2023年4月26日発送のコーヒー定期便はケニアとブラジル!BDS MAGAZINE vol.226

2023.04.26


多種多様なコーヒーの違いとその個性、そしてなによりそのコーヒーの美味しさに夢中になれる、そんなコーヒー体験を毎月お届けする、コーヒー豆の定期便”Beans Delivery Service“(BDS)。

4月26日発送の2種類のコーヒーについてお知らせいたします!

2023年4月26日発送のコーヒー定期便はケニアとブラジル!BDS MAGAZINE vol.226

ごあいさつ

こんにちは!
2023年4月26日発送のBEANS DELIVERY SERVICE MAGAZINEです!

ちらほらと夏日に届く日も出てきましたが、まだまだ日が暮れるとグッと冷え込む日も多く、まさに季節の変わり目という気候ですね。
花粉こそ落ち着いてきましたが、身の回りでは体調を崩している人も。
乱高下する気温にしっかり対応して、楽しみなGWに臨みましょう!

それでは、BDS MAGAZINE4月26日号、スタートです!

4月26日発送のコーヒー①Kenya/Gatomboya(ケニア/ガトンボヤ)

ガトンボヤ・ファクトリーでは、持ち込まれたコーヒーチェリーを果肉除去し、発酵、天日乾燥までの生産工程を行っています。

4月26日発送のコーヒー①Kenya/Gatomboya(ケニア/ガトンボヤ)

ガトンボヤ・ファクトリーは1987年にマシラ生産者組合のもと設立されたファクトリーで、1996年よりバリチュ生産者組合の傘下に属しています。
バリチュ生産者組合は約4,000の小規模生産者からなっており、ガトンボヤの他に、カラティナ、カリンドゥンドゥ、ガトゥリリの4つのファクトリーを有しています。
生産者への支援を積極的に行っており、学費や農産物への投資、その他緊急時に必要となる資金の農民へ援助を行っています。また、農業研修や施肥の支援を積極的に行ってきました。
こうしたフォローアップによって、毎年安定した収量と品質が維持されており、バリチュ生産者組合の各ファクトリーのコーヒーは、ニエリでも優れたファクトリーとして世界中で知られています。

ガトンボヤ・ファクトリーは、マシラ郡の1770m、カリンドゥンドゥ地区に位置しており、近隣の4つの村に暮らす約700名の生産者からチェリーが納品されています。
1農家あたりの平均生産量も約300本と十分な生産量があり、これは苗木も用意している同ファクトリーの取り組み故と言えます。

4月26日発送のコーヒー①Kenya/Gatomboya(ケニア/ガトンボヤ)

GATOMBOYAはケニアの言語キクユ(Kikuyu)語で「沼地」を意味します。
この地域は降雨量も1,500mmと周辺地域に比べ降雨に恵まれており、耕作などにも適した湿地であることから名付けられました。
気温は14度から25度ほどで、ケニア山に囲まれ火山性の土壌に恵まれています。
近隣を流れるキリグ川を水源とした豊富な水資源を有し、4つのパルパーと6つのソーキングプールと十分なキャパシティの下で、適切に生産処理・管理が行われ、素晴らしい品質のコーヒーを常に生産しています。

【生産者】バリチュ生産組合
【精製所】ガトンボヤ・ファクトリー
【地域】ニエリ地方
【標高】1,700〜1,750m
【品種】SL28、SL34
【生産処理】ウォッシュド

4月26日発送のコーヒー②Brazil/Nossa Senhora(ブラジル/ノッサ・セニョーラ)

肥沃な土壌と豊富な雨量により高品質コーヒーの伝統産地となっているアルタ・モジアナ地区。
コカピル農協は、その中でもひときわ標高の高いイビラシ地域で生産されるコーヒーを取り扱っています。

4月26日発送のコーヒー②Brazil/Nossa Senhora(ブラジル/ノッサ・セニョーラ)

今回お届けのノッサ・セニョーラ・ダス・グラサス農園は、高い標高に加え、谷の中腹に位置することから風の通り道となっており、同地域の他の農園よりも気温が低く、じっくりと果実が成熟します。
これによって豊かな酸味とダークチョコレートのような甘味を持つことが特徴です。

4月26日発送のコーヒー②Brazil/Nossa Senhora(ブラジル/ノッサ・セニョーラ)

今回ご紹介するロットは、チェリーに果肉がついたまま乾燥させるナチュラルプロセスの中でも、Vulcano(ポルトガル語で火山の意)といわれる特殊な乾燥方法を取っています。
チェリーを山の形に積み重ね、1ヶ月弱かけてゆっくりと乾燥をさせることで、特徴的な強いボディ感と濃厚な味わいが形成されています。

定期便では久々のお届けとなる深煎りのシングルオリジンです。前述の通り、特殊な精製方法をとっているため、深煎りにしてもなお、芳醇な香りとジューシーさのある酸味を感じることができます。
また、同時に深煎りらしい落ち着きと甘さもあり、奥行きのある味わいです。

すこしずつ気温が上がってきましたが、まだまだ雨が降ったりすると涼しい日もちらほら。そんな日にたっぷりとマグカップに淹れて、ゆっくり時間をかけていただきたいコーヒーに仕上がっていると思います。

【生産者】モラエス氏
【農園】ノッサ・セニョーラ・ダス・グラサス農園
【地域】ミナスジェライス州南西部、アルタ・モジアナ、イビラシ地域
【標高】1,260m
【品種】カトゥアイ、2SL
【生産処理】ナチュラル(Vulcano)

【焙煎士×生豆】CROWD ROASTERに参加中!

皆さんは”CROWD ROASTER”というサービスをご存知でしょうか?
2021年にリリースされ、昨年のSCAJでは非常に立派なブースを構えられていたので、既にご存知の方、またご利用されている方も多いかもしれませんね。

CROWD ROASTERは端的に言えばコーヒー豆を注文できるサービスなのですが、その注文方法が少し変わっていて、”生豆”と”ロースター”の組み合わせでコーヒーを発注する、という仕様になっています。

CROWD ROASTER(クラウドロースター)

CROWD ROASTER(クラウドロースター) ≫

CROWD ROASTERのアプリを開くと、何種類かの生豆が登録されていて、それを”誰が焙煎するか”という単位で、『ローストイベント』というものがいくつか立ち上がっています。

それぞれのローストイベントには、生豆の情報はもちろん、焙煎士ごとに、どのような仕上がりを目指して焼くのか、その生豆のどんな特徴を引き出したいのか、などが書かれていて、ユーザーはクラウドファンディングのような形で各ローストイベントに参加します。
ローストイベントごとに焙煎開始量が決まっていて、焙煎依頼がそこまで溜まった時点でイベント達成、焙煎が行われてコーヒー豆が届く、という流れになります。

CROWD ROASTER(クラウドロースター)

実はTHE COFFEESHOPロースターの萩原、昨年11月からこのCROWD ROASTERに参加させていただいております。
きっかけは去年のSCAJ、THE COFFEESHOPがブースを出展していたまさに目の前にCROWD ROASTERのブースがあり、そこでご挨拶させていただいたところから、あれよあれよという間に参加させていただくことになりました。

CROWD ROASTERの面白いところは、やはり焙煎という工程に注目して、焙煎士ごとの考え方やアプローチの違いを楽しむ、というところにあると思います。
同じ生豆であっても、焙煎度合いやアプローチ、使用する焙煎機などによっても風味はがらっと変わるもの。
そのことはコーヒー好きならばなんとなく知っていても、実際に同じ生豆を別の焙煎士が焼いたものを飲み比べる機会はなかなかなかったはずです。
CROWD ROASTERではそうした楽しみ方を体験できるので、よりマニアックなコーヒーラバーにはきっと面白がってもらえるサービスになっていると思います。

パナマ・ハートマン農園で栽培されたエチオピア原種・ハニープロセス

このマガジンを書いている4月25日現在、まさに1件のローストイベントを募集している真っ最中。
ユーザーさんからのリクエストにお応えして、パナマ・ハートマン農園で栽培されたエチオピア原種・ハニープロセスという、これまたなんともマニアックな生豆を焙煎します。
THE COFFEESHOPらしい甘くて毎日飲みたくなるような焙煎を心がけますので、気になる方はぜひチェックしてみてください!

ローストイベントのURLはこちら ≫

それでは良いコーヒーライフを!

次回発送予定

BEANS DELIVERY SERVICE 次回発送→ 5月10日(水)予定

毎月お届け!とっても便利で美味しいスペシャルティコーヒーをお届けする、コーヒー豆の定期便。
THE COFFEESHOPが直接買い付けた日本初上陸のコーヒー豆など、よりマニアックな内容を楽しむことができますよ♪

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