2020.02.28

エチオピア同農園の生産処理違いを飲み比べ!BDS MAGAZINE vol.150(コーヒー定期便)

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多種多様なコーヒーの違いとその個性、そしてなによりそのコーヒーの美味しさに夢中になれる、そんなコーヒー体験をお届けする THE COFFEESHOP BDS MAGAZINE。

2月26日出荷の2種類のコーヒーについてお知らせいたします!

目次

  • ごあいさつ
  • 2月26日発送のコーヒー紹介
  • シャキッソ・タデGG農園の取り組み
  • 次回発送予定

ごあいさつ

こんにちは!
2月26日発送のBEANS DELIVERY SERVICE MAGAZINEです。

先日、河津桜という早咲きの桜を見てきました。

一般的なソメイヨシノと違い、1月ごろから蕾をつけ始め、2月中には見頃を迎えるという珍しい品種です。

満開の桜を見ながら、春はもうすぐそこだなぁと思いつつ、これから続々入港してくるコーヒーのニュークロップもとても楽しみになってきました。

TVなどで不安になるニュースが多いからこそ明るい話題も意識して取り入れていきたいですね。

それでは、BDS MAGAZINE 2月26日号、スタートです!

2月26日発送のコーヒー紹介

それでは今回発送のコーヒーのご紹介です!

Ethiopia(エチオピア)/Shakisso TadeGG Honey&Washed(シャキッソ・タデGG・ハニー&ウォッシュド)

 
今回お届けするのは、エチオピアのスペシャルティコーヒー名産地、シダモ・グジ地区より、珍しい農園指定のロットを生産処理違いでご用意しました!

アフリカのコーヒー生産国は、小規模な生産者が複数集まって一つのロットを作ることが多いのですが、今回ご紹介するのは農園単位での買い付けを行ったロットです。

エチオピアのシダモ地方は、素晴らしいフレーバーのあるコーヒーが作られる地域として有名。
その中でもグジ地区シャキソ村は特に素晴らしい独特の風味があるコーヒーを作っている地域です。
今回はそのシャキソ地区にあるタデGG農園より、ハニープロセスとウォッシュドプロセスのロットをお届けします。

エチオピアで行われている精製処理は、ナチュラルとウォッシュドがほとんど。
タデGG農園のようにハニープロセスを行なっている農園は非常に珍しく、数少ない貴重なロットです。
ナチュラルとウオッシュトの中間のような手法をとるハニープロセスでは、その両方の特徴を併せ持つようなカップが生まれます。

ナチュラルの特徴である華やかな芳香を持ちながら、ウォッシュドのような爽やかなクリーンカップが特徴のコーヒー。
まるでストロベリーのような風味と酸味に、ハチミツからチョコレートへと印象の変わっていく甘さがあり、リッチで芳醇なコーヒーに仕上がっています。

一方、エチオピアで行われている精製処理でもメジャーなウォッシュドプロセス。
その特徴であるクリーンなコーヒーを作るには、何より清潔な作業スペースが必要です。
同農園では、毎日機器の清掃を実施することを徹底して行っています。

手作業により丁寧に収穫を行なった後、完熟チェリーのみを選別。
厳選されたチェリーはルビーのような妖艶な真紅の輝きを放ちます。

その後、大型の機器でパルピングを行い、発酵槽にて24〜36時間かけて発酵処理。発酵後は、農園地下から汲み上げた綺麗な湧き水を使用し、伝統的なウォッシュド製法にて水洗処理を行います。


こうして丁寧に処理をされたコーヒーはベルガモットやベリー、パッションフルーツのような爽やかで深みのあるフルーツ感があり、マンゴーやフルーツジャムのような強く優しい甘さを併せ持ちます。
同じ農園のコーヒーでも生産処理の違いで風味は大きく変わってきます。

生産者の弛まぬ努力によって生まれた多様性あふれるエチオピアのスペシャルティ。
贅沢な飲み比べを、ぜひお楽しみください!

【地域】オロミア州、グジ地区、シャキソ村
【農園名】タデGG農園
【農園主】テスファエ・デガガ氏
【標高】1,800m〜2,200m
【品種】エチオピア在来種
【生産処理】ハニープロセス、ウォッシュドプロセス

シャキッソ・タデGG農園の取り組み

今回シングルオリジンプランの皆様へご用意した、エチオピア/シャキッソ・タデGG農園のコーヒー。

同農園はコーヒーの品質だけでなく、地域社会の持続的発展のための数多くの素晴らしい取り組みから注目を集めています。

農園の代表であるテスファエ・デガガ氏は、エチオピアの首都アジスアベバ大学にて農学を専攻。
博士号を取得しています。

彼がコーヒー生産を始めたのは2006年。

シャキッソ村では00年から04年の4年間に渡り大きな山火事が連続して発生していました。
彼は、鎮火後に残ったごく僅かな森林を保護する目的で5ヘクタールの土地を購入し、コーヒーとシェードツリーを播種、栽培を開始しました。

農学者であるテスファエ氏は、当初よりシャキッソ村の肥沃な土壌と2,000mを超える標高から、この地がコーヒー栽培に適していると考えていました。
2006年の生産開始以降、徐々に栽培面積を拡大、新たな土地も購入してさらなる良質なコーヒーの生産に励んでいます。

タデGG農園の成功は、それまで豊かではなかったシャキッソ村に多くの雇用を生み出しました。
収穫のピーク時には1,300人もの人々がピッカーとして仕事に従事、テスファエ氏自ら技術指導も行います。

コーヒー栽培で得られた利益は農園や精選施設で働く人々に還元され、多くの住民の生活を支えています。
テスファエ氏の指導のもと、丁寧で正確な仕事が高品質なコーヒーを産み、それによって村の人々の生活が向上するという持続的発展のサイクルが生まれました。

また、テスファエ氏は売り上げの一部を拠出し、村に小学校を建設・寄贈。
未来の担い手である子供たちに教育の場も与えています。

かつて、シャキッソ村は「金」の採掘で知られていました。
タデGG農園の成功により、現在ではコーヒー、すなわち「緑色の金(Green Gold)」の栽培地としても有名になっています。

こうした素晴らしい取り組みが可能になり、僕たちがそれを知ることができるのも、透明性のある取引が可能なスペシャルティコーヒーならでは。
もちろんコーヒーの品質も大切ですが、こうした取り組みを行っている農園の豆はついつい贔屓して買ってしまいます。

今回ご用意したコーヒーのうち、ハニープロセスのロットは少量ながらオンラインストアでも近日発売予定なので、気に入っていただいた方はぜひチェックしてみてください!

それでは良いコーヒーライフを!

次回発送予定

BEANS DELIVERY SERVICE 次回発送→ 3月11日(予定)

コーヒー豆販売ページはこちら
→ http://os.thecoffeeshop.jp/fs/thecoffeeshop/c/beans

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