2023年5月24日発送のコーヒー定期便はルワンダとエルサルバドル!BDS MAGAZINE vol.228

2023.05.24


多種多様なコーヒーの違いとその個性、そしてなによりそのコーヒーの美味しさに夢中になれる、そんなコーヒー体験を毎月お届けする、コーヒー豆の定期便”Beans Delivery Service“(BDS)。

5月24日発送の2種類のコーヒーについてお知らせいたします!

2023年5月24日発送のコーヒー定期便はルワンダとエルサルバドル!BDS MAGAZINE vol.228

ごあいさつ

こんにちは!
2023年5月24日発送のBEANS DELIVERY SERVICE MAGAZINEです!

渋谷区富ヶ谷にある焙煎所・ROAST WORKSですが、連日水道や電気の工事が入っており、近隣の皆様にはご迷惑をおかけしております。
実は10年目の今年、満を持してメニューを一新するための準備をしている真っ最中。
皆様に正式にお披露目できるのは夏〜秋にかけてになると思いますが、より魅力を感じてもらえるような準備をしておりますので、どうぞ楽しみにお待ちくださいね!

それでは、BDS MAGAZINE5月24日号、スタートです!

5月24日発送のコーヒー①Rwanda/Dukunde Kawa Nkara Lot 3003(ルワンダ/デュクンデカワ・ンカラ・ロット3003)

Dukund Kawa Musasa(ドゥクンデカワ・ムササ)協同組合は2000年創立、場所はルワンダ北部Gakenke(ガケンケ)地区で、その使命は高品質のコーヒー豆の生産、精製と国際市場への販売を通し、地域農民の健康で幸福な生活実現のサポートをすることです。
コーヒー精製能力向上を図り、高品質で風味の優れた製品を供給するために、ドゥクンデカワ協同組合3基目のCWSとして、2008年ンカラCWSが操業開始しました。

コーヒーチェリーは27.63ヘクタールの農園で生産され、FT(フェアートレード)、RA(レインフォリスト・アライアンスISO/IEC 17065基準)、UTZ(世界最大の持続可能プログラム・コーヒー生産・本部オランダ)等の認証を取得しています。

5月24日発送のコーヒー①Rwanda/Dukunde Kawa Nkara Lot 3003(ルワンダ/デュクンデカワ・ンカラ・ロット3003)

5月24日発送のコーヒー①Rwanda/Dukunde Kawa Nkara Lot 3003(ルワンダ/デュクンデカワ・ンカラ・ロット3003)

豆はロングテーブルで選別された後、比重選別され、それからパルパーにかけて外皮が除去され、機械の比重選別、洗浄工程等を経てより優れた豆を選別し、18時間の乾燥発酵を経てアフリカンベッドで太陽の下、約12度の湿度を保てるよう乾燥され、高品質の美味しい豆が生産されています。そして、ルリにある同組合のドライミルで精製後、海外に向け出荷されます。

チェリーの収穫は3月〜10月、精製は4月〜10月。土壌は肥沃なローム層、温度は約17〜8度Cで安定しています。年間平均降雨量は約1,200〜1,300mm。
コーヒーの木は約2.2mの間隔で植えられ、1ヘクタールあたり約2,500本が栽培されています。1農家あたりでは平均約250本の木を栽培しています。

5月24日発送のコーヒー①Rwanda/Dukunde Kawa Nkara Lot 3003(ルワンダ/デュクンデカワ・ンカラ・ロット3003)

ンカラ地区は指が絡むような丘に挟まれた、年間を通して涼しい気候に位置していて、ユニークな味わいの実の詰まったフルーティーな豆を生産するのに適しています。
ドゥクンデカワ協同組合は、フェアートレードを通して、農家に高水準の生活をもたらし、持続可能なコーヒー産業の実現に貢献をしています。

【CWS】ドゥクンデカワ・ムササ協同組合ンカラ
【生産者】地域の小規模生産者
【地域】北部県ガケンケ
【標高】1,800〜2,100m
【品種】ブルボン
【生産処理】フリーウォッシュド

5月24日発送のコーヒー②El Salvador/Los Pozitos Natural(エルサルバドル/ロス・ポシートス・ナチュラル)

農園主のイグナシオ・グティエレス氏(ニックネームはナチョ)は2005 年よりコーヒー生産を開始。現在、ロス・ポシートス、ロクサニータ、サンニコラスという3つの農園を運営しています。

5月24日発送のコーヒー②El Salvador/Los Pozitos Natural(エルサルバドル/ロス・ポシートス・ナチュラル)

農園はエルサルバドル北部のチャラテナンゴに位置し、標高は1,600 ~1,700m。品種はパカス、パカマラ、ゲシャ、SL28が植えられています。
ナチョは家族と従業員と一緒に農場を運営しており、ウォッシュト、ハニー、ナチュラルのコーヒーを生産しています。

5月24日発送のコーヒー②El Salvador/Los Pozitos Natural(エルサルバドル/ロス・ポシートス・ナチュラル)

彼の農園は2011年、2013年、2015年にカップオブエクセレンスで1位を獲得するなど、素晴らしい品質のコーヒーする生産者として知られています。

今回のロットは、2015年にCOE優勝を果たしたロス・ポシートス農園で栽培された、パカス種のナチュラルプロセス。このパカスというコーヒーは、エルサルバドルで発見されたブルボン種系の変異種で、甘くフルーティなフレーバーが特徴的な、ポテンシャルの高い品種です。

エルサルバドルといえばフルーティな大粒品種・パカマラ種が有名ですが、名前の通りこのパカス種がパカマラ種の親に当たります。2015年にCOE優勝を果たした際のロットはパカマラ種のハニープロセスでしたが、今回のパカス種のナチュラルプロセスも、まさしくエルサルバドルを象徴するようなコーヒーと言えます。

5月24日発送のコーヒー②El Salvador/Los Pozitos Natural(エルサルバドル/ロス・ポシートス・ナチュラル)

今回定期便でお届けするにあたっては、特徴的な甘さを引き出すように中煎りで仕上げました。グレープのような酸味と複雑な甘さが相まって、まるでグレープ味のガムのような印象を持ちました。これからの季節、ホットでもアイスでも甘さを楽しんでいただけるバランスの良さもあり、パカス種の美味しさを存分に感じていただけるコーヒーに仕上がっています。

【農園】ロス・ポシートス
【生産責任者】イグナシオ・グティエレス(ナチョ)
【地域】ラ・パルマ、サン・イグナシオ、チャラテナンゴ
【標高】1,650m
【品種】パカス
【生産処理】ナチュラル

暑い季節におすすめなアイスコーヒーの淹れ方3選!

5月も下旬に差し掛かった今日このごろ、東京は夏日にかかる日も多くなってきました。これから6月、梅雨の季節に入ると、さらに蒸し暑い毎日がやってきます。
そんな時期にはやっぱり氷たっぷりのアイスコーヒーが飲みたいですよね。冬に飲むホットコーヒーとはまた一味違った味わいを楽しめます。
そこで、今日のBDSマガジンでは、来たるアイスコーヒーシーズン本番に向けて、おすすめの淹れ方3選をご紹介したいと思います!

その1、急冷式アイスコーヒー

“急冷式”とは、あらかじめサーバーなどに氷を入れておき、そこに向かってコーヒーを抽出、氷を溶かすように急冷してアイスコーヒーを作る方法。コーヒー豆を多めに使って濃いコーヒーを抽出し、氷を溶かすことでちょうど良い濃度に調整するレシピになります。

コーヒー豆:27g (中細挽き〜中挽き程度)
お湯:200g 90℃前後(焙煎度合いによって調節)
氷:150〜200gくらい

0’00″〜0’45″ 40gのお湯を注いで蒸らす
0’45″〜0’55″ 40gのお湯を注ぐ(合計80g)
1’05″〜1’15″ 40gのお湯を注ぐ(合計120g)
1’25″〜1’35″ 40gのお湯を注ぐ(合計160g)
1’45″〜1’55″ 40gのお湯を注ぐ(合計200g)
お湯が落ち切ったらスプーンなどで氷を溶かすようにかき混ぜ、急冷する

急冷式で淹れたアイスコーヒーの特徴は、酸味や苦味がダイレクトに感じられること。キリッとした酸味・苦味が味わえるので、気分を切り替えたりリフレッシュしたいときにおすすめな抽出方法です。

その2、水出しアイスコーヒー

“水出し”とはその名の通り、水を使って時間をかけてゆっくりとコーヒーを抽出する方法。お湯を使って淹れるコーヒーに比べて、すっきりとした飲み口で爽やかなアイスコーヒーを淹れることができます。

現在BDSでは、お値段そのままに水出しコーヒーパックにコーヒー粉を入れた状態でコーヒーをお届けできるキャンペーンを実施中です。暑い時期にはお湯を沸かすのも面倒…という方は、一度水出しで作るアイスコーヒーをお試しになってみてはいかがでしょうか?
COLD BREW(水出しコーヒー)お届けタイプ変更キャンペーン ≫

コーヒー豆:50g(水出しパック1個)
水:700g
つけ込み時間:常温で8〜10時間、冷蔵で10〜12時間

おすすめは常温でのつけ込み。コーヒー豆のもつ甘さや質感をよりしっかり取り出すことができ、豆ごとの個性も感じられる水出しに仕上がります。もちろん冷蔵でも、よりすっきりと美味しく作れますので、お好みに合わせて試してみてくださいね!

その3、氷冷式アイスコーヒー

この”氷冷式”という淹れ方は、そのまま”氷を使って冷やす”という意味なのですが、”急冷式”とはまた違った抽出方法。普通にホットと同じように抽出したコーヒーを、サーバーごと氷水につけて冷やす、というやり方です。ホットコーヒーの液体を濃度そのままに氷を使って冷やすので、普段通りの抽出レシピでアイスコーヒーを作ることができます。

ポイントは、抽出したホットコーヒーをできるだけ短い時間で冷やすこと。
冷却にかかる時間が短ければ短いほど、豆本来の美味しさを活かしたアイスコーヒーを作ることができます。そのためには、氷水を入れたボウルなどにサーバーごと漬けて、一気に撹拌して冷やすのが一番なんですね。

抽出したコーヒーの味わいは、急冷式と水出しのちょうど中間のような、バランスのよい味わい。ある意味コーヒーのポテンシャルを最大限活かしたアイスコーヒーと言えますが、氷を大量に使う必要があったり、急冷にやや手間がかかるので、大変さもひとしおかもしれません。
ここぞというときのアイスコーヒーには、この方法がいいかもしれませんね。
(ちなみに”氷冷式”という名前は、ロースターの萩原が勝手につけた呼称ですので、検索しても出て来ません。笑)

同じアイスコーヒーと言っても、淹れ方によって味わいは大きく変わります。ぜひ色々な淹れ方を試してみて、自分に合ったお気に入りのアイスコーヒーを見つけてみてくださいね!
今回ご紹介した3つの淹れ方については、後日YouTubeでも解説する予定。そちらもぜひ楽しみにお待ちください!

それでは良いコーヒーライフを!

次回発送予定

BEANS DELIVERY SERVICE 次回発送→ 6月14日(水)予定

毎月お届け!とっても便利で美味しいスペシャルティコーヒーをお届けする、コーヒー豆の定期便。
THE COFFEESHOPが直接買い付けた日本初上陸のコーヒー豆など、よりマニアックな内容を楽しむことができますよ♪

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