【コーヒーペアリング企画】プレミアムナボナとザンギ(唐揚げ)に合うコーヒーを考える|twitter中の人お茶会

2019.10.11


コーヒーペアリング企画とは
コーヒーとの相性を探る企画です。スイーツなど定番フードはもちろんのこと、サラダなど一見コーヒーにはあわなさそうなフード、またファッションやWEBサービスなどのフード以外のものとの相性も考えていきます。今回は【プレミアムナボナ】そして【若どりザンギ】に合うコーヒーを、企業twitter中の人たちと一緒に考えてみました!

ナボナと唐揚げザンギにあうコーヒーとは

目次

twitter中の人 お茶会 at ROASTWORKS

今回のコーヒーペアリングは、これまでとは違ったテイストでお送りいたします。笑

↑ 亀屋万年堂さんtwitter投稿より

様々なやりとりがあった後に実現した本企画。事の発端は、先日のギンビスさんとのコラボでした。

→ ギンビス “GINZA WAFFLE(ギンザワッフル)”×THE COFFEESHOPコラボ企画

ギンビスさんのGINZA WAFFLEに合うコーヒーを作らせていただいた企画から、あれよあれよと話が広がり、なんと7社の企業twitter中の人がROAST WORKSに集合。お茶会と銘打ち、コーヒーペアリングが開催される運びとなったわけです。

ご参加いただいた企業様のツイッターアカウントは以下の通り。(敬称略、アカウント名:IDの順にて。)

  • 株式会社ギンビス【公式】:@GINBIS_PR
  • モバオク@公式筆ペン部CP実施中: @mbok_jp
  • インクロム【公式】:@incromP2
  • つぼ八【公式】:@tsubohachi8
  • CASIO カシオ計算機株式会社:@CASIOJapan
  • アイラップ【公式】:@i_wrap_official
  • 亀屋万年堂 おかげさまで創業80年:@kameyamannendo

ギンザワッフル専用のオリジナルブレンドコーヒー

さて、異様な光景の中スタートした『中の人お茶会』。まずは、前回ギンビスさんと作ったブレンドコーヒーと、ギンザワッフルの組み合わせを楽しんでいただき、談笑タイム。

ギンザワッフルとコーヒー

ペアリングしながら作ったブレンドだけあって、相変わらず相性は抜群です。

『ドリップバッグで家で淹れても美味しいけど、お店でプロに淹れてもらうのはまた格別。』

と、嬉しいお言葉もいただきました。

亀屋万年堂「プレミアムナボナ」に合うコーヒー

いよいよ本題。今回ご依頼いただいた、コーヒーとのペアリング相手その1は、亀屋万年堂さんのプレミアムナボナという高級お菓子です。

国産のフレッシュバターとオリジナルチーズを贅沢に使用した濃厚なクリームを、
自然の飼育のみで育てられた地養卵を使用した生地でサンドした総本店限定のプレミアムナボナです。公式サイトより引用:https://www.navona.co.jp/lineup/?id=1500527728-914860&p=1&ca=2

自由が丘総本店でしか手に入らないという、まさにプレミアムな一品。

ナボナ味見

↑ 味見しながらニヤけてしまう至福のお菓子。

食べてみて、強く感じた印象は、バターの芳醇な香りと甘さが長く続くということ。そこに、アクセント的に塩味の効いたチーズがごろごろと入っています。

生地も通常のナボナと比べて卵の香りが強く、ふっくらと柔らかい。上品で軽い甘さも、とても魅力的でした。

プレミアムナボナとコーヒー

バター、チーズ、塩、卵、柔らかさ、上品な甘さ、などのキーワードから、萩原が導き出した答えは、ルワンダ・チョコWSとの組み合わせでした。

ルワンダ・チョコWSは、アプリコットのような風味があり、アップルやチェリーを思わせる爽やかな酸味が特徴のコーヒーです。

ロースター萩原コメント:
プレミアムナボナには、すっきりと軽やかなコーヒーが合うと思い、ルワンダ・チョコWSを選びました。
プレミアムナボナの、甘味と塩味の絶妙なバランス。それを崩さず、後味に長く続くバターの香りを損なわないようにしたかったんです。

合わせてみると、アップル系の酸味がプレミアムナボナのバターの油分を爽やかにしつつ、後味にはバターの風味が優しく残る。狙い通りのペアリングとなりました。

つぼ八「若どりザンギ」にコーヒーは合うのか!?

ザンギとは、北海道発祥の鳥の唐揚げのこと。北海道で創業した居酒屋つぼ八さんの看板メニューです。

しょうゆベースのタレやスパイス、香辛料でしっかりと下味がついているのが特徴、、、

って、これにコーヒー??レモンサワーじゃなくて??

我々としては、せっかくなので、揚げたての最も美味しいタイミングに合うコーヒーを選びたい。そんな要望にお応えいただき、なんとROAST WORKSで調理していただきました。

調理してくださったつぼ八さま、ご協力ありがとうございました。笑

ザンギとコーヒー

↑ まずはザンギ単体の試食。やはり美味しさにニヤけるロースター萩原。

ニンニクとショウガがガツンときます。しょうゆ感は強くなく、風味として程よい。タレの味が強くない代わりに、香辛料と鶏肉の旨味がしっかり感じられる唐揚げです。

さて、ここにどんなハイボール、ではなくコーヒーを合わせるのか。

ロースター萩原コメント:
唐揚げの定番と言えば、ハイボールやレモンサワーが思い浮かびますが、考えてみるとそれらに共通するのは「レモンが入る」ということ。そもそも唐揚げにレモンを絞る、というのも同じですね。
コーヒーを合わせるときにも、スペシャルティコーヒーならではのシトリックな酸味を合わせれば、間違いなくマッチするだろうと考えました。

というわけで、萩原がチョイスしたのは、THE COFFEESHOPのハウスミックスであるライトミックスのアイスコーヒーでした。

ライトミックスには、シトラス系の酸味があり、アイスコーヒーにするとよりシャープな印象に変わります。

結果、ザンギとのペアリングは大成功!

ザンギの油分とニンニク感を、シトラス系の酸味が爽やかに流し、ナッツやチョコレートのような後味を残していく。この後味も、意外にも唐揚げとのマッチ度が高く、驚きました。

唐揚げとコーヒーという初体験な組み合わせでしたが、皆さん美味しい!と楽しんでくださり、本日3杯目にも関わらず完飲・完食。

正直このペアリングはかなり苦戦するだろうなと思っていたのですが、無事に美味しいペアリングができて安心しました。

まとめ

今回のペアリングを通して、改めて思ったこと。それは、スペシャルティコーヒーと様々な食べ物とのペアリングの可能性が、想像以上に無限であるということでした。

ユニークな風味をもつスペシャルティコーヒーだからこそ、相手がどんな個性を持ったものでも、合わせることができます。

理想的なペアリングを見つけ出すにはある程度の勘と訓練が必要ですが、うまくいったときには、コーヒーの楽しみ方がさらに広がる。偏見を持たず、もっともっと色々なペアリングにチャレンジしていきたいですね!

こんなフードと合わせてみてほしい!といったご提案・ご相談も随時お待ちしております!

ご相談は、メール(hello@thecoffeeshop.jp)または、twitter(https://twitter.com/THECOFFEESHOPjp)までお気軽にどうぞ。

BEANS NAVIバナー記事下

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