2019.01.17グッズ

コーヒーグラインダー(ミル)実機レビュー|価格の違う3台を比較してみた(前編)

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星の数ほど販売されているコーヒー豆のミル(グラインダー)。構造や材質によって、様々な価格帯のものがあるわけですが、実際にどの程度の違いがあるのでしょうか。

今回の検証では、臼式のミル3台にて実機検証してみました。

目次

  • ミルのタイプは2種類
  • 検証内容
  • 実機レビュー1、デバイスタイル
  • 実機レビュー2、ウィルファ
  • 実機レビュー3、みるっこ
  • まとめ

コーヒーミルのタイプは2種類

コーヒー豆を挽くためのミル(グラインダー)は、大別すると『プロペラ式』『臼式』の2つが存在します。

過去の記事にて、プロペラ式と臼式の違いについては検証しており、それぞれに良し悪しがありますが、お店で飲むコーヒーに近いものをご自宅でも実現したい場合には、臼式のほうがよいという結果になりました。

詳しくはこちら
→ 家庭用コーヒーミル比較検証|臼式 or プロペラ式 どっちが良いの?

検証内容

では、検証を行なっていきたいと思います。今回は以前の検証とは異なり、臼式のミルのみ価格帯別に3機用意し、挽き目の揃い方と、カッピングでの味と香りの評価を行いました。

実機レビュー1、デバイスタイル deviceSTYLE GA-1X

1台目は、deviceSTYLE Brounopasso コーヒーグラインダー (電動コーヒーミル) GA-1X Limited です。

デバイスタイルコーヒーグラインダー

スタッフ私物のため、少々使用感はありますが、手頃な価格で高性能との評判です。

回転数が遅いため、熱を持ちにくい&動作音が静か

動かして見た感想ですが、まず音が小さい。

グラインダーの回転スピードが遅く設計されているため、掃除機に迫るような大胆なモーター音がしません。

近隣の方への配慮を要する住環境で使用する場合、これは大きなメリットになるのではないでしょうか。

また、回転スピードが遅いことで熱を持ちにくく、コーヒー豆の風味を損ないにくいというメリットもあります。

デバイスタイル GA-1X でコーヒー豆を挽いてみる

実際にコーヒー豆を挽いてみましたので、写真で挽き目を見ていきましょう。

↓ もっとも細かく設定した時の挽き目

挽き豆デバイスタイル

↓ 中細挽き(ハンドドリップ用くらい)

↓ 中粗挽き(フレンチプレス用より少し大きい)

↓ もっとも粗く設定した時の挽き目

もっとも粗く挽いた場合には不揃いになってしまいましたが、細挽き〜中挽きまでは粒子が良く揃っていました。

エスプレッソマシンで使うほど細かく挽くことはできませんが、ペーパーフィルターでのハンドドリップや、フレンチプレスでの抽出で使用する場合には活躍してくれること間違いなしです。

実機レビュー2、ウィルファ wilfa SVART Nymalt

2台目は、ウィルファ グラインダー [WSCG-2] wilfa SVART Nymalt コーヒーミル です。

ウィルファコーヒーミル本体

先ほどのデバイスタイルよりもふた回りほど大きなサイズ感。価格も約2倍です。

ミル刃は金属製。コーヒー豆の繊維ごと綺麗にカットしてくれそうな形状をしています。

回転数が早く、多くの豆をスピーディーに挽ける

ウィルファ グラインダー WSCG-2 は、モーターのパワーが強く、回転スピードも早いため、スピーディーに多くの豆を挽くことが可能です。

切れ味のいい金属製の刃を使用しているため、浅めに焼いた硬い豆でも詰まる心配がありません。

協議会で使用されることもある、プロの間でも評価の高いグラインダーです。

ウィルファ グラインダー WSCG-2 でコーヒー豆を挽いてみる

では、実際にグラインドしてみます。

↓ もっとも細かく設定した時の挽き目

↓ 中挽き(ペーパードリップ〜メタルフィルター用くらい)

↓ もっとも粗く設定した時の挽き目

やはりもっとも粗くした場合には粗すぎて粒子が揃いませんが、中挽き以下であれば綺麗に揃っていました。

こちらのウィルファは、もっとも細かく設定すればぎりぎりエスプレッソマシンでも使用できそうです。

実機レビュー3、フジローヤル みるっこ

3台目は、コーヒー好きなら知らない人はいないと言われる名機『みるっこ』です。

刃の形状は、刃というより歯と言った方が近いでしょうか。そこまで角の立っていない歯が並べられており、すり潰すような感じで豆を細かく挽いていく仕組みです。

作業スピードも信頼性もプロ仕様に劣らない

みるっこの良いところは、業務用に匹敵する圧倒的なパワーです。

ご自宅で一度に大量の豆を挽く機会はあまりないと思いますが、パワーがあるゆえ、動作音も静かで挽き目も揃いやすいというメリットがあります。

みるっこ でコーヒー豆を挽いてみる

では実際にコーヒー豆を挽いてみましょう。

↓ 中挽き(ペーパードリップ〜メタルフィルター用くらい)

↓ もっとも粗く設定した時の挽き目

粗めに挽いてもきちんと粒が揃う点、先の2つとは異なるポイントでした。

商品の説明欄にも『中挽き〜粗挽きに適している』と記載があり、ハンドドリップやエアロプレス、フレンチプレスでの抽出に適しているミルであることがわかります。

反対に極細挽きはできないため、エスプレッソマシンでの使用はできません。

まとめ|次回カッピングで味を検証します

ここまで、臼式コーヒーミルの検証前半として、実際に動作させて見た感覚と挽き目の違いをお伝えしました。

次回は、カッピングおよびハンドドリップにて、3台のミルで挽いたコーヒー豆の味に違いが生じるのか、見ていきたいと思います。

→ ミル検証後編へ

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