感謝の意を込めて!ゲイシャをお届け!BDS MAGAZINE vol.143(コーヒー定期便)

2019.11.13


多種多様なコーヒーの違いとその個性、そしてなによりそのコーヒーの美味しさに夢中になれる、そんなコーヒー体験をお届けする THE COFFEESHOP BDS MAGAZINE。2019年11月13日出荷の2種類のコーヒーについてお知らせいたします!

目次

  • ごあいさつ
  • 11月13日発送のコーヒー紹介
  • EliteCoffeeProjectとは?

ごあいさつ

こんにちは!
11月13日発送のBEANS DELIVERY SERVICE MAGAZINEです!

去る11月8日、焙煎所である富ヶ谷ROAST WORKSが6周年を迎えました!!

日頃のご愛顧に感謝して、今回お届けのBDSはスペシャルな内容となっていますので、どうぞお楽しみに!

それでは、BDS MAGAZINE 11月13日号、スタートです!

11月13日発送のコーヒー紹介

それでは今回発送のコーヒーのご紹介です!

【コスタリカ/50lbs.ECP ラ・リア・ゲイシャ・ホワイトハニー CostaRica/50lbs.ECP La Lia Geisha WH】

まずは、ROAST WORKS 6周年のお祝い!
トップオブトップ、ゲイシャ種ロットのお届けです!

ラ・リア・マイクロミルは、オーナーのルイスさんと弟のオスカーさんで経営する家族経営のマイクロミルです。

同マイクロミルは、コスタリカの優良コーヒー生産地であるタラス地域に複数の農園を所持しています。

モンヘ一家は、元オーナーの祖母の代からコーヒーを作っていましたが、以前はメガミルと呼ばれる大規模生産処理場にチェリーを持ち込み、買い取ってもらっていました。

しかしルイスさんは、このやり方では品質を向上させることは難しく、またその収入で家族を養い、子どもたちを学校に通わせることも難しいと考えていました。

そこでアメリカに出稼ぎに行き、2007年に自分たちで栽培したコーヒーチェリーを自分たちで生産処理するために、マイクロミルを設立しました。

ルイスさんが自分のマイクロミルを立ち上げたことで初めて、そのコーヒーがラ・リア・マイクロミルのロット、つまりルイスさんが作ったコーヒーであると追跡することが可能になりました。

ルイスさんは、「品質を保つために毎年やることは同じかもしれないが、開花のタイミングが違えばすべての生産過程が変わってくるので、結果、毎年少しずつ違うことを行っていると思う。」と話します。

彼は豊かな経験と高い技術と知識、そして何より努力と情熱によって安定的に高品質なコーヒーを生産する数少ない生産者のひとりです。

複数回に渡り、コスタリカ・COEでも上位入賞経験があります。

同マイクロミルでは、品種と農園のマッチング、独自の施肥プログラムの構築、生産処理の追求など、品質の向上のために歩みを止めることなく努力を続け、常に進化を続けています。

久々ゲイシャ種のお届けで、このような素晴らしいコーヒーをご紹介できることを誇りに思います。

フレーバー自体はそこまで派手さがあるわけではありませんが、丁寧なハニープロセスらしい芳醇な甘さが特徴的です。温度帯の変化とともに感じられる甘さが変化し、フルーツや蜂蜜など様々な印象を受け取ることができます。

世界トップクラスの貴重なロットです。ぜひ大切にお召し上がりください!

【生産者】ルイス・アルベルト・モンヘ・ウレニャ / オスカー・アドルフォ・モンヘ・ウレニャ
【農園】ピエサン
【農園地域】タラス、レオン・コルテス、サンタ・ローサ
【生産処理場地域】タラス、サン・ロレンソ
【生産処理場】ラ・リア
【標高】1,900m
【品種】ゲイシャ
【生産処理】ホワイトハニー/アフリカンベッドで乾燥

【ローストワークス6th アニバーサリーミックス ROAST WORKS 6th Anniversary Mix】

続いてもお祝いにふさわしい、華やかで明るいブレンドです!

ブレンドコンセプトは、【お祝いの場で飲みたい華やかなコーヒー】。

メインに使用したのは、2019年のペルーCOEで16位に入賞した、「ペルー/ラヨ・デル・ソル」です。

陽光の名を持つこのコーヒーは、チェリーやレッドアップル、オレンジなど、クリーンで瑞々しい果実味を感じることができます。

こちらのオリジンを、日頃の感謝を込めて贅沢に50%以上使用しました!

そこに、同じく明るいフレーバーが印象的な「エチオピア/コンガ ウォッシュド」を加え、華やかなミックス全体のベースを構築。

その上に、特徴的な甘さのある「インド/カラディカン」とバランスの良い「ブラジル/カクェンジ」で
質感とアフターの甘さを加え、全体的にまとまりのあるミックスに仕上げました。

コンプレックスで様々な果実のフレーバーや甘さを感じる今年の「Anniversary Mix」。

ここまでお店を続けてこられたのも、いつも定期便やオンラインショップ、店舗をご利用くださる皆様のおかげです。本当にありがとうございます。

7年目のROAST WORKS、そして9年目のTHE COFFEESHOPをどうぞよろしくお願い致します!

【ブレンド内容】
ペルー/COE2018#16 ラヨ・デル・ソル
インド/カラディカン
ブラジル/カクェンジ
エチオピア/コンガ

Elite Coffee Projectとは?

今回、BDS会員の皆様にお届けしている【コスタリカ/50lbs.ECP ラ・リア・ゲイシャ・ホワイトハニー】。

世界でもトップクラスの品質を誇り、華やかな香りと甘さが印象的なコーヒーです。

非常に長い名前がついているこのコーヒーですが、オリジン名の「50lbs.ECP」とは「50lbs. Elite Coffee Project」(フィフティ・パウンズ・エリートコーヒー・プロジェクト)という規格を表しています。

50lbs.ECPは、2016年よりコスタリカで始まったプロジェクトです。

このプロジェクトでは、エクスクルーシブコーヒーの3名のカッパー(品質管理者)が88点以上のスコアを付け、かつ完全にトレーサビリティが分かるもののみが、50パウンズ・エリート・コーヒーとして認められます。

通常、コーヒー取引の単位は1俵(約60〜70kg)とされているコーヒー業界の中で、品質のために50パウンズ(約22.6kg)という大変少量で管理、取引され、かつ真空パッケージで慎重に取り扱われます。

最高品質の品種から、様々な生産処理方法を試行錯誤し、コスタリカ産のコーヒーで表現できるフレーバープロファイルの幅を広げ、明確でユニークなフレーバーを追及しています。

そして、いつ、どこの区画の、どの品種を、どのように生産処理、乾燥させたのか、最大限のトレーサビリティを実現させ、管理することで、継続的な栽培、生産方法の改善、品質の追求を行うことを目的としたプロジェクトです。

これだけの品質管理が徹底されたロット、その風味もさることながら、当然価格も可愛くはありません。

仕入れ・売価ともに高価になってしまうため、なかなか頻繁には取り扱いできませんが、今後また何かの機会にご紹介できればと思っています。

普段なかなかお目にかかれないコーヒーです。ぜひ大切に味わっていただき、よろしければメールやSNS等で感想もお待ちしております!

それではよいコーヒーライフを!

コーヒー豆販売ページはこちら
→ http://os.thecoffeeshop.jp/fs/thecoffeeshop/c/beans

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