2019.03.13

BDS MAGAZINE|2019年3月13日

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多種多様なコーヒーの違いとその個性、そしてなによりそのコーヒーの美味しさに夢中になれる、そんなコーヒー体験をお届けする THE COFFEESHOP BDS MAGAZINE。2019年3月13日出荷の2種類のコーヒーについてお知らせいたします!

目次

  • ごあいさつ
  • 3月13日発送のコーヒー紹介
  • コーヒー業界の抱える”2050年問題”とは
  • 次回BDS発送予定

ごあいさつ

こんにちは!3月13日発送のBEANS DELIVERY SERVICE MAGAZINEです!

季節はすっかり春ですね!
新生活への準備で慌ただしい日々を送っている方もいらっしゃるのではないでしょうか?

忙しい毎日のなかでもコーヒーを淹れてゆっくりする時間も大切にしたいものですね。

それではBDS MAGAZINE 3月13日号、スタートです!

3月13日発送のコーヒー紹介

それでは今回発送のコーヒーのご紹介です!

【さくらミックス2019 SAKURA MIX 2019】

爽やかな春の訪れを感じさせる春期限定ミックス。2019年バージョンもいい出来になりました!

ブレンドコンセプトは、『春の訪れを感じさせる、華やかで明るいブレンド』。

ベースにしたのは「エチオピア/ケバド・ウオッシュド」。シトラス系の華やかで明るい酸味があり、爽やかな春のイメージにぴったりなこのオリジンを、ミックスのベースとして50%以上使用しました。

そこに、「ホンジュラス/デュラスノ」を加えました。このオリジンはチョコレートやブラウンシュガーのようなふくよかな甘さをもっています。ブレンド全体の甘さの印象に奥行きを与え、温度帯によってフルーツ感からチョコレート感へと変化していく甘さをもたらします。

そこに、「ブラジル/セーハ・ダス・トレス・バハス」を加えました。配合比としてはわずかながら、このオリジンが入るかどうかで、ミックス全体のバランスが大きく変わってきます。すっきりとした印象ながらも物足りなくない、いつまでも飲み飽きないミックスが完成しました。

温度が高いときにはスイートレモンやオレンジなどの柑橘系の印象があり、冷めるとともにチョコレートやブラウンシュガーなどの甘さが楽しめます。

毎年大好評の「さくらミックス」。さくらの咲くこの季節に、ぜひお試しください!

【ブレンド使用豆】

※季節によって旬の豆を使うため変更になる場合がございます。

エチオピア/シダモ・ケバド
ホンジュラス/デュラスノ
ブラジル/セーハ・ダス・トレス・バハス

【ホンジュラス / デュラスノ Honduras / Durazno】

続いては、中米ホンジュラスより、とっても甘いオリジンのご紹介です!

エル・デュラスノ農園は、ホンジュラスの首都テグシカルパから、グアテマラとの国境に向かって北西に約100kmの辺りに位置するインディブカ県サンファン地区にあります。

農園主のレイナさんは、2001年頃はご主人から農園の一部を借りて栽培をしていましたが、その後ご主人から農園を購入し、現在は自分の農園としてコーヒーを栽培しています。

レイナさんは、5人の子供を育てながら、実業家として農園の運営し、毎年安定して高品質なコーヒーを生産しており、国際品評会「カップ・オブ・エクセレンス」にも入賞したことがあります。

収穫の際は、ピッカーと呼ばれるコーヒーチェリーを収穫する人たちに、赤く熟した実だけをとり、木を傷つけないよう指導し、農園で収穫されたコーヒーチェリーは、すぐにレイナさんのご自宅から1kmほど離れたところにある生産処理場で水洗処理し、自宅前のパティオで乾燥させます。

このようにレイナさんは栽培から生産処理まで徹底して丁寧に行なっています。

今回のこのオリジンは、なによりその甘さに驚きました。

温度が高いうちは、チョコレートのような甘さを感じ、温度帯が下がるに連れて、ブラウンシュガーや糖蜜など、様々な甘さの表情を見せます。

心地良く長く続くリッチな甘さを、ぜひお楽しみください!

コーヒー業界の抱える”2050年問題”とは

みなさんは、コーヒー業界の抱える”2050年問題”という言葉を聞いたことがありますか?

コーヒーを愛するみなさんは、毎日何杯もコーヒーを飲む、という方もいらっしゃるかもしれませんが、2050年を迎えるころには、たった1杯のコーヒーが、簡単には手に入らなくなるかもしれません。

みなさんご存知の通り、現在地球上では温暖化と気候変動が深刻なペースで進んでいるとされています。

World Coffee Research(WCR)の調査によると、このまま温暖化が進むと2050年にはアラビカ種の栽培に適した地域が、現在の50%にまで減少すると言われています。

世界最大の生産国(2017年)であるブラジルに至っては、アラビカ種の栽培に適した地域が現在の3~4割程度になってしまうという予測がなされています。

気温や降水量の変化による病害と虫害の蔓延。それに伴う収量の減少と品質の低下。それらは生産者の収入にも影響するため、離農する生産者が増える恐れもあります。

この問題に対し、主にWCRが主導となりさまざまなアプローチが行われています。その一つが、気候変動に強い品種の開発です。

これまでコーヒーの品種改良は、基本的には特徴的で優れた風味を生み出すことが目的でした。現在WCRを中心に、機構変動や病気・虫害に強いことを主目的とされた品種改良が行われています。

また、農園に対し、それまで伝統的に育てられてきた品種にこだわるのではなく、その地域に合った品種を提案するという取り組みもなされています。

生産者同士での繋がり、ましてや国を超えての交流をもつことは現実的に難しいですが、WCRのような機関が間に入ることによって共通の課題の解決を目指しています。

スペシャルティコーヒーの定義は、一般的に「品質の高さ」と「トレーサビリティ」とされていますが、そこに「サステイナビリティ」というキーワードが必要な段階に入っているのではないかと思います。

コーヒーが直面している問題と、それを解決する取り組みについて正しい知識を身につけ、そうした取り組みを行っている農園や生産者から豆を購入することは、私たちの愛する1杯のコーヒーを守るために
必要なことです。

THE COFFEESHOPでも、2050年問題に向けて常に情報を集めて、向き合っていきたいと思います。

これから先も素晴らしいコーヒーを楽しめるよう、ひとりひとりが考えていきたいものですね!

合わせて読みたい
→ アジアのスペシャルティコーヒー産地事情|坂ノ途中様インタビュー

次回BDS発送予定

それではみなさま、良いコーヒーライフを!

次回BEANS DELIVERY SERVICEの発送は、2019年3月27日(水)を予定しています。

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