする必要がありますね。粉量を増やして調整してみましょう。
苦味エグ味については、通常の熱湯抽出にて、時間がかかりすぎた時に出てくるネガティブ要素に近いものを感じたので、抽出時間も短くしてみようと思います。

↑ 今回、水の量は450mlで固定して検証しました。

先ほどと同じく、ダークミックスを使用。豆量を5g増やして、中粗挽き35g に。そしてエグ味が出ないよう、タイマーは5分短くし、15分に設定しました。水量は同じく450mlです。

中粗挽き35g・15分レシピ結果

メーカー推奨レシピに比べて、濃度は若干改善されたましたが、まだ薄い印象は否めませんでした。後に残る渋みはなくなり、すっきりした後味にはなりましたが、今度は物足りない感じになってしまいました。

挽き目も調整|さらに濃くしっかりとしたコーヒーを目指す

さて、ネガティブな印象はなくなったものの、まだまだ十分に美味しいとは言えない出来でした。もっと濃度を濃くする必要がありそうです。

ロースター萩原コメント:
まずはネガティブが取れたので、そこは狙い通りでしたね。抽出時間は15分で固定で良さそうです。
ただ、濃度はまだ調整が必要。粉量をもう少し増やしてみましょう。
それから、後味の物足りなさは、挽き目を微妙に細かくすることで調整してみようと思います。

水出しコーヒー電動

↑ 豆量をさらに増量。挽き目も細かく調整して再々チャレンジ。

豆量をさらに5g追加し40gに。挽き目を少し細かく中挽きに変更。濃度と後味の強さを引き出していきます。タイマーは15分、水量は450mlです。

中挽き40g・15分レシピ結果

結果、かなり理想に近い仕上がりになりました。ナッツやカカオ系の風味があり、ほのかにチョコレートのような甘さが出てきた印象です。液体もややとろみで出て、質感も改善されました。

最後の微調整!完成レシピはこちら!

いよいよベースが固まったところで、最後の微調整です。

ロースター萩原コメント:
豆量と挽き目と、同時にチャレンジしてしまったので、若干ですが過抽出感が出てしまいました。スペシャルティコーヒーと呼ぶには、もうひと調整必要ですね。
口にいれた瞬間のあたりの強さが出てしまったので、あと1~2g程度、豆量を減らしてみましょう。

水出し電動コーヒー

↑ 最後に豆量を微調整。スペシャルティコーヒーと呼ぶにふさわしいレシピに仕上げる。

完成したレシピは以下の通りです。

  • ダークミックス38g 中挽き(ペーパーフィルター用)
  • 水量450ml
  • 抽出時間 15分

完成レシピ(中挽き38g・15分レシピ)の結果

ナッツやカカオ系の風味と、ほのかにチョコレートのような甘さを感じる、美味しい水出しコーヒーになりました。質感もとろみがあって、リッチな印象に。

ネガティブもほとんどなく、すっきりとした飲み口でゴクゴク飲みたいアイスコーヒーを作ることができました。

まとめ

水出しコーヒーは、熱湯抽出に比べると、やはり風味や酸味の印象は弱く、物足りなく感じることもあるかもしれません。しかしながら、丸みのある甘さや質感の良さは水出しならではの特徴なので、比較するのではなく、個性としてぜひ楽しんでいただければと思います。

↑ 構造がシンプルで手入れも簡単。

今回使用した電動水出しコーヒーマシンCB-011Wも、水出し抽出の良いところを存分に引き出すことができました。また、このマシンの一番の利点は、抽出に時間のかかる水出しを短時間で抽出できるという、謳い文句そのものだとも思いました。

今回の検証ではダークミックスのみ使用しましたが、他のシングルオリジンでも、分量さえ守れば技術もいらず、安定した味を楽しめそうですね。

パックで販売されている水出しコーヒーと違って粉量や挽き目、抽出時間を自由に設定できるので、自宅でいろいろな豆を使っていろいろなレシピを試してみたい人には、かなり楽しいマシンなのではないでしょうか。

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