2019.05.17抽出

ORIGAMIドリッパーで淹れるコーヒーレシピ|ホット&アイス

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まるで折り紙を折ったような形状からネーミングされたという新アイテムORIGAMIドリッパー。おしゃれさに見合う美味しいコーヒーを淹れるため、抽出レシピを探ってみました。

目次

ORIGAMIドリッパーとは

見た目にも楽しいアイテムは、コーヒーライフをより楽しいものにしてくれます。ORIGAMIドリッパーは、おしゃれであることは見ての通り。

さらに性能においては、Brewers Cup の日本チャンピオンと中国チャンピオンがそれぞれ決勝で使用したという、まさに折り紙つきの実力派アイテムです。

抽出レシピ1、ホットコーヒー

前回の記事では、ざっくりその概要をみてきましたが、今回はいよいよレシピ開発を行ってみました。まずはホットコーヒーからいってみましょう。

前回、ハリオV60と同じレシピで淹れてみたところ、明らかな抽出不足でした。とはいえ、抽出時間が短いのかというとそんなこともなかったため、仮説としては、抽出前半の時間にあるものと考えました。

抽出前半は、コーヒーの成分が出やすいのですが、たしかにそのタイミングでのお湯の抜けは若干早いように感じました。

そこで今回試みたのが攪拌ドリップです。

→ 攪拌ドリップとは

攪拌を入れることで、ドリップ前半の成分抽出促進と蒸らしの時間短縮を図りました。

あわせて湯量のバランスをドリップ前半に寄せ、抽出スピードが落ちる後半の負担を減らし、雑味が出てしまうことを防ぎました。

ORIGAMIドリッパー ホットコーヒーレシピ

豆:中煎り、20g
挽き目:中挽き(ペーパーフィルター)
フィルター:V60用

湯量:300g
湯温:約94℃程度(沸騰したてのお湯を注ぎ用ケトルに移してすぐくらい)

蒸らし:
タイマーをスタートし、40gの湯を注ぐ。
すぐスプーンで 5回 攪拌。
表面をかき混ぜるというより、粉の層を掘り起こすように。
攪拌が終わったら、タイマーが30秒になるまでを蒸らし時間とする。

抽出1:
タイマー30秒〜40秒の間に、60gのお湯を注ぐ 。
ここまでの湯量は計100g。
タイマー50秒まで待つ。

抽出2:
タイマー50秒〜60秒の間に、60gのお湯を注ぐ 。
ここまでの湯量は計160g。
タイマー70秒まで待つ。

抽出3:
タイマー70秒〜80秒の間に、60gのお湯を注ぐ 。
ここまでの湯量は計220g。
タイマー90秒まで待つ。

抽出4:
タイマー90秒〜100秒の間に、40gのお湯を注ぐ 。
ここまでの湯量は計260g。
タイマー110秒まで待つ。

抽出5:
タイマー110秒〜120秒の間に、40gのお湯を注ぐ 。
ここまでの湯量は計300g。
お湯が落ちきっていなくても、タイマー150秒(2分半)の時点でドリッパーを外す。

ロースター萩原コメント:
攪拌と注ぎスピードの調節により、抽出不足は解消でき、前回のレシピよりもバランスの良いカップになりました。
V60のレシピに比べて、酸味とフレーバーが明るく、スッキリとした質感に。
比較的浅煎りの、酸味やフレーバーが華やかなコーヒーの抽出に向いているかも。

抽出レシピ2、急冷式アイスコーヒー

続いて、アイスコーヒーのレシピも作成しました。抽出後、氷を用いて冷やす急冷式ですが、ORIGAMIドリッパーで美味しく淹れるための基本的な理論はホットのときと同じです。

注意すべきは、蒸らしのお湯を注ぎながら攪拌すること。これは慣れるまでは少し難しいかもしれませんね。

ORIGAMIドリッパー アイスコーヒーレシピ

豆:中煎り、27g
挽き目:中挽き(ペーパーフィルター)
フィルター:V60用

湯量:200g
湯温:約94℃程度(沸騰したてのお湯を注ぎ用ケトルに移してすぐくらい)
氷:約120g程度

蒸らし:
タイマーをスタートし、50gの湯を注ぎながら、スプーンで 5回 攪拌。
粉の層の下の方まで蒸らしのお湯が届かない場合があるので、全体がお湯に触れるように底からかき混ぜるイメージ。
攪拌が終わったら、タイマーが30秒になるまでを蒸らし時間とする。

抽出1:
タイマー30秒〜40秒の間に、40gのお湯を注ぐ 。
ここまでの湯量は計90g。
タイマー50秒まで待つ。

抽出2:
タイマー50秒〜60秒の間に、40gのお湯を注ぐ 。
ここまでの湯量は計130g。
タイマー70秒まで待つ。

抽出3:
タイマー70秒〜80秒の間に、40gのお湯を注ぐ 。
ここまでの湯量は計170g。
タイマー90秒まで待つ。

抽出4:
タイマー90秒〜100秒の間に、30gのお湯を注ぐ 。
ここまでの湯量は計200g。
お湯が落ちきっていなくても、タイマー120秒(2分)の時点でドリッパーを外す。

急冷:
氷を淹れたグラスに移し、良くかき混ぜ、急冷する。

ロースター萩原コメント:
こちらも基本的にホットの時と同じ印象。
酸味の明るい、果実味のあるアイスコーヒーが楽しめます。

まとめ

いや、なかなか面白いですね!ORIGAMIドリッパー!奥が深いです。

いろいろやってみた感想ですが、他の陶器のドリッパーなどに比べて、ドリッパー自体の厚みが薄く、取っ手などもついていないため、抽出時のお湯の温度に対する影響が少ないように思えました。

そのほか、挽き目であったり、今回は使用しなかったウェーブフィルターなど、試してみたいことはまだまだあります。

徹底検証というタイトルで始まってしまった企画なので、近いうちにまた深掘りしてみたいと思います。

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